湯の川温泉停留場

北海道函館市にある函館市企業局交通部の停留場

湯の川温泉停留場(ゆのかわおんせんていりゅうじょう)は、北海道函館市湯川町1丁目にある函館市企業局交通部(函館市電)湯の川線の停留場である。駅番号はDY02ゴールデンウィークなどの繁忙期には乗車整理員が配置されることがある。

湯の川温泉停留場
駅全景(2021年7月)
ゆのかわおんせん
YUNOKAWA-ONSEN
DY01 湯の川 (0.5 km)
(0.3 km) 函館アリーナ前 DY03
地図
所在地 北海道函館市湯川町1丁目26-29先、28-1先
北緯41度46分48.11秒 東経140度47分6.73秒 / 北緯41.7800306度 東経140.7852028度 / 41.7800306; 140.7852028 (湯の川温泉停留場)座標: 北緯41度46分48.11秒 東経140度47分6.73秒 / 北緯41.7800306度 東経140.7852028度 / 41.7800306; 140.7852028 (湯の川温泉停留場)
駅番号 DY02
所属事業者 函館市企業局交通部
所属路線 函館市電湯の川線
キロ程 0.5 km(湯の川起点)
駅構造 地上駅(停留場)
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
770[1]人/日
-2019年-
開業年月日 1913年6月29日
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歴史 編集

  • 1913年(大正2年)6月29日 - 鮫川橋停留場として開業。当停留所から湯川終点までは単線であった。[2]
  • 1938年(昭和13年)以前 - 鮫川停留場に改称[3]
    • 以降、温泉入口湯川、そして現在の湯の川温泉と改称している[3]
  • 1945年(昭和20年)7月2日 - 鮫川 - 湯川間の単線軌道が撤去され、終点となる[4]
  • 1959年(昭和34年)9月2日 - 1945年に撤去された湯の川温泉~湯の川間の軌道が複線で再敷設され、中間駅に戻る[4]
  • 2017年(平成29年)11月16日 - 12月22日 - 両線ホームの横断歩道側の段差解消工事を実施し、12月22日に供用開始[5]
  • 2020年令和2年)10月30日 - 12月25日 - 両線ホームの改築工事を実施(後述)[5]

構造 編集

  • 2面2線の相対式ホーム。
  • 往線乗り場(五稜郭公園前方向)には上屋が設置されている。
  • 駅の東側に交差点があり、ホームへの移動はその横断歩道を利用する。

ホームは改修が行われており(前述)、その前後で次の通り構造が変わっている[5]

改修前
  • それまでのホームには段差があったが、2017年に横断歩道側のホームの端から2.0m部分の切削及び舗装打ち直しを行ってスロープ化し、ホーム出入り部分の段差を解消。
改修後
  • 往線ホーム(五稜郭方向)
  • 復線ホーム(湯の川方向)
    • 既存のホームを通路(幅員の変更なし)とし、函館アリーナ側に長さ15.0m、幅1.0~1.4mに拡幅したホームを設置
    • LED照明を内蔵した安全柵を設置
    • ホームの一部及びスロープにロードヒーティングを設置

周辺 編集

以下の施設では、市電・バス乗車券の委託販売店を兼ねている。[9]

隣の停留場 編集

函館市企業局交通部
湯の川線
湯の川停留場 (DY01) - 湯の川温泉停留場 (DY02) - 函館アリーナ前停留場 (DY03)

脚注 編集

  1. ^ 北海道 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
  2. ^ 函館の絵葉書”. 2012年2月7日閲覧。
  3. ^ a b 今尾恵介 編『日本鉄道旅行地図帳 1号 北海道』新潮社、2008年、25頁。ISBN 978-4-10-790019-7 
  4. ^ a b 函館市交通局の沿革” (PDF). 函館市企業局交通部. 2014年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月2日閲覧。
  5. ^ a b c 函館市の情報公開制度の情報公開制度(公文書公開制度)に則って行った該当内容における開示請求に伴う、函館市企業局交通部からの回答結果(有印公文書)による。
  6. ^ 湯川温泉電停前”. NAVITIME. 2019年8月19日閲覧。
  7. ^ 花びしホテル前”. NAVITIME. 2019年8月19日閲覧。
  8. ^ 湯の川温泉北”. 北海道中央バス. 2019年8月19日閲覧。
  9. ^ 乗車券の販売場所(函館市電)”. 函館市企業局交通部. 2021年1月13日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集