津具(つぐ)は、愛知県北設楽郡設楽町大字。旧北設楽郡津具村。郵便番号は441-2601[3](集配局:津具郵便局[5])。

津具
下津具の風景
下津具の風景
津具の位置(愛知県内)
津具
津具
津具の位置
北緯35度10分49.19秒 東経137度37分33.73秒 / 北緯35.1803306度 東経137.6260361度 / 35.1803306; 137.6260361
日本の旗 日本
都道府県 愛知県
北設楽郡
市町村 設楽町
面積
 • 合計 53.06007839 km2
人口
2015年(平成27年)10月1日現在)[2]
 • 合計 1,191人
 • 密度 22人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
441-2601[3]
市外局番 0536(設楽MA[4]
ナンバープレート 豊橋

地理 編集

 
津具川

設楽町北東部に位置する大字である。面積の9割が森林であり、愛知県と長野県の県境に接している。冬は降雪量が多く、気温が低い。

津具村では1971年(昭和46年)に津具高原トマトの産地化が開始された[6]。特産品としては乾燥椎茸トマトジュースなどがある。

「つぐ高原グリーンパーク」が、平成9年度手づくり郷土賞受賞

河川 編集

小字 編集

町内に221の小字が設置されているが、丁目は設定されていない。

  • 字足田古屋(あしたごや)
  • 字蟻越(ありこし)
  • 字飯篠島(いいしのじま)
  • 字井口坂(いぐちざか)
  • 字石神(いしがみ)
  • 字稲葉(いなば)
  • 字井ノ口(いのくち)
  • 字井ノ下(いのした)
  • 字疣石(いぼいし)
  • 字入ノ洞(いりのほら)
  • 字魚止(うおどめ)
  • 字牛ケ鼻(うしがはな)
  • 字後山(うしろやま)
  • 字裏山(うらやま)
  • 字永引(えいびき)
  • 字老平(おいだいら)
  • 字扇平(おうぎだいら)
  • 字大入坂(おおいりざか)
  • 字大入(おおいり)
  • 字大島(おおしま)
  • 字大畑(おおはた)
  • 字大離山(おおはなれやま)
  • 字大矢筈(おおやはず)
  • 字奥井口(おくいぐち)
  • 字奥大名地(おくだいみょうち)
  • 字奥伝(おくでん)
  • 字奥泥沢(おくどろさわ)
  • 字奥平山(おくひらやま)
  • 字落合(おちあい)
  • 字踊場(おどりば)
  • 字柿平(かきだいら)
  • 字柿ノ沢宇連(かきのさわうれ)
  • 字柿ノ本(かきのもと)
  • 字樫ノ入(かしのいり)
  • 字合羽貸(かっぱがし)
  • 字金山(かなやま)
  • 字鹿ノ子(かのこ)
  • 字釜石(かまいし)
  • 字上家裏(かみいえうら)
  • 字上井口(かみいぐち)
  • 字上今屋敷(かみいまやしき)
  • 字上大地畑(かみおおじばた)
  • 字上折元(かみおりもと)
  • 字上木地山(かみきじやま)
  • 字上下留(かみくだる)
  • 字上甚吾(かみじんご)
  • 字上中林(かみなかばやし)
  • 字上泙野(かみなぎの)
  • 字上古町(かみふるまち)
  • 字上町裏(かみまちうら)
  • 字上向山(かみむかいやま)
  • 字上森古屋(かみもりごや)
  • 字売沢(からさわ)
  • 字川原(かわら)
  • 字桔梗根(ききょうがね)
  • 字北大島(きたおおしま)
  • 字北向(きたむき)
  • 字木戸ケ洞(きどがほら)
  • 字行人原(ぎょうにんばら)
  • 字霧ケ久保(きりがくぼ)
  • 字切畑(きりばた)
  • 字熊井戸(くまいど)
  • 字鞍船(くらぶね)
  • 字郷路(ごうろう)
  • 字御器割(ごきわり)
  • 字小洞渕(こぼらぶち)
  • 字五六上(ごろかみ)
  • 字五六(ごろく)
  • 字笹形(ささがた)
  • 字笹原(ささはら)
  • 字三郎峠(さぶろうとうげ)
  • 字三七(さんしち)
  • 字三本木(さんぼんぎ)
  • 字塩田(しおた)
  • 字柴山新田(しばやましんでん)
  • 字清水島(しみずしま)
  • 字下家裏(しもいえうら)
  • 字下今屋敷(しもいまやしき)
  • 字下大地畑(しもおおじばた)
  • 字下折元(しもおりもと)
  • 字下川原(しもかわはら)
  • 字下木地山(しもきじやま)
  • 字下下留(しもくだる)
  • 字下古屋(しもごや)
  • 字下甚吾(しもじんご)
  • 字下中林(しもなかばやし)
  • 字下泙野(しもなぎの)
  • 字下古町(しもふるまち)
  • 字下町裏(しもまちうら)
  • 字下向山(しもむかいやま)
  • 字下森古屋(しももりごや)
  • 字白鳥(しろとり)
  • 字新田(しんでん)
  • 字新町(しんまち)
  • 字菅広(すがひろ)
  • 字寿計田(すけだ)
  • 字筋山(すじやま)
  • 字薄島(すすきじま)
  • 字簀ノ子(すのこ)
  • 字洲山(すやま)
  • 字勢切原(せいきりばら)
  • 字瀬沢(せさわ)
  • 字空古屋(そらごや)
  • 字高笹(たかざさ)
  • 字高山(たかやま)
  • 字滝ノ沢(たきのさわ)
  • 字滝本(たきのもと)
  • 字田中原(たなかはら)
  • 字団園畑(だんえんばた)
  • 字茶臼山(ちゃうすやま)
  • 字椿沢(つばきざわ)
  • 字寺ノ沢(てらのさわ)
  • 字寺屋敷(てらやしき)
  • 字天狗棚(てんぐだな)
  • 字通沢(とおりさわ)
  • 字杤木平(とちのきだいら)
  • 字独活洞(どっかつぼら)
  • 字殿屋敷(とのやしき)
  • 字泥沢(どろさわ)
