津山文化センター(つやまぶんかセンター)は、岡山県津山市山下にある多目的ホール

津山文化センター
Tsuyama Cultural Center
津山文化センター
地図
情報
正式名称 津山文化センター
完成 1965年12月25日
開館 1966年1月11日
客席数 1,003席
延床面積 5,618m²
設備 音響反射板
用途 コンサート、演劇
運営 公益財団法人津山文化振興財団
所在地 708-0022
岡山県津山市山下68番地
位置 北緯35度3分51秒 東経134度0分14秒 / 北緯35.06417度 東経134.00389度 / 35.06417; 134.00389
最寄駅 津山駅(徒歩15分)
最寄バス停 中鉄北部バス「文化センター北口」または「山下」(さんげ)下車
最寄IC 中国自動車道院庄IC
外部リンク 津山文化センター(津山文化振興財団)
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客席

概要 編集

津山市中心部にそびえる鶴山公園の北西に隣接する、同市を代表する本格的ホールである。建物は1965年に竣工されたモダニズム建築で、古来の社寺建築にみられる三層を支える斗栱(ときょう)構造が特徴である。1967年に第8回BCS賞受賞、また「DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築の2005年度選定建築物」にも指定されている。

2018年4月1日から2020年3月31日まで耐震補強及び大規模改修工事を実施、2020年4月1日にリニューアルオープン。

建物 編集

  • 建築面積 - 3,180m2(既存:3,012.4㎡、増築部:167.5㎡)
  • 床面積 - 5,618m2(既存:5,052.4㎡、増築部:565.7㎡)
  • 規模 - 地下1階、地上3階、別棟1階
  • 構造 - 鉄筋コンクリート造り、一部鉄骨造り
  • 設計 - 川島甲士
  • 所在地 - 岡山県津山市山下68番地

設備 編集

大ホール
  • 客席 - 1,003席(1階:824席(うち車椅子専用席:2席)、2階:135席、3階:44席)※ 張出舞台設置時:926席
  • 舞台 - 間口:18m、高さ:6.1m、奥行:9.0m
  • 舞台機構 - 吊物、音響反射板、緞帳、しぼり緞帳、バトン、サスペンションライトなど。
  • 楽屋:3室および主催者準備室
  • 用途 - オーケストラ、演劇、映画、などに対応。
会議室
  • 大会議室(60名規模)、中会議室(40名規模)、第1(20名規模)・2・3・4会議室(16名規模)
和室
  • 2室
レッスン室
  • 壁一面のミラーとバレエバー設置。床面にリノリウム
市民サロン
  • 鶴山公園に面した2階角部屋で、円卓を設置した空間。約8名収容。
屋外テラス
  • 鶴山公園を背景にした屋外テラス。
アートライブラリー(展示目的)
  • 鶴山公園に面した3階角部屋。展示什器や給湯室も備える。
展示・リハーサル室
  • 242m2、本館南の別棟。
駐車場
  • 89台

周辺施設 編集

アクセス 編集

備考 編集

常設ピアノは、1966年の開館時に市費と寄付金によって購入した1965年製ベーゼンドルファーが設置されていたが、現在はアルネ・津山内のベルフォーレ津山へ移設されている[1]。なお、現在の常設ピアノはヤマハ製およびスタインウェイ アンド サン製の2台。

脚注 編集

注釈・出典 編集

  1. ^ 山陽新聞2009年8月11日、津山瓦版(津山朝日新聞)2009年10月3日

外部リンク 編集