漫符
漫符(まんぷ)は漫画に特有な記号表現のことである。古くから見られるが、具体例を示して「漫符」という呼称を使用した初出は『サルでも描けるまんが教室』(相原コージ・竹熊健太郎共著、1990 - 1992年発行)の第3回である。同作品では漫符を「感情や感覚を視覚化した、まんがならではの符号(記号)」と定義している。
具体例編集
『サルでも描けるまんが教室』では、具体例として以下の表現を挙げている。
脚注編集
- ^ 夏目房之介『マンガはなぜ面白いのか その表現と文法』日本放送出版協会〈NHKライブラリー〉、1997年11月20日、87頁。ISBN 9784140840665。
関連項目編集
参考となる図書編集
- こうの史代:「ギガタウン 漫符図譜」、朝日新聞出版、ISBN978-4-02-251512-4 (2018年1月30日). # 漫符の使用例を数多く、鳥獣戯画風のキャラクターを使った4コマ漫画により解説している。