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熊本県道28号熊本高森線

日本の熊本県の道路

熊本県道28号熊本高森線(くまもとけんどう28ごう くまもとたかもりせん)は、熊本市西区から阿蘇郡高森町に至る県道主要地方道)である。

主要地方道
Japanese Route Sign Number 2.svgJapanese Route Sign Number 8.svg
熊本県道28号標識
熊本県道28号 熊本高森線
主要地方道 熊本高森線
総延長 60 km
起点 熊本市西区小島【地図
終点 阿蘇郡高森町高森【地図
接続する
主な道路
記法
Japanese National Route Sign 0501.svg 国道501号
Japanese National Route Sign 0003.svg 国道3号
Japanese National Route Sign 0057.svg 国道57号
Japanese National Route Sign 0443.svg 国道443号
Japanese National Route Sign 0265.svg 国道265号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

概要編集

熊本市内の中央区辛島町から東区健軍町の区間は熊本市電が走る熊本市有数の大通りであり、電車通りと呼ばれる。

路線データ編集

  • 起点:熊本市西区小島(小島下町交差点、国道501号交点)
  • 終点:阿蘇郡高森町高森(国道265号国道325号交点)
  • 現道の総延長:60.15 km(2008年4月1日現在)

歴史編集

起点から水道町交差点まではもともと県道熊本玉名線だったが、県道大牟田熊本宇土線の国道501号昇格を機に熊本高森線に組み込まれた。

年表編集

  • 1960年昭和35年) - 高森熊本線として県道認定(一般県道)。当初の整理番号は63。
  • 1971年(昭和46年) - 建設省から建設省告示により熊本高森線として主要地方道に指定。
  • 1972年(昭和47年) - 起点と終点を入れ替える路線認定告示の内容変更が行われ、県道熊本高森線となる。
  • 1993年平成5年)5月11日 - 建設省から、県道熊本高森線が熊本高森線として主要地方道に再指定される[1]
  • 1994年(平成6年) - 道路区域の変更が行われ、従来熊本県道1号熊本玉名線であった熊本市小島下町から熊本市水道町までの区間が熊本高森線に加えられる。
    国道501号の路線指定に伴い熊本玉名線の経路が変更されたことに伴うもの。
  • 2016年(平成28年)4月 - 熊本地震により不通区間多数発生。

旧道編集

  • 俵山峠(阿蘇郡西原村大字小森 - 南阿蘇村大字河陰)
    阿蘇西部の外輪山・俵山の北に位置する俵山峠越えの延長約8.5 kmの旧道。俵山トンネル、南阿蘇トンネルがある俵山バイパス開通により、県道指定を外れ西原村・南阿蘇村の両村に移管されたことにより村道に降格されている。俵山峠周辺のの景色は阿蘇のカルデラのパノラマや、ウインドファームを望めるなど、見どころのある道路として知られており、峠付近に駐車場のある俵山峠展望所もある[2]

路線状況編集

道路状況は阿蘇郡西原村以西と以東で大きく異なる。また、熊本市内でも幹線道路、裏通りなどを通ることがある。熊本市中央区花畑町から熊本市東区健軍町の区間は、熊本市の東西の大動脈とも呼べるほど交通量が多く、路面電車熊本市電)が併走している。阿蘇郡西原村から阿蘇郡南阿蘇村の区間は、南阿蘇観光の1ルートであるが交通量は国道経由より少なく、阿蘇観光の抜け道として利用されることも多い。村境を越える俵山トンネル開通で交通量は多くなっている。

阿蘇郡南阿蘇村から阿蘇郡高森町の区間は、南阿蘇観光の観光地が沿線にあり、観光・生活路線となっているが、車が離合できないほどの狭い区間も存在する。

バイパス編集

  • 俵山バイパス - 俵山中腹のカーブの多い区間を迂回するバイパス道路で、1993年度から建設をすすめ、2本のトンネルを建設、2003年10月10日に開通した。

重複区間編集

道の駅編集

地理編集

 
熊本市中央区細工町4丁目付近
 
熊本市中央区上通町付近(通町筋)
 
熊本市中央区手取本町付近
 
西原村小森、大切畑ため池(大切畑ダム)付近[3]
 
