清宮海斗
清宮 海斗(きよみや かいと、1996年7月17日 - )は、日本の男性プロレスラー。埼玉県さいたま市出身。血液型AB型。プロレスリング・ノア所属。
清宮 海斗 | |
---|---|
![]() | |
プロフィール | |
リングネーム | 清宮 海斗 |
本名 | 清宮 海斗 |
ニックネーム | スーパーノヴァ |
身長 | 180cm |
体重 | 98kg |
誕生日 | 1996年7月17日(25歳) |
出身地 | 埼玉県さいたま市 |
所属 | プロレスリング・ノア |
スポーツ歴 | サッカー[1] |
トレーナー |
原田大輔 小峠篤司 小川良成 |
デビュー | 2015年12月9日 |
経歴編集
2015年3月に埼玉県立南稜高等学校を卒業。三沢光晴に憧れ、卒業後にプロレスリング・ノアへ入門[2]。
12月9日、ディファ有明大会にて熊野準を相手にプロレスデビュー。
2016年5月19日、『LION''S GATE』新宿大会で新日本プロレスの川人拓来を相手に逆エビ固めでシングル初勝利を収めた。
6月18日、『We are SUZUKI GUN 3』後楽園ホール大会のロイヤルランブルにて優勝。鈴木みのるとシングルマッチを行う権利を得る。
7月16日、後楽園ホール大会で鈴木とシングルマッチを行うが、両軍乱入によりノーコンテンストとなり急遽8人タッグマッチへと変更、清宮も奮闘するものの、杉浦貴のオリンピック予選スラムを受けて敗れた。
10月23日、横浜文化体育館大会で鈴木とのシングルマッチを行うも、鈴木のゴッチ式パイルドライバーを受け敗れる。
2017年1月9日、後楽園ホール大会で無党派の杉浦と結託。
12月22日、後楽園大会で帰国しGHCヘビー級王座挑戦に名乗りを挙げた[4]。
2018年1月6日、拳王の保持するGHCヘビー級王座に挑戦、清宮も新技を披露するも敗れる。また試合後、清宮は拳王と杉浦に張り手を見せ杉浦軍からの離脱を表明した。
4月11日、グローバル・タッグ・リーグ戦決勝でパートナーの潮崎豪と共に拳王・杉浦組を倒し優勝する。
11月25日、グローバル・リーグ戦決勝で中嶋勝彦を下し、優勝する。
12月16日、横浜文化体育館大会で王者杉浦と激しい攻防の末、タイガースープレックスホールドで倒しGHCヘビー級王座に戴冠した。(なお、戴冠最年少記録も更新。)
得意技編集
かつてノアの創設者であった三沢のようなファイトスタイルが最大の魅力。特に技に対するこだわりさを持ち、これから更なる飛躍が期待されそうな選手のひとりでもある。
フィニッシュ・ホールド編集
- タイガー・スープレックス・ホールド
- 清宮の憧れのレスラーでもある三沢が使用していた技の一つ。清宮の場合はホールドをするのが特徴で、2018年のグローバルリーグ戦決勝戦にて中嶋をこの技で破り、勝利した。
- ストレッチ・プラム式フェイスロック
- 三沢のフェイスロック、川田利明のストレッチ・プラムを組み合わせたオリジナル技。「変形チキンウィング式フェイスロック」を相手に決めたまま、自らの右足で長座状態にさせた相手の右足をフックして「ストレッチプラム」の体勢で相手の体をねじる。2018年10月に初披露した時は、「変形チキンウィングフェイスロック」だったが2019年3月、桜庭和志との合同練習で「胴締め式変形チキンウィング式フェイスロック」に進化。さらに10月、川田に直接アドバイスを受けて現在の形になった。
- リバースネルソン・デスロック
- 2020年5月9日から新技使用。元々は三沢が全日本プロレス時代に決め技で使用している技を、清宮が新技として使用した。相手の下半身をインディアン・デスロック(リバース・インディアンデスロック)に極め、相手の上半身を引き起こして「リバース・フルネルソン」の体勢で固めて、そのまま立ち上がって宙吊り状態になった相手の肩、足に絞り上げる。
- Wアームロック
- 尻餅状態の相手の両腕を「ダブルチキンウィング」の体勢でクラッチし、そこから相手をうつ伏せの状態に移行させながら、自らはブリッジをして両腕を締め上げる関節技。
