岸 正形(きし まさがた、生年不明 - 1912年明治45年)4月1日[1])は、明治時代の官吏

経歴 編集

京都府出身[2]1876年(明治9年)頃、狩野宗明、西野忠経等と京都府十等警部を拝命し、九等警部、八等警部を経て、1882年(明治15年)警部に進む[3]。のち山梨県属に転じ、1894年(明治27年)4月、山梨県北都留郡長に任じた[4]

その後、大阪府三島郡長に任じ、1898年(明治31年)西成郡長を経て、泉南郡長となるが、1912年(明治45年)3月30日、脳溢血に罹り間もなく没した[3]

脚注 編集

  1. ^ 大植 1935, 1251頁.
  2. ^ 大植 1935, 1250頁.
  3. ^ a b 大植 1935, 1250-1251頁.
  4. ^ 『山梨県属岸正形山梨県北都留郡長高等官八等ニ任叙ノ件』 - 国立公文書館デジタルアーカイブ、明治27年4月5日。

参考文献 編集