消費者信用(しょうひしゃしんよう)とは、消費者個人)の収入等を勘案して行われる信用の供与、またはこれに基づいて行われるサービスである。 その起源は小売業者による掛売に求めることができる[1]

消費者信用の種類 編集

消費者信用は、販売信用及び消費者金融に大別される。例えば、クレジットカードの場合は、前者がショッピングに、後者がキャッシングにそれぞれ相当する。

販売信用は信販会社が、消費者金融は貸金業者、機関保証は信用保証会社が、それぞれ事業を行う。

日本における消費者信用 編集

販売信用は、戦後の耐久消費財の普及に大きな役割を果たしていく。

消費者金融は、戦後貸金業者のサービスとして社会に浸透していくが、一方でサラ金問題などが社会問題となった。

関連法 編集

消費者信用の業界誌 編集

消費者信用の動向についての業界誌である「月刊消費者信用」が金融財政事情研究会から発行されている。

関連項目 編集

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ 石川和男『基礎からの商業と流通』中央経済社、2004年、119頁。

外部リンク 編集