滝沼川(たきぬまがわ)は、埼玉県さいたま市西区を流れる荒川水系準用河川[1]である。荒川の支流である。

滝沼川
上江橋より望む滝沼川(2014年8月)
水系 荒川水系
種別 準用河川
河口・合流先 荒川さいたま市西区大字宝来
流路 さいたま市西区
流域 さいたま市西区
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流路 編集

埼玉県さいたま市西区大字清河寺付近に源を発し、西区大字高木との境界を南へ流れる。西に転じ国道16号線に沿って流れ、大字宝来地区にて荒川に合流する。

歴史 編集

 
西区宝来地区(2011年11月)

滝沼という地区(宝来地区の東側)から流れ出てくる悪水が旧・宝来村(現在の宝来地区)付近で大雨の度に水が溢れ出るため、旧・宝来村(宝来地区)と滝沼地区での水の争い事が絶えなかった。

今では、荒川堤防に接続する部分に、幅5.4 m、高さ4.1 mの樋管を三門備えた大きな水門が、滝沼川近辺の都市化土地利用の変化に伴う水量の増加と水害を防止している。水門は、丸い三つの屋根の真ん中に時計をつけた銀色の構造である。

また下流が直線的になっているが、国道16号西大宮バイパス建設に伴い直線化されたことによるものである。

中流部分も大宮西部特定土地区画整理事業により改修され2018年ごろまでに直線化された。

支流 編集

  • 西堀川(宝来の堤防沿いを流れる)
  • 指扇辻川
  • 中釘川

橋梁 編集

河川施設 編集

  • 滝沼川排水機場
  • 滝沼川多目的遊水地
  • 滝沼川公園

脚注 編集

  1. ^ さいたま市を流れる河川について”. さいたま市 (2020年1月14日). 2020年4月5日閲覧。

関連項目 編集