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渋谷ビデオスタジオ

渋谷ビデオスタジオ(しぶやビデオスタジオ)は、東京都渋谷区宇田川町にかつて所在していたテレビスタジオである。

目次

概要編集

ボウリング場の「ショーエイボウル」の廃業後、3室のテレビ収録用スタジオやVTR編集室などを併設する施設に改修し、建物と設備の管理や運営を主業務とする会社が設立された。

1980年代中期は、フジテレビ月9ドラマを中心としたドラマ収録を優先的に行うことを目的に、同スタジオへ資本参加していた。

世界まるごとHOWマッチ』や『世界ウルルン滞在記』などMBSテレビが東京で製作する番組で拠点として使用され、MBS以外の在阪局制作による全国ネット番組の収録も多く使用された。

スタジオの終焉とその後編集

資本関係のあるフジテレビは、「収録・編集拠点の統合」を理由に江東区青海臨海副都心に大規模な自社スタジオ「フジテレビ湾岸スタジオ」を建設し、2007年春に竣工した後、夏期から運用を始めて9月14日に本格稼動した。本スタジオの全設備は撤去されて建物は耐震性補修されず、フジテレビのドラマ『フライトパニック』の収録を最後に2007年9月末で運用を止め、閉鎖後2011年に取り壊され、2012年には駐車場になっている。その後住友不動産が土地を取得し、2019年2月完成予定で地上21階・地下2階のオフィスと高級賃貸住宅「ラ・トゥール渋谷Ⅱ」からなる複合型の高層ビルを建設する[1]。オフィス部分はインターネット広告大手のサイバーエージェントがメディア・ゲーム部門の集約を目的に一括賃借し、ビル名も『Abema Towers』と名付けられる[2]

企業体は、2008年4月から事業持株会社のほかにイベント企画や不動産コンサルティングなどを広く扱う。

所在地・設立年月日編集

  • 東京都港区西新橋1-16-12 東新ビル
  • 1976年(昭和51年)12月

役員編集

  • 代表取締役社長:熊谷伸一

稼働していた当時のスタジオ編集

第1スタジオ編集

HD/SD対応〔200坪〕

第2スタジオ編集

HD/SD対応〔180坪〕

第3スタジオ編集

SD対応〔110坪〕

スタジオについての雑記・関連事項編集

  • パッケージ番組においては、自身が所有する生田スタジオや、系列関連のある後楽園ホールに集約させていた日本テレビも、以前はここを使用することがあり、例えば『欽きらリン530!!』では、ここで生放送や収録を行っていたほか『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』でも定期的に同スタジオを使用して収録していた。また同局系列の読売テレビも『スター爆笑Q&A』などの全国ネット番組の収録で同スタジオが使われた[3]
  • 関西テレビも自社系のスタジオ「レモンスタジオ」が運用を開始するまでは、渋谷ビデオスタジオをキー局であるフジテレビの旧河田町社屋と並行して東京での制作拠点として使用していた。また朝日放送(ABC)(東京支社)制作番組の収録も、渋谷ビデオスタジオを使う機会が多かった。
  • ボウリング場をテレビスタジオに内部改造した例としては、同所の他に静岡朝日テレビ(当時の社名は「静岡県民放送」)があったが、既に新社屋へ移転し、建物も解体されている。

関連会社編集

関連項目編集

  • 東京テレビセンター - 通称「浜町スタジオ」。渋谷ビデオスタジオと同様、パッケージ番組の収録などで使われた。
  • 東京タワースタジオ - 旧テレビ東京社屋(初代社屋)を改装したテレビスタジオ。主にテクノマックスが製作協力に携ったテレビ番組の収録に使われた。2016年現在は「東京タワーメディアセンター」の名称で営業継続中。
  • 東京メディアシティ - 国際放映が運営するテレビスタジオ。在阪局制作番組(主に全国ネット番組)の収録は、渋谷ビデオスタジオ閉鎖後、同所を使用することが多い。

脚注編集

  1. ^ (仮称)ラ・トゥール渋谷Ⅱ”. 住友不動産. 2018年4月16日閲覧。
  2. ^ “オフィスの移転について” (プレスリリース), サイバーエージェント, (2018年4月4日), https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=21508 2018年4月16日閲覧。 
  3. ^ 読売テレビでは1993年に東京の制作拠点として自社スタジオ「読売テレビ多摩スタジオ」を東京都八王子市に建設し、渋谷ビデオスタジオで収録していた番組収録を多摩スタジオに移転させる形をとったが、東京都心からの交通の便が悪いことなどの理由で1999年までに閉鎖され、現在は東京メディアシティを主に使用している。

外部リンク編集