深日

日本の大阪府泉南郡岬町の大字
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深日(ふけ)は、大阪府泉南郡岬町大字。本項では同地域にかつて存在した泉南郡深日村(ふけむら)・深日町(ふけちょう)についても記す。

深日
南海多奈川線深日町駅
南海多奈川線深日町駅
深日の位置(大阪府内)
深日
深日
深日の位置
北緯34度18分54.16秒 東経135度9分14.5秒 / 北緯34.3150444度 東経135.154028度 / 34.3150444; 135.154028
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Osaka Prefecture.svg 大阪府
泉南郡
市町村 Flag of Misaki Osaka.JPG 岬町
面積
 • 合計 3.093548924km2
人口
2015年(平成27年)10月1日現在)[2]
 • 合計 3,839人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
599-0303[3]
市外局番 072(岸和田貝塚MA[4]
ナンバープレート 和泉

地理編集

岬町中部、大川の河口に位置する。北で大阪湾に面し、東で淡輪、西で多奈川谷川、南で孝子と隣接する。南北を南海本線大阪府道752号和歌山阪南線が縦断、東西を南海多奈川線大阪府道・和歌山県道65号岬加太港線が横断する。かつては東の淡輪、西の谷川に比べてやや規模の小さい集落だったが、深日港改修工事の完成以降、淡路航路の発着点として発展し、岬町発足以来の町役場所在地となっている。

河川編集

  • 大川

山岳編集

歴史編集

深日町
廃止日 1955年4月1日
廃止理由 新設合併
淡輪村深日町孝子村多奈川町岬町
現在の自治体 岬町
廃止時点のデータ
  日本
地方 近畿地方
都道府県 大阪府
泉南郡
総人口 6,153
国勢調査1950年
隣接自治体 多奈川町、淡輪村、孝子村
深日町役場
所在地 大阪府泉南郡深日町
座標 北緯34度19分0.8秒 東経135度8分31.5秒 / 北緯34.316889度 東経135.142083度 / 34.316889; 135.142083 (深日町)
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もとの読みは「ふけひ」で、「ふけい」→「ふけ」に転訛した。「吹飯の浜」「吹井の浦」として数々の詩に詠まれ、『万葉集』『新古今和歌集』『菊葉和歌集』などに登場する。奈良時代には称徳天皇紀伊行幸に際して行宮が置かれたことがある。安土桃山時代には顕如摂津石山から紀伊鷺森へ移る際に、当地の金乗寺(深日御坊)に一時滞在した。

沿革編集

世帯数と人口編集

2015年(平成27年)10月1日現在(国勢調査)の世帯数と人口(国勢調査調べ)は以下の通りである[2]

大字 世帯数 人口
深日 1,667世帯 3,839人

人口の変遷編集

国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 6,435人 [5]
2000年(平成12年) 5,656人 [6]
2005年(平成17年) 5,050人 [7]
2010年(平成22年) 4,507人 [8]
2015年(平成27年) 3,839人 [2]

世帯数の変遷編集

国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 2,157世帯 [5]
2000年(平成12年) 2,070世帯 [6]
2005年(平成17年) 1,974世帯 [7]
2010年(平成22年) 1,820世帯 [8]
2015年(平成27年) 1,667世帯 [2]

学区編集

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2018年2月時点)[9]

番・番地等 小学校 中学校
987番地、994番地
997番地、3037番地
3069番地
岬町立淡輪小学校 岬町立岬中学校
その他 岬町立深日小学校

事業所編集

2016年(平成28年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[10]

大字 事業所数 従業員数
深日 165事業所 956人

交通編集

鉄道編集

 
深日港駅

バス編集

  • ミニループバスみさき中日臨海バスに委託)
  • 基本路線
  • 淡輪・畑路線
    • 飯盛山登山口 - みさきヶ丘団地 - みさき公園駅 - 岬町役場 - 多奈川駅 - 与田病院前 - 多奈川小学校 - ピアッツァ5
  • 多奈川西畑・東畑路線
    • ピアッツァ5 - 佐瀬川 - 多奈川駅 - 岬町役場 - オークワ前 - 岬町役場 - 多奈川小学校 - ピアッツァ5
  • 孝子路線
    • ピアッツァ5 - 多奈川小学校 - 多奈川駅 - 岬町役場 - 中孝子 - 上孝子

道路編集

第二阪和国道深日ランプが設置されている。

海上交通編集

  • 深日港

大阪湾フェリー(のちに南海淡路ライン)、深日海運(のちにシャトルサービス)が洲本港とを結ぶ航路を運航し、南海多奈川線の難波駅直通急行「淡路号」と接続して大阪市洲本市を結ぶメインルートを形成した時代もあった。

施設編集

  • 岬町役場
  • 岬町立岬中学校
  • 岬町立深日小学校
  • 岬町立深日保育所
  • 岬町立緑ヶ丘保育所
  • 海星幼稚園
  • 岬深日郵便局
  • 岬緑ヶ丘郵便局
  • 岬消防署
  • 岬深日住宅
  • 深日地区公民館
  • 深日児童館
  • 緑西集会所
  • 緑ヶ丘七丁会集会場
  • 深日漁協さばき場漁村センター
  • JA大阪泉州岬地域営農経済店舗
  • 岬深日中継局
  • 新日本工機岬工場
  • 大阪ゴルフクラブ
  • 岬カントリークラブ
  • ドライビングスクールみさき(敷地の一部のみ)
  • 金乘寺
  • 宝樹寺

文化編集

当地区には反対の意味の言葉を使う「逆さ言葉」が存在する。誕生の由来には諸説あり、そのうち二つの説としては小さな獲物(当地区は漁師町である)を冗談交じりに「大きい」と言って笑いにしたというものと、漁師間の競争が激しく、大漁でも「不漁だった」と逆の言い方を暗号として使ったというものである。 このような用法は室町時代の狂言などに出てくる「入間詞[11]」のように日本語では少なくとも中世からあるという。2017年現在では用いる話者は60代以上に限られる[12]

その他編集

日本郵便編集

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ 大阪府泉南郡岬町の町丁・字一覧” (日本語). 人口統計ラボ. 2020年5月17日閲覧。
  2. ^ a b c d 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  3. ^ a b 深日の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  6. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  7. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  8. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ 通学区域”. 岬町. 2020年5月17日閲覧。
  10. ^ 平成28年経済センサス-活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果” (日本語). 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  11. ^ 入間詞 weblio国語辞典(三省堂 大辞林 第三版の解説)”. 2020年7月2日閲覧。
  12. ^ 大阪・岬町 港町で謎の会話 「おっきい」は「ちっさい」!?(とことんサーチ)逆さ言葉 漁師の遊び心 大漁隠す暗号がルーツ? 日本経済新聞 2017年2月4日” (日本語). 日本経済新聞. 2020年7月1日閲覧。
  13. ^ 郵便番号簿 2019年度版 (PDF)” (日本語). 日本郵便. 2019年11月4日閲覧。

参考文献編集

外部リンク編集

関連項目編集