メインメニューを開く

瀬谷駅

日本の神奈川県横浜市瀬谷区にある相模鉄道の駅

瀬谷駅(せやえき)は、神奈川県横浜市瀬谷区瀬谷四丁目にある、相模鉄道本線である。駅番号はSO13

瀬谷駅
北口から見た駅舎(2018年9月2日)
北口から見た駅舎(2018年9月2日)
せや
Seya
SO12 三ツ境 (1.9km)
(1.9km) 大和 SO14
所在地 横浜市瀬谷区瀬谷四丁目1-1
駅番号 SO13
所属事業者 相模鉄道
所属路線 本線
キロ程 15.5km(横浜起点)
電報略号 セヤ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
44,736人/日
-2018年-
開業年月日 1926年大正15年)5月12日
テンプレートを表示

歴史編集

 
神中鉄道瀬谷駅(1927年頃)

駅構造編集

 
プラットホーム(2007年8月)
 
コンコース(2007年8月9日)

島式ホーム2面4線を有する地上駅橋上駅舎を持っている。なお、橋上駅舎化以前は南北それぞれに駅舎があり、ホーム間を跨線橋で連絡していた。2012年3月までは相対式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の形を取っていたが、3番線は貨物列車が運行していた頃に待避線として使用されていた。そのため下り列車も待避可能なように、下り線には上り線に転線可能な渡り線が設けられている。しかし貨物列車が廃止されて以降は通常使用されなかった。現在はJR線・東急線とそれぞれ相互乗り入れする都心直通プロジェクト(神奈川東部方面線も参照)に伴い、下り線側に線路を新たに整備して上下線とも待避可能な2面4線にする工事が行われ、2012年4月に新設の下り待避線を新1番線とする番線変更が行われた(旧1番線⇒新2番線、旧2番線⇒新3番線、旧3番線⇒新4番線)。同年4月29日からは本線の改良工事に伴い2・3番線の使用を停止し1・4番線を使用する運用に変更されたが、再整備が完了したことから2013年5月19日より発着番線が2・3番線に再度変更されている。なお特急運行開始時の2014年4月27日のダイヤ改正では1・4番線の旅客利用はされていなかったが、4番線については2015年5月31日のダイヤ改正以降は、平日朝の特急による急行・快速の追い抜きが行われている。

駅構内にはVie de France、stationIST(イスト)やファミリーマートといった商業施設がある。

戦時中は海軍道路沿いに鉄道の引き込み線があった。その分岐点はかつて当駅から存在していた二ツ橋駅方面に近い位置にあり、横浜市立瀬谷中学校の敷地を通過して海軍道路に通じていた。

2007年12月にICカード専用改札機が導入された。

2面4線化の整備編集

神奈川東部方面線構想に伴い相鉄本線に速達列車を運行させる計画のため、上り線のみにある待避線を2010年4月から下り線にも敷設して4線化させる工事を開始した。当駅は昔からホームの2面4線化が想定されており、新駅舎自体に待避線を設ける空間は確保されていたが、列車の編成が長大化したことから線路沿い南側のそうてつローゼンなどを閉店し、また駐輪場を一時移設した上で敷地を確保した。当初は2011年3月に完成する予定だったが、下り待避線の線路と架線を敷設した後は上り待避線を撤去して再整備が行われ、同年夏に構内工事が完成、その後も本線や分岐線を撤去しつつ再整備を行っており工事は継続され、2013年12月をもって整備は終了した。

のりば編集

番線 路線 方向 行先
1・2   本線 下り 大和海老名方面
3・4 上り 二俣川横浜方面
  • 2・3番線が主本線で,1・4番線は待避線(副本線)である。

利用状況編集

 
1日あたり乗車人員の推移

2018年(平成30年)度の1日平均乗降人員44,736人である[利用客数 1]

