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{{Pathnav|プリキュアシリーズ|frame=1}}
 
{{Infobox animanga/Header
|タイトル= ふたりはプリキュア Splash Star
|ジャンル= [[魔法少女]](バトル変身 (ヒーロー)|変身ヒロイン]]<br />[[戦闘美少女]]、[[子供向けアニメ#女児向けアニメ|女児向けアニメ]]}}
}}
{{Infobox animanga/TVAnime
|原作= [[東堂いづみ]]
|監督= [[小村敏明]]
|シリーズ構成= 長津晴子→[[成田良美]]
|キャラクターデザイン= [[稲上晃]]
|アニメーション制作= [[東映アニメーション]]
|製作= [[ABCテレビ|ABC]]、[[アサツー ディ・ケイ|ADK]]、東映アニメーション
|放送局=[[朝日放送|ABC]]・[[テレビ朝日]][[All-nippon News Network|系]]
|放送開始= [[2006年ABCテレビ|ABC]][[2月5All-nippon News Network|テレビ朝系列]]
|放送終了開始= [[20072006年]][[12285日]]
|放送終了= [[2007年]][[1月28日]]
|話数=全49話
|話数= 全49話
|製作=[[朝日放送|ABC]], [[アサツー ディ・ケイ|ADK]], 東映アニメーション
|コピーライト=ABC・東映アニメーション
}}
{{Infobox animanga/Manga
|タイトル= ふたりはプリキュア スプラッシュスター
|作者= 東堂いづみ
|作画= [[上北ふたご]]
|出版社= [[講談社]]
|掲載誌= なかよし
|レーベル= なかよしコミックス、ワイドKC
|発売日=
|開始= 2006年3月号
|終了= 2007年2月号
|巻数= なかよしコミックス版:事実上全1巻<br />ワイドKC版:全2
|話数= 全11話+3話
|その他=コミック2巻は未発売
}}
{{Infobox animanga/Game
|タイトル= ふたりはプリキュア Splash Star<br />パンパカゲームでぜっこうちょう!
|ゲームジャンル= ミニゲーム集
|対応機種= [[ニンテンドーDS]]
|開発元=
|発売元= [[バンダイナムコゲームス]]
|プロデューサー=
|監督=
|キャラクターデザイン= 稲上晃
|メディア= DSカード
|プレイ人数= 1人
|発売日= 2006年[[11月30日]]
|販売価格=5040円(税込)
|売上本数=
|レイティング= {{CERO-A}}
|レイティング=[[コンピュータエンターテインメントレーティング機構|CERO]]:A(全年齢対象)
|インタフェース=
|セーブファイル数= 1
|キャラクターボイス= あり
}}
{{Infobox animanga/Movie
|タイトル= ふたりはプリキュア Splash Star<br />マジッ★ドキッ{{Unicode|&hearts;}} 3Dシアター([[立体映画|3D映画]]版)<br />ふたりはプリキュア Splash Star<br />マジッ★ドキッ{{Unicode|&hearts;}} シアター([[IMAX]]版)
|監督=不明 西尾大介
|制作=不明 東映アニメーション
|封切日= 2006年
|上映時間= 12分
|その他=DVD-BOXvol.2の特典DVDに収録(2Dのみ)
|その他=
|コピーライト=ABC, 東映アニメーション
}}
{{Infobox animanga/Footer
|ウィキプロジェクト= [[Wikipedia:ウィキプロジェクト :アニメ|アニメ]]・[[Wikipedia:ウィキプロジェクト :漫画|漫画]]
|ウィキポータル= [[Portal:アニメ|アニメ]]・[[Portal:漫画|漫画]]
}}
{{ウィキプロジェクト アニメ}}
『'''ふたりはプリキュア Splash Star'''』(ふたりはプリキュア スプラッシュ スター)は、[[東映アニメーション]]制作の[[アニメ]]作品。『[[プリキュアシリーズ]]』の第3作である。全49話。タイトルロゴにもあるとおり『'''ふたりはプリキュア Splash☆Star'''』と'''☆'''つきで表記されることもある。
 
『'''ふたりはプリキュア Splash Star'''』(ふたりはプリキュア スプラッシュ スター)は、[[東映アニメーション]]制作の[[アニメ]]作品。『[[プリキュアシリーズ]]』の第3作である。タイトルロゴにもあるとおり『'''ふたりはプリキュア Splash☆Star'''』と'''☆'''つきで表記されることもある。
 
