渡辺学
渡辺 学(渡邉 学、わたなべ まなぶ、1956年 - )は、日本の宗教学者、ユング心理学研究者、南山大学教授。
千葉県生まれ。1979年上智大学文学部哲学科卒、82年同大学院博士前期課程修了、1986年シカゴ大学神学修士、1989年筑波大学大学院哲学・思想研究科倫理学専攻博士課程修了、「C.G.ユングにおける心と体験世界」で文学博士。南山大学人文学部助手、講師、助教授、教授。
学習院大学教授・ドイツ語学の渡辺学(1959 - )は別人。
著書編集
- 『ユングにおける心と体験世界』春秋社 南山大学学術叢書 1991
- 『ユング心理学と宗教』第三文明社 1994
翻訳編集
- C.G.ユング『自我と無意識』松代洋一共訳 思索社 1984 のち第三文明社レグルス文庫
- ジェームズ・ハイジック『ユングの宗教心理学 神の像をめぐって』纐纈康兵共訳 春秋社 1985
- アイラ・プロゴフ『心理学の死と再生』春秋社 1989
- ヘルムート・ハルク『木の夢 魂の根底について』春秋社 シリーズ夢の道しるべ 1992
- ヴェレーナ・カースト『砂漠の夢 生の限界経験について』春秋社 シリーズ夢の道しるべ 1992
- ギーゼラ・リース『火の夢 元素的な変容の力について』春秋社 シリーズ夢の道しるべ 1992
- カリン・アンデルテン『水の夢 心のダイナミズムについて』春秋社 シリーズ「夢のみちしるべ」 1992
- S.A.リーヴィ『精神分析と宗教』玉川大学出版部 1995
- J.W.ジョーンズ『聖なるものの精神分析』玉川大学出版部 1997
- F.X.チャレット『ユングとスピリチュアリズム』堀江宗正,葛西賢太,高橋原共訳 第三文明社 1997
- ヨアヒム・ヴァッハ『宗教の比較研究』保呂篤彦,奥山倫明共訳 法藏館 叢書・現代世界と宗教 1999
- ロバート・J・リフトン『終末と救済の幻想 オウム真理教とは何か』岩波書店 2000
- ジーン・シノダ・ボーレン『タオこころの道しるべ』湯浅泰雄監訳 阿内正弘,白濱好明共訳 春秋社 2001
- ハンス・G・キッペンベルク『宗教史の発見 宗教学と近代』月本昭男,久保田浩共訳 岩波書店 2005
監修編集
参考編集
- 『ユング心理学と宗教』著者紹介
- 南山大学