牧田川
牧田川(まきたがわ)は、岐阜県大垣市と養老郡養老町、安八郡輪之内町を流れる木曽川水系の河川。揖斐川に合流する一級河川である。
牧田川 | |
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養老町付近の牧田川の最下流部 | |
水系 | 一級水系 木曽川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 41.1 km |
平均流量 |
6.30 m³/s (広瀬橋観測所 2009年[1]) |
流域面積 | 392.7 km² |
水源 | 五僧峠(岐阜県) |
水源の標高 | -- m |
河口・合流先 | 揖斐川(岐阜県) |
流域 | 岐阜県 |
地理編集
岐阜県大垣市上石津町の五僧峠付近が水源。途中、藤古川、相川、杭瀬川、水門川などを合流し、輪之内町松内及び養老町大巻で揖斐川と合流する。
牧田川下流域は、一級河川が大小28河川集まり、流量が非常に多い。近年まで、大雨で本流の揖斐川の水位が上がると、合流する牧田川の流れが非常に悪くなり、牧田川とその支流が次々に氾濫して大きな水害となることが頻繁にあった。このため水害対策として古くから輪中と呼ばれる堤防が築かれてきた。(大垣輪中、烏江輪中、浅草輪中など)
水害の歴史編集
近年の主な水害
- 1959年(昭和34年)9月26日(伊勢湾台風) 死者1名、負傷者14名、住宅被害2,373戸
- 1961年(昭和36年)6月27日(梅雨前線豪雨) 死者2名、住宅被害11,009戸
- 1961年(昭和36年)9月16日(第2室戸台風) 死者1名、負傷者10名、住宅被害2,698戸
- 1974年(昭和49年)7月25日(豪雨) 住宅被害8,969戸
- 1976年(昭和51年)9月8日(9.12水害) 負傷者2名、住宅被害14,633戸
- 1990年(平成2年)9月20日(台風19号) 住宅被害1,088戸
- 2002年(平成14年)7月10日(台風6号) 住宅被害714戸
など
流域の自治体編集
本流の流域
支流の流域
主な支流編集
主な橋編集
脚注編集
- ^ “流況表/広瀬橋(ひろせばし)”. 水文水質データベース. 国土交通省水管理・国土保全局. 2016年1月10日閲覧。