俵山トンネル
 
高森町高森付近

通過する自治体編集

交差する道路編集

交差する道路 市町村名 交差する場所
国道501号 熊本市 西区 小島 小島下町交差点 / 起点
熊本県道237号小島新町線 小島 小島上町交差点
熊本県道227号並建熊本線 重複区間起点 新土河原 新土河原2丁目交差点
熊本県道227号並建熊本線 重複区間終点 田崎
熊本県道22号熊本停車場線 春日
熊本県道227号並建熊本線 春日 春日1丁目交差点
熊本県道237号小島新町線 中央区 新町 新町二丁目交差点
熊本県道303号四方寄熊本線 城東町
国道3号
国道208号 重複
国道218号 重複
国道219号 重複
水道町 水道町交差点
熊本県道103号熊本空港線 重複区間起点 国府 水前寺駅入口交差点
熊本県道103号熊本空港線 重複区間終点 出水 出水一丁目交差点
熊本県道228号戸島熊本線 水前寺公園
国道57号 神水 神水交差点
熊本県道226号六嘉秋津新町線 東区 若葉 若葉2丁目交差点
熊本県道232号小池竜田線 山津 沼山津3丁目交差点
熊本県道235号益城菊陽線 / バイパス 上益城郡 益城町 惣領 益城町惣領交差点
熊本県道235号益城菊陽線 / 旧道 木山 益城町木山交差点
国道443号 寺迫 益城町寺迫交差点
熊本県道57号益城矢部線 寺迫
熊本県道206号堂園小森線 小谷(おやつ)
熊本県道206号堂園小森線 阿蘇郡 西原村 小森
熊本県道225号山西大津線 小森
熊本県道149号河陰阿蘇線 南阿蘇村 河陰
熊本県道39号矢部阿蘇公園線 久石
熊本県道319号仏原高森線 高森町 高森
熊本県道151号清和高森線
熊本県道177号高森停車場線
高森
国道265号
国道325号 重複
高森 終点

沿線にある施設など編集

熊本市西区小島町から熊本市中央区花畑町の区間は、熊本の中央市場である田崎市場や熊本駅熊本桜町バスターミナルが沿線にある一方で、かつて城下町の中心街であった唐人町・細工町界隈を通り、特に唐人町界隈では主要地方道とは思えない静けさと趣を感じることができる。この沿線には「あんたがたどこさ」で知られる船場橋がある。日本三名城の一つである熊本城や、細川氏の庭園であった水前寺成趣園(水前寺公園)がある。

熊本市東区健軍町から阿蘇郡西原村の区間は、都心と郊外を結ぶ路線である。俵山中腹の沿線には、電源開発風力発電所「阿蘇にしはらウィンドファーム」がある。

道路施設編集

橋梁編集

  • 田崎陸橋 - JR鹿児島本線やJR豊肥本線を跨ぐである。九州新幹線の工事に伴い2008年6月1日午前6時には橋が通行止め・迂回通行になった[4]
  • 明十橋 - 坪井川に架かる石橋
  • 船場橋 - 坪井川に架かる橋
  • 大切畑大橋 - 西原村小森、橋長265m。熊本地震で通行不能となり、復旧工事中[5]
  • 桑鶴大橋 - 白川 (熊本県)支流鳥子川上流部、西原村小森に1998年3月に建設された[6]。橋長160m。熊本地震で通行不能となり、2018年7月20日に復旧した[5]
  • 俵山大橋 - 西原村小森、橋長140m。熊本地震で通行不能となり、復旧工事中[5]

編集

  • 俵山峠(阿蘇郡西原村大字小森 - 南阿蘇村大字河陰)

トンネル編集

起点から

  • 俵山トンネル:延長2,057 m、2002年(平成14年)竣工、阿蘇郡西原村 - 南阿蘇村
  • 南阿蘇トンネル:延長757 m、2000年(平成12年)竣工、阿蘇郡南阿蘇村

脚注編集

参考文献編集

  • 熊本県土木部道路保全課『道路施設現況調書』(平成20年4月1日現在)
  • 佐々木節、石野哲也、伊藤もずく『絶景ドライブ100選[新装版]』松井謙介編、学研パブリッシング〈GAKKEN MOOK〉、2015年9月30日。ISBN 978-4-05-610907-8
  • 俵山バイパス開通を伝える記事(熊本日日新聞)

関連項目編集