海底2万マイル (アトラクション)
海底2万マイル(かいてい2まんマイル、20,000 Leagues Under The Sea)は、東京ディズニーシーにあるアトラクションの一つ。
概要
編集海底2万マイル 20,000 Leagues Under the Sea | |||
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オープン日 | 2001年9月4日 (東京ディズニーシーと同時にオープン) | ||
スポンサー | 日本コカ・コーラ | ||
所要時間 | 約5分 | ||
定員 | 6人/艇 | ||
利用制限 | なし | ||
ファストパス | 対象外 | ||
シングルライダー | 対象外 |
このアトラクションはミステリアスアイランドにあり、フランスの小説家ジュール・ベルヌが1870年に発表した小説『海底二万里』(仏:Vingt mille lieues sous les mers)と、この小説を原作として1954年にリチャード・フライシャーによって製作された映画『海底二万哩』(英:20000 Leagues Under the Sea)をモチーフとしている[1]。
ディズニーランドにあるファインディング・ニモ・サブマリン・ヴォヤッジとは違い、ライドは実際に水の中に入らないが、ライドの窓に映る泡や、振動などで実際に水の中にいるような演出がなされている。
これらの原作のタイトルを直訳すると、海底二万リュー (リーグ)となる。しかし小説が翻訳される際、日本ではリューやリーグという単位になじみがないことから『海底六万哩(マイル)』と単位を換算して訳されたが、これと原題とが混同されて『海底二万マイル』という題名で広まってしまった。なお、1マイルは約1.6キロメートル、1リューは4キロメートルである。
2023年7月26日から「40周年記念プライオリティパス」を導入している。
ストーリー
編集ゲストはネモ船長が開発した小型潜水艇ネプチューン号に乗り込み、海底の世界を探検するツアーに参加することとなる。この小型潜水艇はネモ船長のいるコントロールベースから遠隔操作および"アクアフォン"の通信装置が搭載されており、それにより安全が確保されていたはずだったが、潜水艇を浮上させようとした時にクラーケンに襲われてしまう[1]。電圧を上げて撃退するも、コントロールを失われ、誰も訪れたことのない未知の世界へ迷い込んでしまった。
ゲストが迷い込んだ先は、何と海底人の暮らす世界だった。彼らは地球の中心に近い場所で、独自の進化を遂げていたのだった。潜水艇は海底人の神秘的な力により押し上げられ、コントロールが戻り無事に基地へ帰還するのだった。
トリビア
編集- 窓の上部には、潜行深度と潜水艇内の酸素濃度を示すメーターが取り付けられている。これらは物語の進行と連動しており、ライドから降りるときに酸素濃度のメーターを見ると、残りの酸素がとても少なくなっていることが分かる。
- 2004年3月に、ストーリーや演出の変更、各座席に手元のレバーで操作可能なサーチライトの設置、及び電圧を上げて撃退するなどのリニューアルが施された。また2008年10月のリニューアルでは、順次行われている搭乗ゲートの設置とライドの模様替えなどが行われた。
- 待ち列では映画『海底二万哩』に登場する小道具や、ジェームズ・メイソンが演じたネモ船長の肖像画を見ることが出来る。
- ライド進行方向左側の座席から映画『ファインディング・ニモ』で登場するカクレクマノミのニモを発見することができる。
- またライド進行方向右側からは、隣接するテーマポートマーメイドラグーンのテーマキャラクター、アリエルを2度確認できる。1度目はサーチライトが作動した直後に見える沈没船の彫刻として、2度目は沈没船の額縁の中に発見することができる。
- シングルライダーの対象アトラクションだったが、2011年の8月1日に廃止された。