清水町 (北海道)

日本の北海道上川郡の町

清水町(しみずちょう)は、北海道上川郡にある

しみずちょう
清水町
JR Tokachi Shimidu sta 003.jpg
ハーモニープラザと十勝清水駅
Flag of Shimizu, Hokkaido.svg Symbol of Shimizu, Hokkaido.svg
清水町旗 清水町章
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道十勝総合振興局
上川郡
市町村コード 01636-5
法人番号 8000020016365 ウィキデータを編集
面積 402.25km2
総人口 9,375[編集]
住民基本台帳人口、2019年9月30日)
人口密度 23.3人/km2
隣接自治体 上川郡新得町河東郡鹿追町河西郡芽室町
空知郡南富良野町
沙流郡日高町
町の木 ななかまど
町の花 すずらん
町の鳥 うぐいす
清水町役場
町長 阿部一男
所在地 089-0192
北海道上川郡清水町南4条2丁目2
HokkaidoShimizuTownOffice.JPG
外部リンク 北海道 十勝清水町

日本地域区画地図補助 01630.svg

清水町 (北海道)位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

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町名の由来編集

町名の「清水」は、当地がアイヌ語で「水が・清澄な・川」を意味する「ペペケㇾペッ(pe-peker-pet)」を略した「ペケㇾペッ(peker-pet)」と呼ばれており[1]、これを意訳したものに由来している[1][2]

なお、前身の自治体名「人舞(ひとまい)」については、「寄木・ある・もの(川)」を意味する「ニトゥオマㇷ゚(nitu-oma-p)」に字を当てたものとされ[3]、現在も町内の字名ととして使われている[3]

地理編集

清水町は十勝管内の内陸西部に位置しており、東は鹿追町、南は芽室町、北は新得町、西は日高山脈を隔てて日高町に接している[4]

  • 山:剣山 (1,205 m)、久山岳 (1,411 m)、芽室岳 (1,754 m)、ペケレベツ岳 (1,532 m)、熊見山 (1,175 m)
  • 河川:十勝川佐幌川、久山川、芽室川、小林川、ペケレベツ川

気候編集

清水町の気候は大陸性気候であり、夏季は高温で冬季は低温となる[4]。年間を通して晴天日数が多く、湿度も比較的低い[4]。降水量は年間平均1,130 mm程となっている[4]

人口編集

 
清水町と全国の年齢別人口分布(2005年) 清水町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 清水町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
 

清水町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


歴史編集

「まちの情報 歴史」参照[5]

