牛場 大蔵(うしば たいぞう、1913年大正2年)4月1日 - 2003年平成15年)11月13日)は、日本医師医学者慶應義塾大学名誉教授。

兵庫県神戸市出身。慶應義塾幼稚舎慶應義塾普通部を経て、慶應義塾大学医学部を卒業。慶應義塾大学医学部教授を務め、微生物学免疫学の研究者として業績を残した。第8代医学部長を歴任した。退職後は名誉教授。急性肺炎のため慶應病院で死去、享年90[1]国家公安委員会委員も務めた[1]

三男・牛場暁夫はフランス文学者、孫・牛場潤一は神経科学者。兄に牛場友彦牛場信彦。祖父に牛場卓蔵

実験動物慰霊碑
(牛場大蔵書)
慶應義塾大学信濃町キャンパス内

受賞歴

編集

著書・関連書

編集
  • 「病原細菌学要説」 南山堂 1949
  • 「細菌学の一般知識」 牧書房 1950(科學新書)
  • 「細菌学入門」 南山堂 1955
  • 「チフス性疾患と免疫」 出版者不明 1959
  • 「チフス、百日咳を中心とした感染機転の研究班研究成果」(牛場大蔵ほか著) 文部省、1960(文部省科学研究費総合研究 ; 昭和35年度)
  • 「臨床診断微生物学」(牛場大蔵ほか編) 朝倉書店 1961
  • 「免疫と臨床 予防接種を中心に」 金原出版 1964(新臨床医学文庫)
  • 「感染と免疫」 中外医学社 1965(中外医学双書)
  • 「小林六造」(牛場大蔵ほか編) 小林六造先生記念会 1972
  • 「牛場大蔵」牛場教授退職記念世話人会 1979(非売品)
  • 「新細菌学入門 微生物学・免疫学要説」(斎藤和久共編) 南山堂 1982
  • 「最新医学略語辞典」(牛場大蔵監修、橋本信也・斎藤泰一・清水哲也編) 中央法規出版 1987
  • 「南風」(句集) 佐久書房 1989
  • 「若い臨床医のための院内ルール読本」 ぼいす編 1990
  • 「牛場大蔵著作集 医学教育に思う」 中央法規出版 1990

脚注

編集