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海のYeah!!

サザンオールスターズのベスト・アルバム

海のYeah!!』(うみのイェー)は、サザンオールスターズベスト・アルバム。ちょうどデビュー20周年となる1998年6月25日に発売。発売元はタイシタレーベル

海のYeah!!
サザンオールスターズベスト・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル タイシタレーベル
プロデュース サザンオールスターズ
専門評論家によるレビュー
CDJournal.com link
チャート最高順位
  • 週間1位(2週連続、オリコン
  • 1998年7月度月間1位(オリコン)
  • 1998年8月度月間3位(オリコン)
  • 1998年度年間6位(オリコン)
  • 2000年度年間60位(オリコン)
  • 2003年度年間98位(オリコン)
  • 2018年度年間96位(オリコン)[1]
  • 2018年度年間12位(オリコンデジタル)[2]
  • 2015年度年間84位(Billboard Japan Hot Albums[3]
  • 2018年度年間44位(Billboard Japan Hot Albums)[4]
  • オリコン歴代アルバムランキング9位
ゴールドディスク
サザンオールスターズ アルバム 年表
Young Love
1996年
海のYeah!!
(1998年)
さくら
(1998年)
EANコード
EAN 4988002367139
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目次

背景編集

デビュー20周年を記念して発売したベストアルバム。バラードベストや完全限定生産盤を除けば、サザンオールスターズの純粋なベストアルバムは本作と事実上の続編である『海のOh, Yeah!!』のみとなっている[6]

制作編集

本作の発売目的は、同年に行われた静岡県渚園での大規模野外コンサート『スーパーライブ in 渚園 モロ出し祭り 〜過剰サービスに鰻はネットリ父ウットリ〜』を楽しんでもらうためのアルバムといった位置づけであり、デビューした1978年から1996年までに発売されたヒット曲や人気の高い曲が選出されている。本作発売の20年後に『海のOh, Yeah!!』が発売され、本作以降に発売されたヒット曲や人気が高い曲が収録されている[6]

タイトルは「海の家」からもじり、シャレの効いたタイトルになっている。なお、続編作の『海のOh, Yeah!!』(うみのオヤー)も、「生みの親」からもじったものである[6]

リリース・アートワーク編集

初回盤は特殊クリアスリップケース、デジパック仕様。通常盤はプラスチックケースであり歌詞カードのサイズも異なるが、収録内容など外装以外は同一。通常盤に関しては『海のOh,Yeah!!』の先行特典「海の幸ケース」に『海のOh,Yeah!!』の完全生産限定盤と本作の通常盤を収納することができる[7]

CDジャケットは、宇宙飛行士の格好をした宇宙人が女性を抱きかかえているという幻想的なものに仕上がっている[8]

プロモーション編集

本作のCMには当時まだ無名だった「パパイヤ鈴木とおやじダンサーズ」(パパイヤ鈴木は当時本名の鈴木寛の名義)が出演しており[9]、彼らは同年の渚園での野外コンサートにも出演した。コンサートに出演した模様は同年発売のビデオDVD『1998 スーパーライブ in 渚園』に収録され、このCMは2004年発売のPV集『ベストヒットUSAS (Ultra Southern All Stars)』に収録されている。

批評編集

本作や松任谷由実のベストアルバム『Neue Musik』は、オールタイムベストアルバムの先駆けと言われており、全30曲の2枚組で価格が4000円以内で抑えられる低価格ベストアルバムとなっている[10]

受賞編集

チャート成績編集

1998年7月6日付のオリコンチャートで初週100.4万枚を売り上げて、発売1週間で100万枚を突破した。2002年7月29日付の同チャートで累計売上枚数が300万枚を突破し[12]、2019年4月現在までに累計359.2万枚(オリコン調べ)を売り上げて、自身としてはシングルアルバム含め最高セールスとなっている[13]。なお、出荷枚数は480万枚を記録している[14]

シングル「TSUNAMI」が大ヒットした2000年、サザンが活動を再開した2003年、本作続編アルバム『海のOh,Yeah!!』が発売された2018年などは特に高い売上を記録した。現在でもロングヒットを続け『バラッド3 〜the album of LOVE〜』とともに売上を伸ばし続けている。また、サザン無期限活動停止が発表された2008年5月19日を集計期間に含む2008年6月2日付のオリコンチャートでは再び『バラッド3』とともにトップ100内に返り咲いた[15]。2018年8月4日付のオリコンアルバムデイリーランキングでは、『海のOh, Yeah!!』が2.3万枚を売り上げ1位を獲得し、本作が0.2万枚で2位を獲得したため1位2位を独占した[16][17]。週間ランキングにおいても8月13日・20日付で『海のOh, Yeah!!』が2週連続首位を獲得したのと連動して7位→6位とトップテン入りを果たしている[18]

