深代千之

日本のスポーツ科学者・教育学者

深代 千之(ふかしろ せんし、1955年5月6日[1] - )は、群馬県出身のスポーツ科学者・教育学者。日本女子体育大学学長。東京大学名誉教授。専門はスポーツ・バイオメカニクス。(一社日本体育学会会長、日本バイオメカニクス学会会長、東京体育学会元会長。

略歴 編集

群馬県利根郡みなかみ町出身。1974年群馬県立沼田高等学校卒業、1978年群馬大学教育学部卒業[1]、1984年東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。1993年「跳躍動作からみた筋・腱連合組織のダイナミクス」で博士(教育学)の学位を取得。鹿屋体育大学助手、スポーツ医・科学研究所副主任研究員を経て、1993年から東京大学教養学部助教授。2004年から東京大学大学院情報学環准教授。2008年から東京大学大学院総合文化研究科教授。2020年4月から日本女子体育大学学長。

2008年北京オリンピック陸上競技男子4x100mリレー銀メダリスト朝原宣治をはじめとするスポーツ選手の動作を解析し、アドバイスを与えていた[2]

著作 編集

  • 『スポーツ科学への招待』ベースボール・マガジン社 1996
  • 『運動会で1番になる方法 1ケ月で足が速くなる股関節活性化ドリル』アスキー 2004 のち角川つばさ文庫
  • 『スポーツができる子になる方法 運動能力は股関節で変わる!』アスキー 2007
  • 『「運脳神経」のつくり方 運動も勉強もできる脳を育てる』ラウンドフラット 2009
  • 『運動会で一番になる子どもの育て方 最新スポーツ科学で誰でもヒーローになれる』東京書籍 2011
  • 『大人の「運動音痴」がみるみるよくなる本 いまからでも遅くない!』すばる舎 2012
  • 『〈知的〉スポーツのすすめ スキルアップのサイエンス』東京大学出版会 2012
  • 『賢い脳をつくるスポーツ子育て術 隠れた才能を科学的に引き出す 東大フカシロ式』誠文堂新光社 子育てサイエンス 2013
  • 『新・運動会で1番になる方法 走力がグングン伸びる決定版ドリル 増補改訂版』ラウンドフラット 2013
  • 『じつはスゴい股関節』ポプラ社 2013
  • 『日本人は100メートル9秒台で走れるか』祥伝社新書 2014
  • 内海良子,共著『身体と動きで学ぶスポーツ科学 : 運動生理学とバイオメカニクスがパフォーマンスを変える』東京大学出版会 2018
  • 『子どもの学力と運脳神経を伸ばす魔法のドリル』カンゼン 2018
  • 『50歳からはじめる動ける身体づくり : いつでもどこでもかんたんワーク』海竜社 2020

共編著 編集

翻訳

監修 編集

  • 『スポーツを科学しよう! トレーニング・競技から用具まで』監修 PHP研究所 楽しい調べ学習シリーズ 2013
  • 『骨・関節・筋肉の構造と動作のしくみ オールカラー』監修 ナツメ社 2014

メディア出演 編集

脚注 編集

外部リンク 編集