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熊野川(くまのがわ)は、富山県富山市を流れる河川神通川の右岸にある神通川水系の支流である。

熊野川
熊野川 2007年10月21日撮影
富山市花崎 文華橋(ぶんかはし)より上流
水系 一級水系 神通川
種別 一級河川
延長 51.9 km
平均の流量 -- m³/s
流域面積 127.9 km²
水源 西笠山
水源の標高 1,697 m
河口・合流先 神通川(富山県富山市)
流域 富山県
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目次

地理編集

富山県富山市有峰にある西笠山を源に発し、高頭山(たかずこやま、標高1,203.3m)のふもとの三枚滝を経て北流。富山市文珠寺で西向きに変え、富山市東福沢で黒川を合わせ、富山市布瀬町で神通川に合流する。

歴史編集

古くから灌漑用水などに利用されてきたが、急流河川のため梅雨台風の時期には豪雨による災害が多発した。1910年には1月から9月にかけて十数回の出水があった。特に9月は244ヵ所で堤防が決壊、1,325戸が浸水した。1912年8月の富山県中部を襲った豪雨では最高水位が3.9mとなり、至る所で堤防が決壊した。上流では流出家屋6戸、浸水家屋18戸、3人溺死。文珠寺の少し下流にある東黒牧では流出家屋4戸、半壊家屋4戸、床上浸水18戸の被害があった。黒川沿いでは流出家屋5戸、半壊家屋19戸、床上浸水18戸だった。

1913年から1917年にかけて川幅を広げるなどの改修工事を行ったが、その後もたびたび災害が起きたため、根本的な治水対策に取り組む必要があり、1984年、県営8番目の重力式コンクリートダムとして貯水量2億420万m3熊野川ダムが完成した。支流の黒川にも黒川ダム(高さ74m、貯水量395万m3)の建設計画が浮上したが、こちらは2005年に計画は中止された。

近年は上流部において過疎化が進んだ。昭和40年代には小原、隠土、赤倉、手出の集落が、昭和50年代には千長原、河内の集落が廃絶した[1]

流域の観光地編集

  • 上熊野城跡 - 富山市熊野地区にあり、天文年間に築かれた。
  • 小佐波御前山(こざなみごせんやま) - 支流の黒川の源の1つで西には神通川が見える。標高754.2m。黒川流域にある小佐波地区ではミョウガの生産が盛んである。

支流編集

脚注編集

  1. ^ 大山の歴史編集委員会編「大山の歴史」p743 大山町 1990年

関連項目編集

参考文献編集