== 概要 ==
{{和暦|[[2006}}年]](平成18年)に新たな『[[ふたりはプリキュア]]』シリーズとして放送を開始した2代目プリキュア。『Splash Star』とは本作品の世界観をイメージして付けられたものである<ref name="X">{{和暦Cite web|2004author=加藤レイズナ|date=2009-08-01|url=http://webmagazine.gentosha.co.jp/B-TEAM/vol208_special.html|title=鷲尾天インタビュー|publisher=WEBマガジン幻冬舎|accessdate=2009-08-01}}</ref>。[[2004年]](平成16年)の開始の際からスタッフ間で今までのキャラクターのまま続行するか検討した際、「キャラクターを変えてシリーズを続ければどうか」といった提案から企画された番組である<ref name=box>プリキュア5th ANNIVERSARY プリキュアボーカルBOX2〜希望の章〜(DVD付)内、プリキュア5th ANNIVERSARY オープニング&エンディング(後期)ノンテロップムービー集解説書内対談、『プリキュアボーカルBOX発売記念・懲りずに第2弾!  メタモル☆脱線☆座談会』</ref>。『[[美少女戦士セーラームーン (アニメ)|美少女戦士セーラームーン]]』、『[[おジャ魔女どれみ]]』シリーズなどの女児向けアニメシリーズがメインキャラクターを一新することは前例になく、当時スタッフ間ではかなりの議論が行われた<ref name=box />。そこに至るまでに前作のキャラクターのままシリーズを続投するという選択肢も存在していたが、「従来通りの継続方法では、数年後先細りするかもしれない」という危惧や、オリジナル作品を2年間監督し続けたシリーズディレクターの西尾大介の消耗を感じていたことから新たな方針を提案し、そのまま決定した<ref name=pia85>プリキュアぴあ 85P</ref>。
 
プロデューサーの鷲尾天は、新たなシリーズディレクターとして小村敏明を起用した。小村は鷲尾から見て「子供向けアニメをよく理解している」人物であり、保護者が嫌がる描写や食べ物を粗末にするなどといった描写は絶対にしないからという理由からの抜擢で、結果、鷲尾は本作品がやわらかい世界観になったと語っている<ref name=pia85 />。
前作が派手な格闘アクションが中心だったのに対し、本作のシリーズディレクターを勤める小村は「日曜の朝の番組としてはちょっと刺激が強すぎる」と感じていた。くわえて前番組『[[ふたりはプリキュア|Max Heart]]』における「アクションが派手過ぎる」「子供が怖がる」といった声を取り入れた結果、本作は光を効果的に使用する柔らかい感じの作風を意識して製作が行われることになる。戦闘においても前述の光の演出を取り入れることで、「攻撃」より「守り」のイメージを強く伝えようとする意図があった。また、変身や世界観における背景も、前作までの鉛色や暗雲のイメージ<ref group="注釈">前作はザケンナーなど敵が現れるとほぼ必ず天候が暗雲に包まれる。</ref>から一転して、空や海、そして新緑の木々など、自然物が中心になっている<ref name=box />。
 
前作『[[ふたりはプリキュア|ふたりはプリキュアMaxHeart]]』が派手な格闘アクションが中心だったのに対し、本作品のシリーズディレクターを務める小村は「日曜の朝の番組としてはちょっと刺激が強すぎる」と感じていた。加えて前作に寄せられた「アクションが派手すぎる」、「子供が怖がる」といった声を取り入れた結果、本作品は光を効果的に使用する柔らかい感じの作風を意識して制作が行われることになる。戦闘においても前述の光の演出を取り入れることで、「攻撃」より「守り」のイメージを強く伝えようとする意図があった<ref name=box />。本作品のこういった演出により、戦闘シーンはバリエーション豊かになった<ref name=pia66P>プリキュアぴあ 66P</ref>。また、変身や世界観における背景も、前作までの鉛色や暗雲のイメージ<ref group="注釈">前作はザケンナーなど敵が現れるとほぼ必ず天候が暗雲に包まれる。</ref>から一転して、空や海、そして新緑の木々など、自然物が中心になっている<ref name=box />。
新規視聴者の取り込みや、新規商品の販売といった都合を踏まえての決断であったが、結果としては商業面で苦戦を強いられる形となり(「[[#商業面]]」も参照)、メインキャラクターの刷新が裏目に出たとも言われた<ref name="president20100830">{{Cite journal|和書
 
|year=2010
また、小村の「『[[世界名作劇場]]』のようにもう少し日常を前面に出せないだろうか」という考えから、日常描写にも力が入れられており、主人公の家族の出番を意識的にあげている<ref name=pia92P>プリキュアぴあ 99P</ref>。各キャラクターへの親近感が向上した<ref name=pia66P />。
|month=8
 
|date=30<!-- 2010年8月9日発売 -->
キャラクターデザインの[[稲上晃]]は、本作品の主人公をデザインするうえで「前作の二人を越えるのは大変だろう」と考え、イメージとして妹分的なコンセプトを意識したという。身長は二人ともほぼ同じで揃っており、印象としては「前作より幼く見えるかも」としている<ref name=pia93P>プリキュアぴあ 93P</ref>。
 
