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海軍コマンドー(フランス)(かいぐん‐ :Commandos Marine)はフランス海軍陸戦・コマンドー部隊(Force maritime des fusiliers marins et commandos:FORFUSCO)傘下の特殊部隊海軍に所属しているが、命令系統上は特殊作戦司令部の指揮下にある。

海軍コマンド
Commando-marine-béret V2.jpg
海軍コマンドーのベレー帽徽章
創設 1947年
所属政体 フランスの旗 フランス
所属組織 フランス海軍
兵科 海兵
兵種/任務/特性 特殊部隊
人員 600人以上
所在地 モルビアン県ロリアン
上級単位 特殊作戦旅団
主な戦歴 第二次世界大戦
(ノルマンディー上陸作戦)
第一次インドシナ戦争
アルジェリア戦争
ユーゴスラビア紛争
ルワンダ紛争
コソボ紛争
アフガニスタン紛争 (2001年-)
ソマリア対海賊作戦
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目次

概要編集

この部隊は、1942年自由フランス軍兵士から編成された部隊が元となっている(これが後のFORFUSCOである)。この部隊は、部隊の司令官であったPhilippe Kieffer指揮によるノルマンディー上陸作戦(D-デイ)で活躍している。

その後、部隊は6つの個別部隊に分かれ、第一次インドシナ戦争に参戦したが、ベトミン軍の攻勢に遭い、ニンビン寺院をめぐる戦闘において、6部隊の1つであったフランソワ隊の約半数が戦死し壊滅したり、ユベル部隊の6名のうち3名が惨殺されると言う散々な戦果も経験した。(他にもポンシャルディエー隊があり、2015年に再編成される)

これ以降、アルジェリア戦争の反乱軍鎮圧に投入されたりするなど、現在フランスの特殊部隊の中でも、エリート部隊の1つとなっている。

部隊構成は、アメリカ海軍Navy SEALsと似ているが、SEALsは部隊方面別が主な分け方であるのに対し、海軍コマンドーでは、役割別の部隊編成となっている(特にコマンドー・ユベルはSeal Team6:DEVGRUのように、半ば独立したような部隊となっている)。

部隊構成編集

部隊は6つに分かれている。それぞれ専門の部隊であり、部隊名は第二次世界大戦とインドシナ戦争で戦死したコマンドー部隊の将校の名前から付けられている。

  • コマンドー・ユベル Commando Hubert - スクーバダイビング専門部隊。フランス海軍の潜水兵の養成もこの部隊で行われている。設立して間もなくDGSE直属だったことから、DGSEとも関係が深く、レインボー・ウォーリア号事件においてはこのユベルが関係している。なお、GCMCと合同作戦を展開することもある(ソマリア沖2009年4月10日の事件が著名)。
  • コマンドー・ジョベール Commando Jaubert - 海上における近接戦闘に特化した部隊。
  • コマンドー・トレペル Commando Trepel - 直接武力行使、突入任務、捜索救難近接格闘部隊。
  • コマンドー・ド・モンフォール Commando de Montfort - ミサイル迫撃砲狙撃などによる火力支援部隊。
  • コマンドー・ド・ペンフェント Commando de Penfentenyo - 偵察水泳による諜報活動など、ミリタリー・インテリジェンスに特化した部隊。
  • コマンドー・キフェル Commando Kieffer - C3I(Command(指揮)、Control(統制)、Communication(通信)、Information(情報))に特化した部隊。軍用犬の運用も行っている。
  • コマンド・ポンシャルディエー Commando Ponchardier - 全コマンド部隊の支援、補給に特化した部隊。

装備編集

 
ジブチにて、海軍コマンド(FA-MASを手にしたベレー帽の兵士)と米軍兵士

ギャラリー編集

関連項目編集