  • 字中家裏(なかいえうら)
  • 字中下留(なかくだる)
  • 字中口(なかぐち)
  • 字中大名地(なかだいみょうじ)
  • 字中手向(なかてむき)
  • 字中野沢(なかのさわ)
  • 字長畑(ながはた)
  • 字中林(なかばやし)
  • 字中古町(なかふるまち)
  • 字中俣(なかまた)
  • 字中町裏(なかまちうら)
  • 字中山(なかやま)
  • 字名倉道(なぐらみち)
  • 字梨ケ岳(なしがたけ)
  • 字西大桑(にしおおくわ)
  • 字西大島(にしおおしま)
  • 字西高山(にしたかやま)
  • 字西溜渕(にしたまりぶち)
  • 字西段戸(にしだんど)
  • 字西寺屋敷(にしてらやしき)
  • 字西長手(にしながて)
  • 字西中林(にしなかばやし)
  • 字西ノ窪(にしのくぼ)
  • 字西半場(にしはんば)
  • 字西丸山(にしまるやま)
  • 字西見出(にしみだし)
  • 字西山ノ神(にしやまのかみ)
  • 字怒三堤(ぬさづつみ)
  • 字能知(のうち)
  • 字野向(のむかい)
  • 字羽織田(はおりだ)
  • 字萩垂(はぎたれ)
  • 字箱渕(はこぶち)
  • 字林ノ入道下(はやしのいりみちした)
  • 字林ノ入(はやしのいり)
  • 字林ノ上(はやしのかみ)
  • 字林道下(はやしみちした)
  • 字林(はやし)
  • 字原(はら)
  • 字半野木島(はんのきじま)
  • 字半ノ木(はんのき)
  • 字東大桑(ひがしおおくわ)
  • 字東滝ノ沢(ひがしたきのさわ)
  • 字東溜渕(ひがしたまりぶち)
  • 字東段戸(ひがしだんど)
  • 字東中川原(ひがしなかがはら)
  • 字東長手(ひがしながて)
  • 字東半場(ひがしはんば)
  • 字東山ノ神(ひがしやまのかみ)
  • 字東山(ひがしやま)
  • 字桧原山(ひばらやま)
  • 字平山(ひらやま)
  • 字富貴畑(ふきばた)
  • 字藤槇(ふじまき)
  • 字二ツ入(ふたついり)
  • 字蓋野島(ふたのしま)
  • 字麓道下(ふもとみちした)
  • 字麓(ふもと)
  • 字冬ケ洞(ふゆがほら)
  • 字古島田(ふるしまだ)
  • 字古高山(ふるたかやま)
  • 字文四切山(ぶんしきりやま)
  • 字本沢原(ほんさわばら)
  • 字本沢(ほんさわ)
  • 字本間(ほんま)
  • 字前井口(まえいぐち)
  • 字前老平(まえおいだいら)
  • 字前行人原(まえぎょうにんばら)
  • 字前大名地(まえだいみょうち)
  • 字前伝(まえでん)
  • 字真久(まきゅう)
  • 字孫六(まごろく)
  • 字町尻(まちじり)
  • 字松山口(まつやまぐち)
  • 字松山(まつやま)
  • 字馬渕(まぶち)
  • 字丸潰(まるつぶれ)
  • 字丸山(まるやま)
  • 字水無(みずなし)
  • 字水梨(みずなし)
  • 字見出原(みだしはら)
  • 字見出(みだし)
  • 字南老平(みなみおいだいら)
  • 字南大桑(みなみおおくわ)
  • 字南大島(みなみおおしま)
  • 字南溜渕(みなみたまりぶち)
  • 字南平野(みなみひらの)
  • 字宮畑(みやばた)
  • 字宮前(みやまえ)
  • 字向落瀬(むかいおちせ)
  • 字向洞(むかいぼら)
  • 字向居(むかい)
  • 字尤(もつとも)
  • 字元朱印(もとしゅいん)
  • 字桃窪(もものくぼ)
  • 字桃原(ももはら)
  • 字森下(もりした)
  • 字油戸(ゆど)
  • 字湯林(ゆばやし)
  • 字弓形(ゆみがた)
  • 字用留(ようどめ)
  • 字四日口(よっかぐち)

歴史 編集

北設楽郡津具村を前身とする。かつては津具金山(津具鉱山)があり、戦国時代には武田信玄が軍用金24万両分の金を得たという。1932年(昭和7年)には津具金山株式会社によって採掘が再開され、1957年(昭和32年)頃まで採掘が行われていた。

世帯数と人口 編集

2015年(平成27年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

大字 世帯数 人口
津具 497世帯 1,191人

人口の変遷 編集

国勢調査による人口の推移

2005年(平成17年) 1,474人 [7]
2010年(平成22年) 1,334人 [8]
2015年(平成27年) 1,191人 [2]

施設 編集

 
設楽町役場津具総合支所
 
津具村立津具小学校

交通 編集

バス
道路

祭事 編集

伝統的祭礼としては、夏には津具盆踊りが、冬には鬼舞で知られる花祭が行われる。

脚注 編集

  1. ^ 愛知県北設楽郡設楽町の字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年6月13日閲覧。
  2. ^ a b c 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年6月13日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月13日閲覧。
  5. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。
  6. ^ 津具高原トマトは1971年から 村松農園
  7. ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  8. ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。

外部リンク 編集