河和駅

愛知県知多郡美浜町にある名古屋鉄道の駅

河和駅(こうわえき)は、愛知県知多郡美浜町河和にある名古屋鉄道河和線。駅番号はKC19。河和線の終着駅であり、美浜町を代表する駅でもある。

河和駅
外観
こうわ
KŌWA
KC18 河和口 (3.0 km)
地図
所在地 愛知県知多郡美浜町河和北田面5-1
北緯34度46分41秒 東経136度54分43秒 / 北緯34.77806度 東経136.91194度 / 34.77806; 136.91194座標: 北緯34度46分41秒 東経136度54分43秒 / 北緯34.77806度 東経136.91194度 / 34.77806; 136.91194
駅番号 KC  19 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 河和線
キロ程 28.8 km(太田川起点)
駅構造 地上駅
ホーム 頭端式 2面4線
乗降人員
-統計年度-
3,113人/日
-2020年-
開業年月日 1935年昭和10年)8月1日
備考 特殊勤務駅(駅集中管理システム導入駅)
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歴史

駅構造

櫛形プラットホーム2面4線の地上駅駅長は配置されない有人駅(特殊勤務駅)で、知多半田駅が当駅を管理する[6]。窓口営業時間は平日が7:30 - 10:30、土休日が8:00 - 12:00と13:00 - 18:00である[5]。2023年(令和5年)9月29日までは終日駅員が勤務していた[5]。名古屋寄りに引上線が1本(3番線から分岐器なしで延びている)ある。河和線は河和口駅 - 当駅間に限り単線である。2番線が本線(分岐器なし)である。

車椅子対応多機能トイレあり。自動改札機の前と各ホームにLED式列車案内(3段表示)が設置されている。

のりば
番線 路線 行先
1 - 4 KC 河和線 太田川金山名鉄名古屋方面[7]

配線図

河和口駅 - 河和駅 構内配線略図



太田川・
名古屋方面
 
凡例
出典:[8]


利用状況

  • 「移動等円滑化取組報告書」によれば、2020年度の1日平均乗降人員は3,113人である[9]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は4,744人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中88位、河和線・知多新線(24駅)中10位であった[10]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は6,144人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中69位、河和線・知多新線(26駅)中7位であった[11]
  • 「知多半島の統計」によると、当駅の各年度の1日平均乗車人員は以下の通りである[12]
年度 1日平均
乗車人員
2010年(平成22年) 2,350
2011年(平成23年) 2,308
2012年(平成24年) 2,285
2013年(平成25年) 2,365
2014年(平成26年) 2,259
2015年(平成27年) 2,292
2016年(平成28年) 2,280
2017年(平成29年) 2,191
2018年(平成30年) 2,171
2019年(令和元年) 2,055

美浜町や南知多町(内海駅周辺の地域を除く)からの通勤・通学などでの利用者が多い。また篠島日間賀島方面に向かう高速船との乗換駅でもあり、名古屋方面から観光目的で訪れる乗客も多い。

駅周辺

主な施設

名所

  • 羽豆岬(後述のバスに乗車し、師崎港で下車)

バス路線

 
駅と河和港を結んでいた無料送迎バス(1999年)
  • 南知多町営バス「海っ子バス」(知多乗合の廃止代替路線)
    • 南知多・美浜環状線(右回り):師崎港 → 豊浜港・魚ひろば → 豊浜 → 南知多町役場前 → 山海 → 内海駅内海高校前 → 河和駅知多厚生病院 → 山田(南知多病院前)→ 大井 → 師崎港
    • 南知多・美浜環状線(左回り):師崎港 → 大井 → 山田(南知多病院前) → 知多厚生病院前 → 河和駅 → 内海高校前 → 内海駅 → 山海 → 南知多役場前 → 豊浜 → 豊浜港・魚ひろば → 師崎港
      • 朝夕運行便は一部区間の経路が異なる。
  • えびせんべいの里・まるは食堂旅館無料送迎バス
  • 美浜町営バス(巡回ミニバス「行ってきバス自然号」)
    • 河和駅前を一日数本発着しているほか、美浜町役場からも利用できる。美浜町内の駅や布土駅跡付近まで行くことができる。

隣の駅

名古屋鉄道
KC 河和線
特急快速急行急行準急・■普通(特急は知多武豊駅まで、快速急行・急行・準急は住吉町駅まで各駅に停車)
河和口駅 (KC18) - 河和駅 (KC19)
  • かつては河和口駅 - 当駅間に時志駅が存在した。

脚注

  1. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、340頁。 
  2. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1044頁。 
  3. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、570頁。 
  4. ^ 名古屋鉄道(編)「ニュース・スコープ」『れいめい』第694号、名古屋鉄道、2006年8月、13頁。 
  5. ^ a b c 一部の駅における窓口係員配置時間の変更について”. 名古屋鉄道 (2023年8月22日). 2023年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月29日閲覧。
  6. ^ 以前は駅長が配置されていたが、自駅のみ管理していた。
  7. ^ 河和(KC19)(こうわ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  8. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  9. ^ 令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  10. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  11. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  12. ^ 知多半島の統計 - 大府市

関連項目

外部リンク