メインメニューを開く

渋谷毅

日本のジャズピアニスト、作曲家、編曲家 (1939-)

経歴編集

1939年東京都生まれ。芸大付属高校2年の時、エロール・ガーナーを聴いてジャズに興味を持つ。同い年のジャズ・ピアニスト、プーさんこと菊地雅章とは高校三年間を共にしている。東京芸術大学在学中よりジョージ川口とビッグ4、沢田駿吾グループなどでピアニストとして活動。1960年代前半より作曲家・編曲家として歌謡曲映画CMなど数多くの作品を手がける[1][2]

1975年自身の率いるトリオを結成し、初のリーダー作『ドリーム』をはじめ、2枚のアルバムを発表する。1986年に従来の典型的なビッグバンド・スタイルから解放された “渋谷毅オーケストラ” を結成し、これまでに6枚の作品を発表。2017年現在も活動の中心としている。1990年代より渋さ知らズに参加。川下直広不破大輔芳垣安洋の三人と “RAdIO” を結成し、同名のアルバムを残している。1999年デューク・エリントンの作品をレパートリーとするグループ “エッセンシャル・エリントン” を結成し、これまでに3枚の作品を発表。2007年から渋谷毅オーケストラのメンバーとのデュオ作品を発表。70歳を超えた現在も、月に15本以上のペースでライブ活動を行っている。

浅川マキ金子マリ木村充揮酒井俊小川美潮小沢健二などのヴォーカリストギグジャムレコーディングに参加している。また、1980年代からは作曲家としてNHKの『おかあさんといっしょ』等の子供番組に作品を提供している。

受賞歴編集

主な作品編集

ピアノトリオ編集

ピアノソロ編集

  • 渋やん(1982年 アケタズ・ディスク)
  • Afternoon(2002年5月 徳間ジャパンコミュニケーションズ)
  • solo famous composers(2007年12月 ビデオアーツ・ミュージック
  • solo famous melodies(2007年12月 ビデオアーツ・ミュージック)

渋谷毅オーケストラ編集

  • LIVE 1989(1989年)
  • LIVE '91(1991年)
  • 酔った猫が低い塀を高い塀と間違えて歩いているの図(1993年)
  • TAMASA(1997年 Carcoレーベル)
  • ホームグランド・アケタ・ライヴ(1999年3月 学研プラッツ・アケタズディスク)
  • ずっと西荻(2003年10月 Carcoレーベル)

デュオ編集

  • 野百合(1992年8月 東芝EMI) - 宮澤昭とのデュオ
  • SO QUIET(1998年11月 六弦堂) - 廣木光一とのデュオ
  • タンデム - Tandem(2000年2月 Verve) - 菊地雅章とのデュオ
  • しーそー(2001年9月 徳間ジャパンコミュニケーションズ) - 森山威男とのデュオ
  • 月の鳥(2007年2月 Carcoレーベル) - 石渡明廣とのデュオ
  • たそがれの夢(2007年4月 HANANOYA RECORDS) - 華乃家ケイとのデュオ
  • 帰る方法3(2008年6月 Carcoレーベル) - 松本治とのデュオ
  • MARI SINGS ALONG WITH SHIBUYA-SAN(2008年12月 HOME WORKレーベル) - 金子マリとのデュオ
  • Blue Blackの階段(2009年8月 Carcoレーベル) - 松風紘一とのデュオ
  • 無銭優雅(2010年5月 Carcoレーベル) - 津上研太とのデュオ
  • LUZ DO SOL 太陽の光(2011年4月 Soramame Record) - 平田王子とのデュオ
  • 蝶々在中(2011年9月 Carcoレーベル) - 川端民生とのデュオ
  • 緑の森(2013年12月 Soramame Record) - 平田王子とのデュオ

エッセンシャル・エリントン編集

  • Essential Ellington(1999年10月 日本クラウン
  • Island Virgin(2005年11月 MUZAKレーベル)
  • SONGS(2009年3月 Carcoレーベル) - エッセンシャル・エリントン+清水秀子

その他編集

  • RAdIO『RAdIO』(2003年10月 地底レコード)
  • 峰厚介 ミーツ 渋谷毅 & 林栄一『RENDEZVOUS』(2004年5月 ビデオアーツミュージック)
  • さがゆき『Day Dream』(2004年10月 ARUMA RECORDS)
  • 渋谷毅・武田和命カルテット『OLD FOLKS』(2005年10月 メタ花巻アケタズディスク)
  • さがゆき・渋谷毅・潮先郁男『We'll Meet Again』(2008年5月 Carcoレーベル)
  • 古澤良治郎『古澤良治郎 ラスト・レコーディング 第1集 「タケシ」』(2011年5月 メタ花巻アケタズディスク)
  • 古澤良治郎『古澤良治郎 ラスト・レコーディング 第2集 「マナブ」』(2011年5月 メタ花巻アケタズディスク)