  • 1898年明治31年):渋沢栄一が熊牛地区に十勝開墾合資会社設立し、越前地方から26戸99人が熊牛農場に入植。
  • 1899年(明治32年):ペケレベツ駅逓所開設。
  • 1903年(明治36年):芽室外6カ村戸長役場から分離・独立し、人舞村外1村戸長役場を設置。
  • 1907年(明治40年):旭川—釧路間の中央鉄道「十勝線」開通し、清水駅(1934年に十勝清水駅と改称)、佐念頃駅(1922年に御影駅と改称)開設。
  • 1915年大正04年):屈足村(現在の新得町)から分村し、人舞村となる。
  • 1921年(大正10年):芽室村(現在の芽室町)から分村し、御影村開村。
  • 1922年(大正11年):日本甜菜製糖清水工場操業開始。
  • 1923年(大正12年):人舞村が北海道1級町村制施行。
  • 1925年(大正14年):河西鉄道(後の十勝鉄道)が旅客営業運転開始(1951年廃止)。
  • 1927年昭和02年):人舞村を清水村と改称。
  • 1928年(昭和03年):北海道拓殖鉄道の新得—鹿追間開通し、熊牛停留場(後の熊牛駅)開設(1968年廃止)。
  • 1936年(昭和11年):町制施行し、清水町となる。
  • 1937年(昭和12年):清水町紋章(町章)制定。
  • 1956年(昭和31年):清水町が御影村を編入合併。
  • 1957年(昭和32年):竹岸畜産(現在のプリマハム)北海道工場操業開始。
  • 1958年(昭和33年):上芽室地区境界変更により、100戸653人が芽室町に編入。
  • 1962年(昭和37年):ホクレン農業協同組合連合会(ホクレン)清水製糖工場操業開始。
  • 1964年(昭和39年):全国優良町村として自治大臣表彰受賞。
  • 1965年(昭和40年):日勝道路(日勝峠)全線開通(1970年に国道274号へ昇格)。
  • 1966年(昭和41年):町民憲章制定。
  • 1967年(昭和42年):総合経営優秀町として自治大臣表彰受賞。
  • 1968年(昭和43年):清水町旗制定。
  • 1972年(昭和47年):町の木(ナナカマド)・花(スズラン)・鳥(ウグイス)制定。
  • 1973年(昭和48年):御影地区が自治省の「町づくりモデル・コミュニティ」指定。
  • 1978年(昭和53年):日勝スキー場オープン(2005年廃止)。
  • 1979年(昭和54年):全国清水町姉妹縁組締結(2005年自然解消)。
  • 1980年(昭和55年):清水町文化センター完成。『清水町第九交響曲演奏会』初開催(以後、5年ごとに2015年まで開催)。
  • 1982年(昭和57年):清水町老人福祉センター完成。
  • 1986年(昭和61年):清水町下水終末処理場稼動開始。清水町農村環境改善センター完成。日勝キャンプ場オープン(2005年閉鎖)。
  • 1989年平成元年):防災行政無線放送開始。
  • 1990年(平成02年):清水町図書館・郷土史料館完成。清水町清掃センター完成。
  • 1992年(平成04年):清水町世代間交流センター完成。清水町アイスアリーナ完成。
  • 1995年(平成07年):しみず温泉フロイデオープン(2008年に民間へ売却、後に営業休止)[6]道東自動車道(道東道)十勝清水IC供用開始。
  • 1998年(平成10年):清水町保健福祉センターオープン。
  • 1999年(平成11年):清水町農業振興公社設立(2012年解散)。
  • 2002年(平成14年):ハーモニープラザオープン。
  • 2005年(平成17年):「清水町まちづくり基本条例」制定。
  • 2006年(平成18年):「構造改革特別区域」の認定を受けた株式会社立学校となる北海道芸術高等学校開校(2015年に仁木町へ移転)。
  • 2009年(平成21年):北海道バイオエタノール十勝清水工場操業開始(2015年会社解散)。
  • 2011年(平成23年):道東道夕張—占冠間開通し、道央圏と道東圏が接続。
  • 2012年(平成24年):十勝千年の森で『北海道ガーデンショー』開催[7]
  • 2016年(平成28年):十勝圏域6消防本部を統合したとかち広域消防事務組合業務開始。相次ぐ台風(平成28年台風第10号など)の上陸による大雨で久山川が氾濫するなどの被害発生[8]

行政編集

  • 清水町役場
    • 御影支所

議会編集

  • 議員定数:13人
  • 議会
    • 定例会(3月、6月、9月、12月)
    • 臨時会
  • 委員会
    • 常任委員会
      • 総務産業常任委員会
      • 厚生文教常任委員会
      • 広報広聴常任委員会
    • 議会運営委員会
    • 特別委員会

官公署編集

国の機関

道の機関

公共施設編集

  • 清水町文化センター
  • 清水町図書館・郷土史料館
  • 清水町保健福祉センター
  • 清水町老人福祉センター
  • 清水町農業研修会館
  • 清水町農村環境改善センター
  • 清水町畜産研修センター
  • 清水町剣の郷創造館
  • 清水町少年自然の家
  • きたくま文化蔵
  • 清水町世代間交流センター
  • 清水町体育館
  • 清水町柔道場
  • 清水町民野球場
  • 有明公園多目的広場
  • 御影公園多目的広場
  • 清水町アイスアリーナ
  • 川東ゲートボール場
  • 清水公園展望パークゴルフ場
  • 下佐幌パークゴルフ場
  • 清水町葬斎場
  • 清水町清掃センター