オリコンチャートに登場した作品で、初動が100万枚以上でチャート登場週数が100週を超えた作品はこの作品が初で、2枚組以上の作品としては現在日本最大の売上である[19]。現在本作のチャート登場週数は525週である[20]

2017年9月時点でTSUTAYAにおいて累計328万回以上がレンタルされ、同時点でTSUTAYAにおけるベスト盤のレンタル回数では歴代5位である[21]。また、TSUTAYAが発表した平成(1989年〜2018年)にレンタルされた音楽アルバムの中でも歴代5位にランクインしている[22]

収録曲編集

  • DISC1はSEA SIDE、DISC2はSUNNY SIDEとされているが、基本的に発売順であるため特に意味は無い。
  • 収録曲は各作品で説明しているため、ここでは説明を省略する。タイトル表記は基本的にオリジナル収録時のものに従った。
  • ☆は“稲村オーケストラ”名義であるもの。

DISC-1 〜SEA SIDE〜編集

  1. 勝手にシンドバッド
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:斉藤ノブ & サザンオールスターズ 管編曲:Horn Spectrum
    1978年発売の1枚目シングル。
  2. いとしのエリー
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 弦編曲:新田一郎
    1979年発売の3枚目シングル。
  3. C調言葉に御用心
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 弦編曲:新田一郎)
    1979年発売の5枚目シングル。
  4. しおりのテーマ
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
    1981年発売の13枚目シングル。
  5. いなせなロコモーション
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
    1980年発売の8枚目シングル。
  6. 夏をあきらめて
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 弦管編曲:八木正生
    1982年発売の5枚目アルバム『NUDE MAN』収録曲。
  7. チャコの海岸物語
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 弦管編曲:八木正生)
    1982年発売の14枚目シングル。
  8. 匂艶にじいろ THE NIGHT CLUB
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 弦管編曲:八木正生)
    1982年発売の15枚目シングル。
  9. 鎌倉物語
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 弦編曲:大谷幸
    1985年発売の8枚目アルバム『KAMAKURA』収録曲。
  10. Bye Bye My Love (U are the one)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ & リアル・フィッシュ)
    1985年発売の22枚目シングル。
  11. ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 弦編曲:新田一郎)
    1984年発売の20枚目シングル。

  12. (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 管編曲:新田一郎)
    1984年発売の7枚目アルバム『人気者で行こう』収録曲。
  13. みんなのうた
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ & 小林武史
    1988年発売の24枚目シングル。
  14. 希望の轍
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐 & 小林武史)
    1990年発売の10枚目アルバム『稲村ジェーン』収録曲。
  15. 忘れられた Big Wave
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ & 門倉聡
    1990年発売の9枚目アルバム『Southern All Stars』収録曲。

DISC-2 〜SUNNY SIDE〜編集

  1. 真夏の果実
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ & 小林武史)
    1990年発売の28枚目シングル。
  2. YOU
    (作詞・作曲:桑田佳祐 英語補作詞:Tommy Snyder 編曲:サザンオールスターズ)
    アルバム『Southern All Stars』収録曲。
  3. シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA
    (作詞・作曲:桑田佳祐 英語補作詞:Tommy Snyder  編曲:小林武史 & サザンオールスターズ)
    1992年発売の30枚目シングル。
  4. 涙のキッス
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:小林武史 & サザンオールスターズ)
    1992年発売の31枚目シングル。
  5. さよならベイビー
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ & 門倉聡)
    1989年発売の26枚目シングル。
  6. エロティカ・セブン EROTICA SEVEN
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 編曲補:片山敦夫)
    1993年発売の32枚目シングル。
  7. 素敵なバーディー (NO NO BIRDY)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 編曲補:片山敦夫)
    1993年発売の33枚目シングル。
  8. そんなヒロシに騙されて
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
    1983年発売の6枚目アルバム『綺麗』収録曲。
  9. マンピーのG★SPOT
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
    1995年発売の35枚目シングル。
  10. あなただけを 〜Summer Heartbreak〜
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 管編曲:山本拓夫 & サザンオールスターズ)
    1995年発売の36枚目シングル。
  11. Moon Light Lover
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 管編曲:山本拓夫 & サザンオールスターズ)
    1996年発売の12枚目アルバム『Young Love』収録曲。
  12. 太陽は罪な奴
    (作詞・作曲:桑田佳祐 英語補作詞:Tommy Snyder 編曲:サザンオールスターズ 弦編曲:中西俊博 & サザンオールスターズ)
    1996年発売の38枚目シングル。シングルバージョンはアルバム初収録。
  13. 恋のジャック・ナイフ
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
    1996年発売の37枚目シングル「愛の言霊 〜Spiritual Message〜」カップリング曲。アルバム『Young Love』に収録されているバージョン。
  14. 愛の言霊ことだま 〜Spiritual Message〜
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ SAX SOLI編曲:山本拓夫)
    1996年発売の37枚目シングル。
  15. 平和の琉歌
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
    本作唯一の新曲。ライブビデオ『平和の琉歌 〜Stadium Tour 1996 "ザ・ガールズ万座ビーチ" in 沖縄〜』の特典シングルとして発表されていたために、正式にはこれが初CD化となっている。