こうした方向転換は、新規視聴者の取り込みや新規商品の販売といった都合を踏まえての決断であったが、結果としては商業面で苦戦を強いられる形となり(「[[#商業面]]」も参照)、メインキャラクターの刷新が裏目に出たとも言われた<ref name="president20100830">{{Cite journal|和書
|date=2010-08-30<!-- 2010年8月9日発売 -->
|author=野口智雄
|authorlink=野口智雄
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|publisher=[[プレジデント社]]
|accessdate=2010-08-13
}}</ref>。本作品はもう1年継続する準備が進められていたが、ビジネス的な都合で急遽新しい作品を作することが決まり、プリキュアシリーズは『[[Yes! プリキュア5]]』へと移行することとなった<ref name=box"X" />。鷲尾自身は「次も続くだろうという慢心があったためだ」と述べつつ、現場としては「充実したいい作品を作ったと自負している」など、本作品の内容の自己評価を下している<ref name=webwasio"president20100830" />[http:<ref name=pia85 //webmagazine.gentosha.co.jp/B-TEAM/vol208_special.html>。同時にこの経験が次のプリキュアのアプローチを大きく変えなくてはいけないと考えるに至った契機にもなったという<ref Webマガジン幻冬舎・鷲尾天name=pia85 />。なお、途中より登場するキュアブランタビトとキアウィンディは、元々二年目を想定して作られていたバリエ]ションを起用したものである<ref name=94P>プリキュアぴあ 94P</ref>。
 
本作品の最終回のエンディングは本編の一部をピックアップした総集編となっているが、この形で最終回のエンディングを迎えたのは現在では本作品と『[[スマイルプリキュア!]]』のみである。なお、本作品の最終回のエンドカードのみエンディングの最後に描かれており<ref name=dvdbox1-103>ふたりはプリキュアSplash☆Star DVD-BOX Vol.1付録、『ふたりはプリキュアSplash☆Star MEMORYBOOK』103P</ref>、提供の後は次作『[[Yes!プリキュア5]]』の宣伝用の画像が使われた。[[字幕放送]]を実施。日向咲のセリフは黄色、フラッピのセリフは水色、それ以外の人物はオレンジで表示される。
本作までプリキュアシリーズの定番であった「主人公を手助けする小動物が変身アイテムに変身する」「2人が揃わないと変身出来ない」という設定は次作より廃された<ref group="注釈">ただし「2人が揃わないと変身出来ない」という設定は後に『[[スイートプリキュア♪]]』でも再採用された。</ref>。また、設定上生年月日が明らかにされていたが、次のシリーズより設定されなくなった。
 
また、『Yes! プリキュア5』以降はハイビジョン放送に移行したため、本作[[プリキュアシリーズ]]では最後の非ハイビジョン放送作品でもあるアニメとなった
 
本作品の第4回放送「うっそー!? 春の景色とセミの声」(2006年2月26日放送)でプリキュアシリーズ通算100回の放送を迎えた。
== あらすじ ==
海原市立夕凪中学校に通うふたりの女子中学生、日向咲と美翔舞。幼いころに「大空の樹」で妖精を見たふたりは、5年の月日を経て同じ場所で再会する。そのとき、ふたりの元にかつての妖精たち、「泉の郷」からやってきた花の精・フラッピと鳥の精・チョッピが現れ、力を貸して欲しいと頼まれる。ふたりは、「伝説の戦士プリキュア」に変身し、滅びの力で世界を支配しようとするアクダイカーンやその手下と戦い、奪われた泉の郷の七つの泉を取り戻していく。
 
== あらすじ ==
{{ネタバレ|ふたりはプリキュア Splash Star|スキップ=作動}}
{{不十分なあらすじ|date=2014年11月}}
'''海原市立夕凪中学校'''に通う2人の女子中学生、'''日向咲'''と'''美翔舞'''。幼い頃に「'''大空の樹'''」で妖精を見た2人は、5年の月日を経て同じ場所で再会する。その時、2人の元にかつての妖精達「'''泉の郷'''」からやってきた花の精・'''フラッピ'''と鳥の精・'''チョッピ'''が現れ、力を貸して欲しいと頼まれる。2人は「'''伝説の戦士プリキュア'''」に変身し、滅びの力で世界を支配しようとする'''アクダイカーン'''やその手下と戦い、奪われた泉の郷の'''七つの泉'''を取り戻していく。
 