公的機関編集

警察

消防

病院

電力

教育機関編集

高等学校

中学校

  • 清水町立清水中学校
  • 清水町立御影中学校

小学校

  • 清水町立清水小学校
  • 清水町立御影小学校

幼稚園

  • 清水町立清水幼稚園

保育所

  • 清水町立第一保育所
  • 清水町立第二保育所
  • 清水町立御影保育所

経済・産業編集

立地企業

  • あすなろファーミング
  • えびすや菓子舗
  • 田村製麺工業
  • 十勝スロウフード
  • 鳥せい商事
  • 中村製麺所
  • 日本甜菜製糖
  • プリマハム
  • 丸合清水醸造(大平原ファーム)

組合

  • 十勝清水町農業協同組合(JA十勝清水町)[9]
  • 十勝農業共済組合(十勝NOSAI)西部事業所
  • ホクレン農業協同組合連合会(ホクレン)清水製糖工場
  • 清水町森林組合
  • 帯広地方石油業協同組合清水支部

スーパーマーケット

金融機関

郵便局

  • 清水郵便局(集配局)
  • 御影郵便局(集配局)
  • 熊牛郵便局
  • 人舞郵便局

宅配便

交通編集

 
十勝清水駅(2012年7月)
 
十勝清水IC(2016年7月)
 
日勝峠(2010年6月)

鉄道編集

バス編集

コミュニティバス

  • 清水コミュニティバス
  • 御影コミュニティバス

路線バス

都市間バス

タクシー編集

  • 清水町予約型乗合タクシー
  • 昭和タクシー

道路編集

町内を通る幹線道路は、シーニックバイウェイの「十勝平野・山麓ルート」[11]、大雪—富良野—十勝を結ぶ「北海道ガーデン街道」になっている[12]

観光・レジャー編集

祭事・催事編集

1980年昭和55年)に完成した清水町文化センターのこけら落しに町の人達が集まってベートーヴェンの「交響曲第九番」を歌ったことが日本国内における「第九ブーム」のきっかけと言われており[13]、以後、清水町では5年ごとに2015年平成27年)まで『清水町第九交響曲演奏会』を開催していた[14]

  • 十勝若牛アスパラまつり(6月)
  • 清流まつり(7月)
  • 清流まつり納涼盆踊り大会(8月)
  • しみず秋まつり(9月)
  • 清水「食」の元気まつり(10月)

名産・特産編集

清水町では、町内で生産・製造した農産物や食品について独自の認証基準によって審査・認証しており、「清水産農産品」として町民をはじめとした多くの消費者にアピールするため、「ふるさとブランドとかちしみず認証制度」を制定した[15]ご当地グルメは「十勝清水牛玉ステーキ丼」がある。

ご当地キャラクター編集

  • うっちゃん - 1990年(平成2年)選定。町の鳥「うぐいす」をキャラクター化しており、「ノーマルヴァージョン」のほか、「アイスホッケーヴァージョン」や「お祭りヴァージョン」、「スキーヴァージョン」などがある。また、清水町は「第九のまち」として知られているため、「交響曲第九番の指揮者ヴァージョン」もある[16]
  • はたらく君 - 2010年度(平成22年度)に町が募集した「まちづくり予算町民提案事業」に清水中学校の生徒が応募して採択した「新キャラクターづくり事業」によって、中学生・事業者・農業者などが構成する制作委員会が選定した。ネーミングは、町名の由来であるアイヌ語の「ペケレベツ」(明るく清らかな川)をイメージした水、「畑作」「酪農」の頭文字を取ったものである[16]