脚注編集

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  1. ^ 2018年度年間アルバムランキング 91〜100位 オリコン 2018年12月20日閲覧
  2. ^ 【オリコン年間デジタルランキング 2018】米津玄師がシングル首位、『グレイテスト・ショーマン』がアルバム首位 年間デジタルアルバムランキング 1位~25位 オリコン 2018年12月21日配信、配信
  3. ^ 2015年度年間アルバムランキング Billboard JAPAN 2018年9月27日閲覧
  4. ^ 2018年度年間アルバムランキング Billboard JAPAN 2018年12月7日閲覧
  5. ^ 2003年10月度ゴールド認定作品 日本レコード協会 2015年10月22日閲覧
  6. ^ a b c サザン 熱い40周年イヤー 続編ベスト盤に来春全国ツアー スポニチアネックス 2018年6月25日閲覧
  7. ^ サザンオールスターズ、新アルバム特典の豪華絢爛な「海の幸ケース」公開 rockin'on.com 2018年7月11日閲覧
  8. ^ サザン、話題のプレミアムアルバム『海のOh, Yeah!!』のジャケはタコとマグロのマリアージュ!? M-ON! MUSIC 2018年7月3日閲覧
  9. ^ ユーミンと仕事し体重倍増…パパイヤ鈴木“暴飲暴食”秘話 日刊ゲンダイ 2016年10月31日閲覧
  10. ^ いま聞くべきベストアルバムはコレ 新定番36 NIKKEI STYLE 2016年3月17日配信・閲覧
  11. ^ 第13回日本ゴールドディスク大賞 日本ゴールドディスク大賞 2017年3月2日閲覧
  12. ^ コブクロベスト盤が300万枚突破、サザン『海のYeah!!』以来7年10ヶ月ぶり~ボーカルグループ史上初~ オリコン 2016年1月7日閲覧
  13. ^ 【オリコン“平成セールス”ランキング】シングルはSMAP、アルバムは宇多田ヒカルが1位 “平成No.1”アーティスト別セールスのB’zからはコメント到着 オリコン p2 2019年4月11日配信、2019年4月11日閲覧
  14. ^ サザンオールスターズ、プレミアムAL『海のOh, Yeah!!』リリース決定! 来春にはドーム&アリーナツアー開催も Billboard JAPAN 2018年6月25日閲覧
  15. ^ サザンの名盤続々上昇~『海のYeah!!』が3年9ヶ月ぶりのTOP50入り オリコン 2016年1月7日閲覧
  16. ^ サザンオールスターズ official 2018年8月5日21:12ツイート Twitter
  17. ^ オリコンアルバムデイリーランキング 2018年8月4日付 オリコン 2018年8月5日閲覧
  18. ^ サザン新アルバム「海のOh, Yeah!!」、オリコンランキング2週連続1位 サンケイスポーツ、2018年8月14日、同日閲覧
  19. ^ 【オリコン】桑田佳祐、ソロ・アーティストとして史上2人目の5作連続1位!2015年6月23日閲覧。
  20. ^ 海のYeah!! オリコン 2019年6月9日閲覧。
  21. ^ TSUTAYA_TAMADEのツイート(910692749078290432)
  22. ^ 平成のレンタルランキング TSUTAYA 2018年11月23日閲覧

関連項目編集

外部リンク編集