潮風公園
概要編集
園内の海側は全て舗装された遊歩道となっており、観光を楽しむ人の他に、日光浴、ジョギング、サイクリング、釣りをする人が多い。都心方面から羽田空港方面まで東京港全体を見渡すことができ、空気が澄んだ日には富士山が見えることもあって、見晴らしは隣接するお台場海浜公園よりも良い。
水と緑のプロムナードは公園南地区のメインストリートで、南中央出入口と噴水広場を結ぶ。真ん中には噴水があり、ストリート全体にワシントンヤシとカスケードが立ち並び南国の雰囲気がある。
噴水広場は夏場は特に子供達でにぎわう。すぐ近くには船の形をしたコンビネーション遊具しおかぜ丸があり、こちらも子供達でにぎわう。
公園中央に東京湾岸道路(国道357号・首都高速湾岸線)が通り、公園を南北に分けている。この道路は途中で海底へ潜って東京港トンネルへ抜ける。海底へ潜ったところに湾岸線の換気塔が大きくそびえ立つ。2012年までは、その換気塔の海側に潮風橋があり、公園内で南北間を行き来する手段はこの橋だけであったが、東日本大震災の影響や経年劣化に伴い、撤去された。
公園北側に行くと、バーベキュー広場がある。
潮風公園島の日曜の午後と名づけられた彫刻は特にユニークで、正面から見た形と横から見た形では、全く別の形に見えてしまう。夕陽の塔は、夕陽を背景にしたシルエットが印象的である。夕陽の塔から北中央出入口までは街と海のプロムナードが伸びる。
太陽の広場はかなり広大で開放的な芝生広場で、子供達の他にも犬などが走り回っている。
海と対岸の天王洲アイルが見えるためロケーションが良く、更にフジテレビから近いこともあり、テレビ番組や写真の撮影場所として使用されることが多い。入園は無料であるが、撮影は勿論事前に申請を出し、当日には使用料を払う必要がある。
潮風橋と換気塔
散歩・ジョギングコース編集
信号が無い・車が通らない・夜でも比較的明るい・景色が良い・通路が整備されているなどという点から、下記のコースは犬の散歩・ウォーキング・ジョギング・サイクリングなどの定番コースである。下記コースは全て隔たり無く連結している。徒歩では片道1時間程度。ただし台場公園はサイクリング不可。
イベント編集
- 2009年7月11日(土)から8月31日(月)まで、GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト実行委員会の主催により、実物大のガンダムが展示されていた。
- 東京2020オリンピック・パラリンピック招致プランによれば、ビーチバレーは本公園仮設会場(収容人数12,000人)とされたことを日本バレーボール協会が発表した[1]。
アクセス編集
周辺施設編集
脚注編集
- ^ 日本バレーボール協会. “東京2020オリンピック・パラリンピック 招致プラン(バレーボール・ビーチバレー)”. 2013年3月29日閲覧。