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[* 1]
年度 1日平均
乗降人員[* 2]
1日平均
乗車人員[* 3]
出典
1980年(昭和55年) 21,049
1981年(昭和56年) 21,310
1982年(昭和57年) 21,436
1983年(昭和58年) 21,448
1984年(昭和59年) 21,690
1985年(昭和60年) 21,934
1986年(昭和61年) 22,433
1987年(昭和62年) 22,746
1988年(昭和63年) 23,255
1989年(平成元年) 23,345
1990年(平成02年) 23,186
1991年(平成03年) 22,972
1992年(平成04年) 22,545
1993年(平成05年) 22,471
1994年(平成06年) 22,277
1995年(平成07年) 22,049 [* 4]
1996年(平成08年) 21,364
1997年(平成09年) 20,701
1998年(平成10年) 20,424 [神奈川県統計 1]
1999年(平成11年) 40,554 20,370 [神奈川県統計 2]
2000年(平成12年) 40,330 20,346 [神奈川県統計 2]
2001年(平成13年) 40,368 20,437 [神奈川県統計 3]
2002年(平成14年) 40,101 20,375 [神奈川県統計 4]
2003年(平成15年) 40,018 20,358 [神奈川県統計 5]
2004年(平成16年) 40,711 20,743 [神奈川県統計 6]
2005年(平成17年) 41,517 21,164 [神奈川県統計 7]
2006年(平成18年) 41,472 21,145 [神奈川県統計 8]
2007年(平成19年) 42,400 21,559 [神奈川県統計 9]
2008年(平成20年) 43,162 21,902 [神奈川県統計 10]
2009年(平成21年) 42,834 21,715 [神奈川県統計 11]
2010年(平成22年) 42,887 21,728 [神奈川県統計 12]
2011年(平成23年) 42,194 21,377 [神奈川県統計 13]
2012年(平成24年) 42,866 21,703 [神奈川県統計 14]
2013年(平成25年) 43,860 22,195 [神奈川県統計 15]
2014年(平成26年) 43,630 22,027 [神奈川県統計 16]
2015年(平成27年) 44,474 22,429 [神奈川県統計 17]
2016年(平成28年) 44,358 22,348 [神奈川県統計 18]
2017年(平成29年) 44,491 22,406
2018年(平成30年) 44,736

駅周辺編集

概要編集

戦後しばらくの間は、商業施設は南口のスーパーマーケットなどが主であり、貸し自転車店や風呂桶店があった。金融機関は横浜南農協と瀬谷郵便局だけであった。北口は戸塚区役所瀬谷支所・横浜市立瀬谷小学校・横浜市立瀬谷中学校・瀬谷消防署・瀬谷北郵便局などが主だった施設であった。

1950年代後半に横浜市は瀬谷の市街地造成を打ち出したが、上瀬谷通信施設周辺の工場化・住宅化を嫌った在日米軍が基地周囲に電波緩衝地区の設定を要求、1959年には当駅を含む極めて広範囲に電波規制と建設規制が布かれ、開発が遅れることとなった。

1970年代になると、金融機関は南口に横浜信用金庫、北口に横浜銀行が出店し、その後北口にも八千代信用金庫(現・きらぼし銀行)、南口にも静岡銀行(その後撤退)が進出した。スーパーマーケットは北口に西友(2006年閉店)が出店し、南口の相模鉄道資材置き場跡地にも相鉄ストア(現・そうてつローゼン)が出店した。同年代半ば以降には北口にバス乗り場が設置され、相模鉄道バスは細谷戸団地行、神奈川中央交通(神奈中バス)は戸塚駅東口行、鶴間駅行、原町田行の路線が乗り入れていた。また、家電量販店チェーンであるダイオー(現・ラオックス)も開店した。

1983年に放映されたフジテレビ系列の連続ドラマ『早春スケッチブック』の舞台となった希望ヶ丘駅周辺と共に、主人公の一人である望月省一(河原崎長一郎が演じた)が八千代信用金庫瀬谷支店の渉外課長という設定で、同支店と北口広場でロケ撮影が行われた。他には、南口から少し離れた厚木街道沿いにある洋食レストラン「シオタ」でもロケ撮影が行われた。

冷戦終結後の1994年に電波規制が解除されると当駅周囲の再開発が行われ、北口の再開発1988年事業計画決定・2000年事業完了)は店舗が少ないこともあって順調に進み、4棟のマンションが建設されるなど一部地域を除いてほぼ完成している。またスーパーマーケットでは1999年マルエツ、翌2000年ユータカラヤが出店した。さらに1998年には相鉄駐車場ビルが完成し、1階が「瀬谷駅北口交通広場」(バス・タクシー乗り場)となっている。この交通広場からは神奈中バスにより立場バスターミナル行(いずみ野線いずみ野駅経由、毎時3本)や八幡神社前行、鶴間駅東口行、マークスプリングス行の路線などが運行されている(#バス路線を参照)。

2009年4月より駅北側(元:ダイソーから宝くじ売り場付近)に地上3階建ての商業ビルを建設し、2010年7月1日に「スマイルストリート瀬谷」(管理:相鉄ビルマネジメント)として開業した[1]

一方、南口の再開発(1988年事業計画決定、1991年「瀬谷駅南口街づくり協議会」発足)は権利関係などが絡んで大きく遅延しており、2000年代に入ってからは一部商店が閉店し、跡地が駐車場・駐輪場となった箇所も見られ、北口や環状4号線沿いの賑わいに比べて活気がなくなっていた。しかし、2010年代半ばになると都市計画の決定や再開発組合の設立など再開発に向けて大きく進展・計画も具体化しており、今後は2019年8月の着工と2021年9月の竣工を目指して都市型住宅(共同住宅144戸)・商業(スーパー・コンビニ・飲食店)・公益施設(区民文化センター)からなる地下1階・地上10階建ての複合再開発ビルの建設が進められる予定である。また、これに合わせて新たに駅前広場(バス・タクシー乗り場)も整備する方針となっている[2][3][4]

