海老澤 衷(えびさわ ただし、1948年 - )は、日本歴史学者。専門は日本中世史(特に荘園史、東アジア水田開発史)。早稲田大学名誉教授。

人物編集

1948年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科修士課程終了、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程退学。1980年、大分県教育庁歴史民俗資料館設立準備室研究員となり、翌年、開館した大分県立宇佐風土記の丘歴史民俗資料館(現:大分県立歴史博物館)の研究員。1987年、早稲田大学文学部専任講師となり、90年に助教授、95年教授に就任。2019年、早稲田大学定年退職。

門下生として、久保健一郎(早稲田大学文学学術院教授)、高木徳郎(早稲田大学教育・総合学術院教授)、清水克行(明治大学商学部教授)、黒田智(金沢大学教授)などがいる。

単著編集

  • 『荘園公領制と中世村落』(校倉書房、2000年)
  • 『景観に歴史を読む―史料編』(早稲田大学文学部、2005年)

編著書編集

  • 編著『よみがえる荘園 ―景観に刻まれた中世の記憶―』勉誠出版 2019年
  • 近藤成一・甚野尚志と共編『朝河貫一と人文学の形成』吉川弘文館 2019年
  • 編著『アジア遊学230 世界遺産バリの文化戦略 ―水稲文化と儀礼が作る地域社会―』勉誠出版 2019年
  • 編著『中世荘園村落の環境歴史学 ―東大寺領美濃国大井荘の研究―』 吉川弘文館 2018年
  • 近藤成一・甚野尚志と共編『朝河貫一と日欧中世史研究』 吉川弘文館 2017年
  • 酒井紀美・清水克行と共編『アジア遊学178 中世の荘園空間と現代-備中国新見荘の水利・地名・たたら-』 勉誠出版 2014年
  • 高橋敏子と共編『中世荘園の環境・構造と地域社会 備中国新見莊をひらく』 勉誠出版 2014年
  • 服部英雄・飯沼賢司と共編『アジア遊学153 重要文化的景観への道-エコ・サイトミュージアム田染荘-』 勉誠出版 2012年
  • 編著『講座 水稲文化研究Ⅴ バリ島ゲルゲル王朝とスバック・グデ・スウェチャプラ』 水稲文化研究所 2011年
  • 編著『講座 水稲文化研究Ⅳ バリ島研究の新たな展開』 水稲文化研究所 2008年
  • 編著『講座 水稲文化研究Ⅲ ジャポニカの起源と伝播/伊予国弓削島荘の調査』 水稲文化研究所 2007年
  • 編著『講座 水稲文化研究Ⅱ バリ島の水稲文化と儀礼-カランガスム県バサンアラス村を中心として-』 水稲文化研究所 2006年
  • 編著『講座 水稲文化研究Ⅰ 古代・中世仏教寺院の水田開発と水稲文化』  水稲文化研究所 2005年
  • 柴辻俊六・本郷和人と共著『古文書演習 様式と解釈』 続群書類従完成会、2003年

外部リンク編集