主な作曲作品編集

  • 由紀さおり生きがい」(1970年、作詞:山上路夫/作曲:渋谷毅)
  • 由紀さおり「初恋の丘」(1971年、作詞:北山修/作曲:渋谷毅)
  • 佐良直美「小さな村の小さな出来事」(1971年、作詞:山川啓介/作曲:渋谷毅)
  • 天地真理「白いバラの道」(1972年、作詞:岩谷時子/作曲:渋谷毅)
  • 天地真理「おしえてよ愛の言葉」(1972年、作詞:岩谷時子/作曲:渋谷毅)
  • アリス「涙化粧」(1973年、作詞:松本隆/作曲:渋谷毅)
  • アリス「突然炎の如く」(1973年、作詞:松本隆/作曲:渋谷毅)
  • アン真理子「いけにえ」(1974年、作詞:松本隆/作曲:渋谷毅)
  • アン真理子「血とバラ」(1974年、作詞:松本隆/作曲:渋谷毅)
  • 森山良子「あやとり」(1975年、作詞:松本隆/作曲:渋谷毅)
  • 森山良子「あなたのいない一日」(1975年、作詞:山上路夫/作曲:渋谷毅)
  • 小坂忠「水たまりの詩」(1981年、作詞:山田典吾/作曲:渋谷毅)
  • 浅川マキ「秋意」(1985年、作詞:浅川マキ/作曲:渋谷毅)
  • 浅川マキ「無題」(1991年、作詞:清水俊彦、浅川マキ/作曲:渋谷毅)
  • 中谷美紀「Happy Wednesday」(2006年、作詞:麻生哲朗/作曲:渋谷毅)
  • 二階堂和美「つるべおとし」(2007年、作詞:松本隆/作曲:渋谷毅)
  • 木村カエラ「memories」(2008年、作詞:木村カエラ/作曲:渋谷毅)
  • 佐良直美「いのちの木陰」(2010年、作詞:山川啓介/作曲:渋谷毅)
  • 佐良直美「銀河の子守唄」(2010年、作詞:山川啓介/作曲:渋谷毅)

主な編曲作品編集

  • 坂本九見上げてごらん夜の星を」(1963年、作詞:永六輔/作曲:いずみたく
  • 由紀さおり「夜明けのスキャット」(1969年、作詞:山上路夫/作曲:いずみたく)
  • 由紀さおり「バラのためいき」(1969年、作詞:山上路夫/作曲:いずみたく)
  • 由紀さおり「天使のスキャット」(1969年、作詞:山上路夫/作曲:いずみたく)
  • 由紀さおり「枯葉の街」(1969年、作詞:山上路夫/作曲:いずみたく)
  • パープルシャドウズ別れても好きな人」(1969年、作詞・作曲:佐々木勉
  • 篠ヒロコ「愛ってなあに」(1969年、作詞:水島哲/作曲:いずみたく)
  • 佐良直美「赤頭巾ちゃん気をつけて」(1970年、作詞:岩谷時子/作曲:いずみたく)
  • 佐良直美「どこへ行こうかこれから二人」(1970年、作詞:西川ひとみ/作曲:中村泰士
  • 由紀さおり「好きよ」(1970年、作詞:岩谷時子、作曲:いずみたく)
  • 弘田三枝子「バラの革命」(1971年、作詞:島田葉二/作曲:いずみたく)
  • 尾崎紀世彦この胸のときめきを」(1971年、作詞:V.Pallavicini/作曲:P.Donaggio/訳詞:岩谷時子)
  • 尾崎紀世彦「追憶」(1975年、作詞・作曲:M.Bergman/A.Bergman/M.Hamlisch/訳詞:岩谷時子)

映画音楽編集

CMソング編集

その他編集

  • 倉敷チボリ公園 アンデルセンシアター[3]
  • 豊後大野市立緒方小学校校歌
  • 小海町立小海小学校校歌
  • 下馬幼稚園園歌

脚注編集

  1. ^ 最初期の仕事で録音レコードとして発表されCD化・再発された音源に森山加代子「一人で泣かせて/月へ帰ろう」がある。7インチシングル盤㈱東芝音楽工業(東芝レコード)1963年11月発売、規格品番:JP-5259。CD化:東芝EMI1996年7月10日、『加代ちゃんのヒット・キット・パレード』収録、規格品番:TOCT-9517/8。
  2. ^ ISRCのデータ上では1992年時点で二作品共に「音源として登録(初CD化)」されている模様、1996年7月10日の規格品番:TOCT-9517/8は「再CD化発売」と思われるが、初CD化時の発売日や規格品番等の詳細な記録が『音楽の森 “Music Forest”』 オンライン・データベース上に掲載されていない。
  3. ^ andersen

外部リンク編集