法華寺 (大阪市東淀川区)

法華寺(ほっけじ)は、大阪府大阪市東淀川区柴島に位置する曹洞宗寺院である。山号は天平勝法山。本尊は釈迦如来

法華寺
所在地 大阪府大阪市東淀川区柴島2丁目12-28
山号 天平勝法山
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦如来
創建年 741年天平13年)
開基 聖武天皇
正式名 天平勝法山 法華寺
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歴史

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741年天平13年)に創建[1]聖武天皇の命により国分尼寺として創建され、尼僧10人が常住し「摂津法華滅罪之寺」と称したことから、摂津国分尼寺にあたるといわれている[2]

当初は広大な寺域を有し七堂伽藍・舎利塔なども構えていたが、その後は長期に渡り衰退し、1406年応永13年)に禅宗の寺として柴島浄水場付近に再建。1914年大正3年)に浄水場の拡張に伴い、当時のものと思われる礎石とともに現在地へ移転[2]

境内には鎌倉時代に建立された石造古五層塔があるほか、空海が爪で刻んだといわれる線彫りされた地蔵が安置されている[2]

交通

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脚注

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  1. ^ 1922年,大阪府全志発行所『大阪府全志』
  2. ^ a b c 常光寺”. 国土交通省. 2025年3月13日閲覧。

外部リンク

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