渋谷全線座(しぶやぜんせんざ、1956年 開業 - 1977年 閉館廃業)は、かつて存在した日本の映画館である。

渋谷全線座
Shibuya Zensen-za
種類 事業場
市場情報 消滅
略称 全線座
本社所在地 日本の旗 日本
150-0002
東京都渋谷区渋谷1丁目24番10号
設立 1956年
業種 サービス業
事業内容 映画演劇の興行、
代表者 樋口大祐
主要株主 全線座
特記事項:略歴

1956年 開業
1977年 閉館廃業

1979年1月20日 同地に渋谷東急イン開業
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歴史 編集

1956年(昭和31年)、全線座株式会社が、東京都渋谷区渋谷1丁目24番10号、渋谷駅明治通り沿いに開業、同社は同地に本社を置いた[1]。当初は洋画のロードショー館で、内部は2階建ての大きな映画館であった。

1961年(昭和36年)、70ミリプリントをかけられるシネマスコープシステムを導入した[2]

洋画2本立ての名画座として長年親しまれたが、1977年(昭和52年)、閉館廃業。1979年(昭和54年)1月20日、同地に竣工した渋谷全線座ビルに日本興業銀行、渋谷東急イン(現渋谷東急REIホテル)が開業した[1]。現在1、2階はビックカメラ、3階は居酒屋北海道が入居している。

 
跡地に建設された渋谷東急イン(渋谷全線座ビル内)

関連事項 編集

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  1. ^ a b #外部リンク欄の公式サイト内の「沿革」「会社概要」の各項の記述を参照。二重リンクは省く。
  2. ^ 時事映画通信社『映画年鑑 1962』(時事映画通信社、1962年)のp.282の記述を参照。

外部リンク 編集