深田銀行
深田銀行(ふかだぎんこう)は、明治末期から昭和初期にかけて存在した、日本の私立銀行。本店は東京市日本橋区(現:東京都中央区)室町にあった。
徳川幕府御用達商人であった深田家末裔の深田米次郎[1][2]が1911年(明治44年)に合名会社形式で開業し、1928年(昭和3年)に愛知銀行(東海銀行の前身の一つ)に営業譲渡するまで存続した。
沿革
編集- 1911年(明治44年)7月1日:深田米次郎により設立
- 1928年(昭和3年)2月3日:解散決議
- 1928年(昭和3年)2月11日:愛知銀行に営業譲渡
営業譲渡時の頭取等
編集- 代表社員:深田謙介
- 出資金:70万円
営業譲渡時の店舗網
編集- 本店
- 東京市日本橋区室町3丁目8番地
- 愛知銀行への営業譲渡後は同行室町支店。その後昭和銀行八丁堀支店の譲受と同時に統合し、同行八丁堀支店。東海銀行設立後は、同行八丁堀支店。1945年(昭和20年)京橋支店と改称。
- 支店(1箇店)
- 千住
その他
編集- 深田祐介(作家)は深田家の末裔
参考文献
編集- 東海銀行行史編纂委員編纂 『東海銀行史』 東海銀行、1961年、23-24頁。