2005年の環状4号線の部分開通で跨線橋が仮設(仮高架化)され、交通量は増加傾向にある。この他、駅周辺の観光資源として瀬谷八福神があり、年始になると、その窓口として瀬谷八福神めぐりスタンプブック(御朱印帳)の販売なども行われる。

北口編集

  • 横浜市立瀬谷中学校 - 通学の便を図るため、駅にほぼ隣接した敷地に建設された経緯がある。
  • 横浜市立瀬谷小学校
  • 瀬谷養護学校
  • 横浜市立瀬谷図書館
  • 瀬谷中央公園
  • 瀬谷本郷公園
  • 横浜瀬谷北郵便局
  • 在日米軍上瀬谷通信施設
  • 県営ヒルズ本郷原
  • スマイルストリート瀬谷
  • マルエツ
  • ユータカラヤ
  • ハックドラッグ
  • 相鉄駐車場ビルディング - 1階は「瀬谷駅北口交通広場」(バスターミナルタクシー乗り場など)となっている。
  • 横浜銀行瀬谷支店
  • きらぼし銀行瀬谷支店
  • 日本アビオニクス横浜事業所
  • 環状4号線(海軍道路) - 周辺はの名所である。
  • また、2018年春にイトーヨーカドー食品館瀬谷店が開店した。

南口編集

この他、かつてはそうてつローゼンも立地していたが、2010年に閉店した。

バス路線編集

当駅北口を出て約100メートルの場所にある交通広場(バスターミナル停留所名は「瀬谷駅」)より、神奈川中央交通(一部は神奈川中央交通東に委託)の以下の路線が発着している(各路線の詳細については「神奈川中央交通戸塚営業所」および「神奈川中央交通東・大和営業所」を参照)。

なお、細谷戸線はかつて相模鉄道バスが運行していたが、2007年12月に路線撤退を発表し、翌2008年8月16日から神奈川中央交通へ移譲されている。また、かつては戸塚駅東口まで神奈川中央交通の路線が運行されていた。この他、南口より銀座通り経由して下瀬谷行の相模鉄道バスが運行されていた時期もある。

駅名の由来編集

開業時の駅の所在地「鎌倉郡瀬谷村大字瀬谷」から。なお、瀬谷の地名の由来については「瀬谷区#地名の由来」を参照のこと。

その他編集

相模鉄道では将来的に地下駅化する構想もあり、瀬谷区のマスタープランによると、「半地下計画」とされている。

隣の駅編集

相模鉄道
  本線
特急
通過
急行・快速・各停(下りは終点海老名、上りの急行は二俣川、快速は鶴ヶ峰まで各駅に止まる)
三ツ境駅 (SO12) - 瀬谷駅 (SO13) - 大和駅 (SO14)
当駅 - 三ツ境駅間には、1960年まで二ツ橋駅が存在していた。

脚注編集

[ヘルプ]

注釈編集

  1. ^ 駅の北側には構内線(ヤード)があった。現在の北口広場と中学校付近である。このうち一部は海軍道路に沿って海軍関連施設へと引き込まれていた。
  2. ^ 同日から労働組合がストライキを計画していたため、新駅舎オープンの貼り紙とストライキ告知の貼り紙が同時に掲出された中での切り替えであった。結局早朝始発から数本が運休となり、スト解除後の駅舎オープンとなった。

出典編集

記事本文の出典編集

利用状況の出典編集

私鉄の1日平均利用客数
私鉄の統計データ
  1. ^ 横浜市統計書 - 横浜市
  2. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  3. ^ 神奈川県県勢要覧 - 神奈川県
  4. ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 - 26ページ
神奈川県県勢要覧
  1. ^ 平成12年 - 225ページ
  2. ^ a b 平成13年 (PDF) - 227ページ
  3. ^ 平成14年 (PDF) - 225ページ
  4. ^ 平成15年 (PDF) - 225ページ
  5. ^ 平成16年 (PDF) - 225ページ
  6. ^ 平成17年 (PDF) - 227ページ
  7. ^ 平成18年 (PDF) - 227ページ
  8. ^ 平成19年 (PDF) - 229ページ
  9. ^ 平成20年 (PDF) - 233ページ
  10. ^ 平成21年 (PDF) - 243ページ
  11. ^ 平成22年 (PDF) - 241ページ
  12. ^ 平成23年 (PDF) - 241ページ
  13. ^ 平成24年 (PDF) - 237ページ
  14. ^ 平成25年 (PDF) - 239ページ
  15. ^ 平成26年 (PDF) - 241ページ
  16. ^ 平成27年 (PDF) - 241ページ
  17. ^ 平成28年 (PDF) - 249ページ
  18. ^ 平成29年 (PDF) - 241ページ

関連項目編集

外部リンク編集