スポーツチーム編集

清水町が舞台(ロケ地)となった作品編集

漫画

アニメ

映画

ドラマ

人物編集

50音順

出身人物編集

ゆかりのある人物編集

町民憲章・宣言・町歌編集

町民憲章

前章
わたくしたちは、日高の山なみが連なり、十勝川の流れがよく野をうるおすところ、酪農と農産工業の町、その名も清い清水の町民です。
わたくしたちは、父祖の偉業と、強くたくましい開拓者精神をうけつぎ、ゆたかで明るい町をつくるために、この憲章をさだめます。
1章 元気ではたらき、あかるく、楽しい家庭をつくりましよう。
寒さにも、暑さにも、まけないからだと、心をきたえましよう。
仕事にほこりと、希望をもつて、はりきつてはたらきましよう。
家中のものが話し合い、生活のくふうをしましよう。
としよりをいたわり、うやまい、その労をねぎらいましよう。
2章 たがいにいたわりあい、きまりや、公衆道徳をよく守り、住みよい町にしましよう。
集会の時刻は、きちんと守りましよう。
交通規則を守り、歩行や、運転に気をつけましよう。
公衆衛生に心をくばり、美しい環境をつくりましよう。
3章 自然を愛し、文化をそだて、ゆたかな町をつくりましよう。
自然の美しさや、ゆかりのところは、大切に保存しましよう。
北ぐにのくらしにあつた衣食住のくふうをしましよう。
読書、音楽、スポーツなどにしたしみ、ゆたかな教養を身につけましよう。
家のまわりや道路をきれいにし、花いつぱい運動をひろげましよう。
4章 未来をつくる子どものしあわせな町にしましよう。
だいじなしつけは、子どもの時からしつかり身につけさせましよう。
あかるい家庭で、自覚と責任をもつ強い子を育てましよう。
家庭と、学校と、社会がいつしよになつてゆきとどいた教育をしましよう。
どの子もみんな社会の子、力をあわせて良い環境をつくり、よい子を育てましよう。
— 昭和41年11月1日公布[17]

宣言

  • 交通安全宣言(昭和39年)[18]
  • 青色申告と諸税完納の町宣言(昭和53年)[18]
  • 非核平和清水町宣言(昭和62年)[18]
  • 防犯宣言(昭和63年)[18]
  • 健康づくり宣言(平成3年)[18]
  • しみず教育の四季宣言(平成18年)[18]

町歌

  • 清水町歌(昭和53年11月8日制定)

脚注編集

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  1. ^ a b 『北海道 駅名の起源』日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、第1版、122頁。
  2. ^ アイヌ語地名リスト シベ~セツ P61-70P (PDF)”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2019年3月9日閲覧。
  3. ^ a b アイヌ語地名リスト ノブト~ヒラキ P101-110 (PDF)”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2019年3月9日閲覧。
  4. ^ a b c d 清水町地域防災計画 (PDF)”. 清水町. p. 15 (2018年). 2019年1月23日閲覧。
  5. ^ 町の情報 歴史”. 清水町. 2019年1月22日閲覧。
  6. ^ 清水町フロイデが2400万円で売却、廃業が目立つ温浴施設と中小旅館”. 北杜の窓 (2008年3月26日). 2019年1月23日閲覧。
  7. ^ 草原が波打つ!? 北海道ガーデンショー会場「十勝千年の森」”. 北海道ファンマガジン (2012年7月1日). 2019年1月27日閲覧。
  8. ^ 平成28年台風10号大雨災害対応報告書 (PDF)”. 清水町 (2017年). 2019年1月23日閲覧。
  9. ^ 十勝清水町農業協同組合”. 2019年1月23日閲覧。
  10. ^ 帯広清水線バスの実証運行について (PDF)”. 清水町. pp. 5-6. 2019年1月23日閲覧。
  11. ^ 十勝平野・山麓ルート”. シーニックバイウェイ北海道. 2019年1月22日閲覧。
  12. ^ 北海道ガーデン街道”. 北海道ガーデン街道協議会. 2019年1月18日閲覧。
  13. ^ 歓喜のみちしるべ 〜30年目の第九を歌った町〜 北海道・清水町”. 報道の魂. TBSテレビ (2011年4月3日). 2019年1月23日閲覧。
  14. ^ 復興願い響く第九 町民170人合唱 農民管弦楽団定演”. 十勝毎日新聞. 北海道ニュースリンク協議会 (2018年1月29日). 2019年1月23日閲覧。
  15. ^ 農産品認証制度”. 清水町. 2019年1月22日閲覧。
  16. ^ a b まちのキャラクター”. 清水町. 2019年1月23日閲覧。
  17. ^ まちの情報 町民憲章”. 清水町. 2019年1月22日閲覧。
  18. ^ a b c d e f まちの情報 まちの宣言”. 清水町. 2019年1月22日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集

行政

観光