燕平(えんへい)は、五胡十六国時代南燕慕容徳が使用した可能性が指摘される元号

李兆洛の『紀元編』によれば「晋安帝隆安二年戊戌改」とあり、398年に改元したとされるが、『晋書』及び『資治通鑑』では一切言及がなく、『紀元編』の記述がどの史書によるものかが一切不明であり、存在していない可能性を指摘されている。

参考文献 編集

  • 李崇智『中国歴代年号考』(中華書局 2004年12月) ISBN 7101025129