浜松エフエム放送株式会社(はままつエフエムほうそう)は、静岡県浜松市中央区およびその周辺を放送対象地域としてコミュニティ放送を行っている特定地上基幹放送事業者である。東海地方では2番目の開局である。

浜松エフエム放送
愛称 FM Haro!
コールサイン JOZZ6AB-FM
周波数/送信出力 76.1 MHz/20 W
本社・所在地
〒430-0933
静岡県浜松市中央区
鍛冶町100-1
ザザシティ浜松中央館4階
設立日 1994年3月1日
開局日 1994年5月15日
演奏所 本社スタジオ
UP-ONスタジオ
フルーツHaro!音之栖スタジオ
空のSTUDIO(そらスタ)
浜松市役所防災スタジオ
送信所 浜松市中央区板屋町
アクトシティ浜松[1]
北緯34度42分20秒 東経137度44分14秒 / 北緯34.705635度 東経137.737223度 / 34.705635; 137.737223 (浜松エフエム放送 送信所)
中継局 なし
(送信所をアクトタワーに設置しているため、非常に広範囲をカバーしている)
放送区域

可聴人口:約1,200,000人
可聴世帯:約400,000世帯

ネット配信 JCBAインターネットサイマルラジオ
TuneIn Radio
公式サイト https://www.fmharo.co.jp/
浜松エフエム放送株式会社
Hamamatsu FM Broadcasting co.,ltd.
種類 株式会社
略称 FM Haro!
本社所在地 日本の旗 日本
430-0933
静岡県浜松市中央区鍛冶町100-1
ザザシティ浜松 中央館4階
設立 1994年3月1日
業種 情報・通信業
法人番号 6080401004009 ウィキデータを編集
事業内容 コミュニティFM放送事業
代表者 代表取締役社長 久田五海
資本金 1億3210万円
純利益 652万8000円
(2023年3月期)[2]
純資産 9708万8000円
(2023年3月期)[2]
総資産 1億1617万円
(2023年3月期)[2]
外部リンク https://www.fmharo.co.jp/
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ステーションネームは『FM Haro!』(エフエム・ハロー)。これはHamamatsu active real operationの略である[3]

沿革 編集

  • 1994年3月1日 - 浜松シティエフエム放送株式会社設立。出資者は浜松市静岡新聞社中日新聞社ヤマハなどの地元自治体及び企業で、第三セクターによる運営形態を採用。
  • 1994年3月15日 - 周波数76.1MHz出力1Wで本社スタジオより放送を開始。愛称は「FM Haro!」。
  • 1995年 -社名を浜松エフエム放送株式会社に変更 阪神・淡路大震災に伴う規制緩和を受け、出力を10wへ増強。
  • 1999年 - 出力を20wへ増強。可聴エリアを拡大。
  • 1999年 - 「FM Haro! with J-WAVE」を開始。J-WAVEミュージックバードを再送信する。
  • 2000年8月5日 - エフエム豊橋と合同公開生放送「ハロー!やしの実!!レイクサイドウェーブinパルパル」を放送。
  • 2001年 - 「EVENING PASSAGE」を「Sunset Web」に改編。
  • 2002年 - 「Sunset Web」が「Evening Web」に改編。
  • 2002年7月24日 - 三遠南信のコミュニティ放送局との三局合同公開生放送「もっと!三遠南信情報局スペシャル」を放送。
  • 2003年3月21日 - 「もっと!三遠南信情報局スペシャル ~春の浜松満喫ガイド~」を浜松駅構内の浜松観光インフォメーションセンターから放送。
  • 2003年 - 「MORNING GROW」が「Morning Splash」、「My Pure Life」が「Boogie Woogie Master」に、新たに「すずきしずかの金曜ラジオ」が登場。
  • 2003年10月26日 - 「もっと!三遠南信情報局スペシャル in 三遠南信フラワーフェスタ」を豊橋総合動植物公園から放送。
  • 2004年 - 「Precious Moments」など自社製作枠が拡大。送信所をビオラ田町からアクトタワーに移転。「UP-ONスタジオ」を開設。
  • 2005年7月 - 「艶州歌謡城下町」が登場。インターネットショッピングサイト「FM Haro!どっとコム」が開設。
  • 2005年10月 - 「疾れ!クルマ小僧」と「わくわくドキドキ!磐田ドリームラジオ」が登場。
  • 2005年10月28日 - 「もっと!三遠南信情報局」内にて「夢つながる、三遠南信自動車道」を放送。
  • 2005年11月4日 - 「もっと!三遠南信情報局スペシャル in 浜松」を遠州鉄道新浜松駅の「UP-ONスタジオ」から公開生放送。
  • 2006年4月1日 - 番組大幅改編。「Evening Web」「Boogie Woogie Master」「ラジオ・フォーラム浜松」が終了。「Radio vi-e-da」「POCA BOCA VILLAGE」「FRIDAY BOW WOW」「ハママツ・トーキング・ラジオ」「反畑誠一の音楽ミュージアム」が登場。
  • 2006年4月1日 - 公式サイトがリニューアルされる。
  • 2006年8月1日 - ミュージックバード番組移動に伴う一部改編。J-WAVEのSmooth AirWEEKEND MAGICの配信が終了、代りにミュージックバードの「Lynxのちょこっとクラシック」と「おはようサタデー」「リンボウ先生の歌の翼に」が初登場。
  • 2006年12月 - 前年比で増収・増益達成。
  • 2007年1月1日 - 番組大幅改編。
月・火・水・木曜は自社制作番組全てを4人の同じパーソナリティのみが務める。
「POCA BOCA VILLAGE」が「Heart of Life」、「Precious Moments」が終了しJ-WAVE「RENDEZ-VOUS」、「Radio vi-e-da」が「Evening Line」、「SOUND EVOLUTION」が「FMHaro! MUSIC COUNTDOWN」に移行・放送時間変更。
平日19:00-20:00ミュージックバード、日曜13:00-17:00がJ-WAVE「TOKIO HOT 100」、日曜22:00-24:00がミュージックバードからJ-WAVE。

