消えた16mmフィルム』(きえたじゅうろくミリフィルム、Shirkers)は、シンガポール出身のサンディ・タン英語版監督による2018年のアメリカ合衆国のドキュメンタリー映画である。

消えた16mmフィルム
Shirkers
監督 サンディ・タン英語版
脚本 サンディ・タン
製作 ジェシカ・レヴィン
マーヤ・ルドルフ
サンディ・タン
製作総指揮 リサ・ニシムラ
ジェイソン・スピンガーン=コフ
ケイト・タウンゼンド
音楽 Ishai Adar
撮影 Iris Ng
編集 ルーカス・セラー
キンバリー・ハセット
サンディ・タン
配給 Netflix
公開 アメリカ合衆国の旗 2018年1月21日 (SFF英語版)
世界の旗 2018年10月26日
上映時間 96分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
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サンダンス映画祭でプレミア上映され、ワールド・シネマ・ドキュメンタリー監督賞を獲得した[1][2][3]。この他にゴッサム・インディペンデント映画賞ドキュメンタリー賞にノミネートされた[4]

2018年10月26日よりNetflixで配信されている[5]

製作 編集

1992年、サンディ・タン英語版は友人のジャスミン・ウン、ソフィー・シディーク、そして映画の師匠であるジョージ・カルドナと共に自主映画『シャーカーズ』を撮った。撮影終了後、3人はカルドナに素材映像を預けて留学するが、戻ってくると彼はそれを持ち去って消息を絶ち、以後彼女たちの前に姿を現さなかった[6]

20年後、カルドナの妻からタンにEメールが届き、その10年前に彼が亡くなっており、オーディオ・トラックが欠けた素材映像が残されていることが知らされる。それから数年かけてタンは素材映像をデジタル化し、映画の製作背景を描いたドキュメンタリーを作り上げた[7]

評価 編集

批評家の反応 編集

Rotten Tomatoesでは50件のレビューで支持率は100%、平均点は8.5/10となった[8]。またMetacriticでの加重平均値は20件のレビューに基づいて88/100と示された[9]

受賞とノミネート 編集

映画祭・賞 部門 対象 結果
2018 サンダンス映画祭英語版 ワールド・シネマ・ドキュメンタリー監督賞 『消えた16mmフィルム』 受賞
ゴッサム・インディペンデント映画賞 ドキュメンタリー賞 ノミネート
ロサンゼルス映画批評家協会賞[10] ドキュメンタリー映画賞 受賞
2019 インディペンデント・スピリット賞 長編ドキュメンタリー賞 サンディ・タン英語版、ジェシカ・レヴィン、マーヤ・ルドルフ 未決定

参考文献 編集

外部リンク 編集