渡瀬 ゆき(わたせ ゆき、1960年2月14日[1] - )は日本の元女優。本名:升本 由喜子(ますもと ゆきこ)[1]。旧芸名:渡瀬 由喜子(わたせ ゆきこ)。

わたせ ゆき
渡瀬 ゆき
本名 升本 由喜子(ますもと ゆきこ)
別名義 渡瀬 由喜子
生年月日 (1960-02-14) 1960年2月14日(64歳)
出生地 日本の旗 日本 神奈川県鎌倉市
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1980年 - 1987年
著名な家族 升本喜年(父)
事務所 舞プロモーション
主な作品
太陽にほえろ!
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神奈川県[1]鎌倉市出身[2]演劇集団 円研究所出身[3]舞プロモーションに所属していた[1]

現在は本名で映画、テレビプロデューサーとして活動している。松竹の元映画プロデューサー升本喜年は実父。弁護士升本喜郎は実弟[4]

来歴 編集

早稲田大学中退後[5][注 1]、劇団所属を経て1980年に「太陽にほえろ!」に本名でデビュー。その後「西部警察」にゲスト出演の際に渡哲也の命名で「渡瀬 由喜子」に改名[6]。「渡瀬 ゆき」に再改名後の1983年から1987年まで、「太陽にほえろ!」でブルースこと澤村誠刑事(又野誠治)の妻・泉役でセミレギュラー出演。「太陽にほえろ!」終了後はプロデューサーに転じ、父・喜年が設立したプロダクション「梟雄舎」(きゅうゆうしゃ)に移籍。現在、同社代表取締役として数多くの作品制作の現場に立っている。

特技は英会話[1]ピアノ[1]ダンス[1]

出演歴 編集

テレビドラマ 編集

  • 太陽にほえろ!NTV / 東宝
    • 第403話「罪と罰」(1980年) - 高沢陽子 ※升本由喜子名義
    • 第562話「ブルース刑事登場!」(1983年) - 澤村泉
    • 第572話「青い鳥」(1983年) - 同上
    • 第586話「生と死の賭け」(1984年) - 同上
    • 第604話「戦場のブルース」(1984年) - 同上
    • 第631話「ロックとブルース」(1985年) - 同上
    • 第635話「いい加減な女」(1985年) - 同上
    • 第666話「父親ブルース」(1985年) - 同上
    • 第682話「揺れる生命」(1986年) - 同上
    • 第696話「正面18度」(1986年) - 同上
    • 第700話「ベイビー・ブルース」(1986年) - 同上
    • 第714話「赤ちゃん」(1986年) - 同上
    • 第718話「そして又、ボスと共に」(1986年) - 同上
    • 太陽にほえろ!PART2 第11話「神戸・愛の暴走」(1987年) - 同上
  • 西部警察ANB / 石原プロ
    • 第48話「別離のブランデーグラス」(1980年) - 小林夕子 ※渡瀬由喜子名義
    • 第68話「地獄からの使者」(1981年) - 寺岡美雪 ※渡瀬由喜子名義
    • 第106話「午前11時、爆破!」(1981年) - 坂田の妹
  • 俺はおまわり君 第9話「年頃の娘を持てば…」(1981年、NTV / ユニオン映画) ※渡瀬由喜子名義
  • 遠山の金さん 第31話「大奥絵巻! 呪いの丑三つ刻」(1982年、ANB / 東映) - おさる
  • 阪急ドラマシリーズ / 青春INGS ゆう子とヘレン 第15話「バラとタコ焼き」(1983年、KTV / 宝塚映画
  • 時代劇スペシャル / 仕掛人・藤枝梅安 第6弾「梅安岐れ道」(1983年、CX / 東宝)
  • ザ・サスペンス / 狙われた女教師(1984年、TBS / 大映テレビ
  • 泳げ!第5コース(1986年、KTV / 宝塚映像) - 南和歌子

映画 編集

その他 編集

プロデューサー歴 編集

テレビドラマ 編集

映画 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 上智大学卒業とする資料[3]、上智大学外国語学部から早稲田大学文学部転入学したとする資料もある[2]

出典 編集

  1. ^ a b c d e f g 日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、398頁。 
  2. ^ a b 週刊テレビ番組(東京ポスト)1985年10月4日号「プロフィル」40頁
  3. ^ a b 日本タレント名鑑'83』VIPタイムズ社、1982年、423頁。 
  4. ^ [1]清流出版HP内ブログより
  5. ^ プロデューサー・升本由喜子さん 若手俳優をブロードウェイへ
  6. ^ 泉ちゃんのその後