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流星塵の顕微鏡写真

流星塵(りゅうせいじん、英語:micrometeorite,micrometeoroid)とは、文字どおり流星から生まれた塵(ちり)である。大きさは数マイクロメートル程度である。

概要編集

流星や火球隕石隕鉄となって、地上に落下することは極めて珍しいが、それほど大きな流星でなくても完全に気化するわけではなく、目に見えないような微小な燃えかすをつくっている。このような微小な隕石の粒は絶えず地球に降り注いでいる。この微小物体を流星塵と呼んでいる。

大規模な隕石落下や隕石雨の発生時に、流星塵が大気圏内(高度20 - 40キロメートル程度)で発生した場合、その隕石の航跡は地上から雲のように観測されることがあるが、これをとくに隕石雲(meteoritic cloud)と呼称する[1]

採集/観察方法編集

スライドガラスワセリンなどを塗って1日程度野外に放置しておけば、簡単に採集できる。これを顕微鏡で観察すれば、黒い球状の物体を見つけることができる。ただし黒い球状の物体の全てが宇宙起源とは限らない[2]。  

脚注編集

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  1. ^ 司馬康生 (1997年1月). “つくば隕石雲のダスト量 (PDF)”. 地質ニュース509号. 地質調査総合センター. pp. 31-32. 2016年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年3月15日閲覧。
  2. ^ 流星塵を追って (PDF)”. 地学教室 卒業研究. 慶應義塾高等学校. 2016年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月21日閲覧。