投げ技編集
- 垂直落下式リバースDDT
- 清宮の場合は、ノーザンライト・ボムのような形で担ぎ上げ、相手の体勢を反転させて背中からマットに叩きつけるのが特徴である。
- タイガードライバー式DDT
- 相手の上半身をリバースフルネルソンに捕らえ、相手の身体を水平以上に持ち上げて尻もちをつき、相手の体をサイドにフェースバスター気味に落とすインプラント式DDT。清宮のオリジナル技。
- TFC(トルネード・フェイス・クラッシャー)
- これも清宮のオリジナル技で、相手の攻撃をよけると同時に右腕に絡みついて、相手の背中側で旋回して最終的にフェイス・バスターを決める。
- アームドラッグ
- プレイメーカー(オーバードライブ)
- 海外遠征時代の清宮のフィニッシャー。
- 雪崩式リバースDDT
- 主に大一番でしか見せない技。
- リバースDDT
- いろいろな場面で繋ぎの技として使う。仰向けではなく、うつ伏せでマットに倒れるようにして相手の後頭部を叩きつける。
- 相手の両足をロープに乗せての一撃を放つバージョンも使用される。
- ネックブリーカー
- ジャーマン・スープレックス
- フィッシャーマンズ・スープレックス
打撃技編集
- エルボー・バット
- ランニング・エルボー
- ワン・ツー・エルボー
- ローリング・エルボー
- 張り手
- ドロップキック
- ジャンピング・ニー
- N-1から使用を始めた。
飛び技編集
- ミサイルキック
- ウルトラ・タイガードロップ
組み技編集
- オーバースロー
- ファイヤーマンズ・キャリーで相手を両肩に担ぎ上げ、上半身を右手で押し上げることで相手180度後方回転させながら右サイドに落とし、背中からマットに叩きつける変型サイド・スラム。技名は英語で「打倒」「征服」といった意。
- 変形パイルドライバー
- 2019年11月2日GHCヘビー級選手権で対拳王戦で披露した技。
- 相手の両腕を固定し、背中で相手を逆さまに担ぎ上げてそのまま尻餅をつくように落とすリバース・ゴリースペシャルから垂直落下で落とすような技。逆さまで腕を固定され脳天から落とされるという、受身の取れない体勢から繰り出される危険技である。
関節技編集
丸め込み技編集
- ジャパニーズレッグロールクラッチホールド
- 後方回転エビ固め
- 上記のジャパニーズレッグロールクラッチとは違い、ブリッジをせずにフォールする技。フィニッシュになる場合もある。
- 横入り式回転エビ固め
- 清宮が海外遠征前に使用していた技。入り方としては自身がコーナーにいる際、走り込んできた相手を斜めに傾きながらジャンプしてかわしそのまま横入り式回転エビ固めに移行する。この技で、エル・デスペラードに勝利したこともある。
入場テーマ曲編集
- Explosion soul(現在使用)
タイトル歴編集
- 第32代GHCヘビー級王座
- グローバル・タッグ・リーグ戦優勝(2018年)
- パートナーは潮崎豪。
- 第43・56代GHCタッグ王座
- パートナーは潮崎豪→マサ北宮。
- グローバル・リーグ戦優勝(2018年)
- 2018年度プロレス大賞 敢闘賞
- 2019年度プロレス大賞 敢闘賞
人物編集
脚注編集
- ^ 『週刊プロレス』2018年12月9日号増刊、プロレスラー写真名鑑号 2019、頁24。
- ^ 12月9日(水)ディファ有明大会にて清宮海斗選手デビュー プロレスリング・ノア 2015年11月12日
- ^ “すべての壁をブチ壊す(清宮) 海外遠征決定!清宮海斗選手記者会見の模様【遠征期間中は欠場となります。ご理解賜りたく重ねてお願い申し上げます。】”. プロレスリング・ノア公式サイト (2017年6月5日). 2017年12月24日閲覧。
- ^ “ノア・拳王がGHC初戴冠!サプライズ凱旋の清宮が挑戦名乗り”. デイリースポーツ (2017年12月23日). 2017年12月24日閲覧。