特色 編集

主な特徴 編集

  1. ^ 以前はビオラ田町より送信していた。
  2. ^ a b c 浜松エフエム放送株式会社 第30期決算公告
  3. ^ 会社案内
  4. ^ なお、磐田市は本来放送対象地域から外れている

編成など 編集

  • 自社制作生放送は平日の11:30~14:00、16:30~20:00。2020年3月まで、その他の時間の多くはJ-WAVE配給の番組が放送されるが、一部ミュージックバードの番組も放送。なお、JCBAインターネットサイマルラジオの利用の場合、地上波でJ-WAVEの番組を放送している時間帯は、ミュージックバード「109ch J-POP REFRAIN」に差し替えている[1]。2020年4月よりMUSIC BIRD for COMMUNITYに一本化された。なお、2023年4月からはJ-WAVE配給の番組の放送が再開され、サイマルラジオ向けにも同一の内容で放送されている。
  • 原則24時間放送となるが、日曜日はメンテナンスのため25:00をもって地上波での放送を終了する。なお、JCBAサイマルのほうは24時間放送である[1]
  • コマーシャルは1時間番組あたり約5、6分で、コーナー間に挿入されることが多い。J-WAVEやミュージックバードなどの配給番組の放送時間帯にも1時間あたり約1、2分挿入される。
  • 交通情報は静岡県警提供のものが流される。
  • 土曜日の15:00 - 16:00は県域放送局である静岡放送とのコラボレーションで『FM Haro! & SBS tea time speakers』を放送しており、スタジオ提供を始めとする番組送出を担った。ただし、「ジュビロ・ライブスペシャル」を中継する場合は返上する。

近隣局との協力関係 編集

パーソナリティ 編集

2023年3月現在

かつて番組を担当したパーソナリティ

  • 小楠浩丈
  • 赤堀えみ子
  • 大野由美子
  • 浦田あけ美
  • 中村浩美
  • 花蔵菜穂子
  • 竹内恵子
  • 飯田美乃利
  • 内藤陽子
  • 村松由美
  • MOMO
  • 高橋あや
  • 吉野真弥
  • 星野一義
  • 高田しょう子
  • 長谷川玲子
  • 寺田繭子
  • 中野泉
  • 鈴木静華
  • 上嶋潤
  • いとうたかお
  • 宮本リカルド
  • 儘下絵美
  • 前田梨紗
  • 鈴木裕子
  • 木内琴子(元静岡エフエム放送アナウンサー)

主要株主 編集

他(順不同)全62社

脚注 編集

  1. ^ a b 2019年6月上旬までの差し替えは127ch COMMUNITYであった。このこともあり、日曜日は27:00まで放送が延長され、27:00で放送を終えていた。また、こうした事情を考慮して、公式サイトリニューアル前までは、公式サイトのタイムテーブルのページで「サイマルラジオ用」の番組表も紹介されていた。

関連項目 編集

外部リンク 編集