濱田浩輔
経歴編集
漫画家を目指そうとしたのは19歳の時、ジャンプ作家のアシスタントになる。アシスタント時代は2週間に1度、45ページの読み切りを描いては担当編集者に見せていた[2]。『赤マルジャンプ』(集英社)2006 SPRINGに掲載された読切「リライト」で漫画家デビュー。
『週刊少年ジャンプ』(集英社)2007年41号に、第3回ジャンプ金未来杯エントリー作品として読切『CLUTCH』を掲載。これを前身として『週刊少年ジャンプ』2008年27号から40号まで、スポーツ漫画『どがしかでん!』を連載する。
『週刊少年ジャンプ』2012年13号から40号まで、ラブコメディ漫画『パジャマな彼女。』を連載する。
2度の連載終了を経てアンケートシステムが自分と合わないと思い、ジャンプでの連載獲得を諦める[2]。その後、他誌に活動の場を移し『good!アフタヌーン』(講談社)32号より、『はねバド!』を連載中。
人物編集
好きな漫画は『太臓もて王サーガ』『銀魂』『SLAM DUNK』『めぞん一刻』等[1]。
バスケットボールが趣味で[1]、小3から高3まで、ずっとバスケットボール漬けの部活少年だった。そのため『パジャマな彼女。』連載時には部活動をしていない主人公に感情移入できなかったという[2]。
大石浩二が『メゾン・ド・ペンギン』を連載していたころ、メインアシスタントを務めており、一度だけ作中にも登場したことがある[3]。同じく大石の作品『いぬまるだしっ』1巻に発売を祝うコメントとイラストを寄稿している。
作品リスト編集
連載編集
- どがしかでん!(『週刊少年ジャンプ』2008年27号 - 40号、全2巻)
- パジャマな彼女。(『週刊少年ジャンプ』2012年13号 - 40号、全3巻)
- はねバド!(『good!アフタヌーン』2013年32号 - 2019年11月号、全16巻)
読切編集
- リライト(『赤マルジャンプ』2006 SPRING、45頁) - デビュー作。バスケットボールを題材としたスポーツ漫画、『どがしかでん!』第1巻掲載。
- 流星ストーム(『赤マルジャンプ』 2007 WINTER、49頁) - バスケットボールも含めた青春漫画。一部に、前作「リライト」の登場人物の名前とキャラクターを使用しているが、ストーリーは全く別物。『どがしかでん!』第2巻掲載。
- CLUTCH(『週刊少年ジャンプ』2007年41号) - 第3回ジャンプ金未来杯エントリー作品。高校でのバスケットを題材としたスポーツ漫画。『どがしかでん!』のプロトタイプ。
- 戦国主義 信長×コント(『赤マルジャンプ』 2009 SUMMER) - 初のバスケットボール以外を題材とした作品。
師匠編集
脚注編集
- ^ a b c 『週刊少年ジャンプ』2007年41号、集英社
- ^ a b c コミックナタリー - 「はねバド!」濱田浩輔インタビュー、週刊少年ジャンプからgood!アフタヌーンへ
- ^ a b 大石浩二『メゾン・ド・ペンギン 5巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉2007年7月4日発売、ISBN 978-4-08-874414-8