== 登場人物 ==
=== プリキュア ===
; 日向 咲(ひゅうが さき) / [[#ブルーム & イーグレット|キュアブルーム]] / [[#ブライト & ウィンディ|キュアブライト]]
: [[声優|声]] - [[樹元オリエ]]
: 本作の主人公の一人で、夕凪中学校2年生。[[1992年]]口癖は「絶好調ナリ<ref group="注釈">うまくいかないときは「絶不調ナリ」</ref>」。[[8月7日]]生まれ、O型。
: マイペースな性格だが、そこにいるだけで周囲を明るくさせるムードメーカー<ref group="注釈">舞の兄・和也には「真夏の向日葵みたいな子」や「皆を照らす太陽」と形容された</ref>。その明るさから、人と人とのパイプ役を無意識に務めることもある。怒ると頑固な一面もあり、ダークフォールの幹部に脅されても屈せずに反抗している。敵幹部の名前を何度も間違えたり<ref group="注釈">『[[映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪]]』でも、カーニバル司会者にして実態は盗賊であるオドレンを「オドオドさん」と言い間違え、久々の「名前言い間違い」を披露した。</ref>と、[[天然ボケ]]なところを見せるときがある。一方で、機転が利く一面もみせる。
: [[ソフトボール部]]で[[投手]]を務め、第1話では10人連続奪三振を達成している。家は両親が営む「ベーカリーPANPAKAパン」というパン屋。
: 朝が苦手でよく寝坊し、それに伴った遅刻癖がある<ref group="注釈">そのため誕生日にはソフトボール部メンバーらから特大の目覚まし時計を贈られたが、なお早起きできずにいる。</ref>。
: フラッピをパートナーに変身する。口癖は「絶好調ナリ」(上手くいかないときは「絶不調ナリ」)。
: 幼いころから、両親に自然や物の大切さを教えられている。和也に密かな恋心をもっており、彼を前にするとしおらしくなる。
: 勉強・絵画は苦手<ref group="注釈">舞の誕生日の際に、キントレスキーからのアドバイスで上手く描けるようになった</ref>だが、ソフトボールでは超がつくほど活発になる。そこにいるだけで周囲をパッと明るくさせるムードメーカー的な性格で、舞の兄・和也には「真夏の向日葵みたいな子」と例えられた。その明るさから人と人とのパイプ役を無意識に務めることもしばしば。一方で、健太に「一度怒ると中々許そうとしない程に頑固」と呼ばれるような一面もある。また、[[天然ボケ]]なところを見せるときがあり、後述のように敵幹部の名前を毎度のように間違えたり、舞の似顔絵を描くために難しい顔で授業休み時間を問わず観察して舞を困惑させる。が、時折敵に対して突っ込みを行うこともある。機転がよく利くところがあり、モエルンバにチョッピを捕らえられた際はもっともらしく嘘をついて隙を作ったり、得意の[[腹話術]]でムープがミズ・シタターレにより捕まったときはゴム[[風船]]をムープに似せ、シタターレを騙しきった。
: [[ソフトボール部]]で[[投手]]と4番打者を務め、第1話冒頭の部内練習試合では10人連続奪三振を達成している。最終話では部長としてチームをリーグ戦優勝に導いた。
: 朝が苦手で、よく寝坊をすることは周知の事実であり、遅刻癖がある。そのため誕生日にはソフトボール部メンバーらから特大の目覚まし時計を贈られた。
: 家は両親が営む「ベーカリーPANPAKAパン」というパン屋。自らも両親のパンやケーキが大好きで、接客や配達の手伝いを務めている。
: 幼いころから両親に自然や物の大切さを教えられてきている。和也に密かな恋心を持っており、彼を前にするとしおらしくなる。
: 勉強・絵画は苦手<ref group="注釈">舞の誕生日の際に、キントレスキーからのアドバイスで以前よりうまく描けるようになった。</ref>だが、ソフトボールでは超がつくほど活発になる。
; 美翔 舞(みしょう まい) / キュアイーグレット / キュアウィンディ
: 手作りの料理は不格好な反面、味は好評である。
: 春期・秋期の普段着は黄色の上着に、ピンクと白の縞模様のシャツを着ており、赤いミニスカートを穿いていて、夏季は黄色いシャツに、短い[[ジーパン]]を穿いている。普段着には共通して、[[ネコ]]のような模様がプリントされている。
; 美翔 舞(みしょう まい) / [[#ブルーム & イーグレット|キュアイーグレット]] / [[#ブライト & ウィンディ|キュアウィンディ]]
: 声 - [[榎本温子]]
: 本作のもう一人の主人公で、夕凪中学校に転校してきた2年生。チョッピをパートナーに変身する。1992年[[11月20日]]生まれ、血液型はAB型。
: 咲や精霊たちなど一部を除き、基本的に他人を「さん」「くん」付けで呼んでいる<ref group="注釈">咲の妹のみのりに対しては「ちゃん」付け</ref>。当初は咲とも苗字で呼び合っていたが、のちに互いの名前(呼び捨て)で呼ぶようになる。
: [[美術]]部に所属し、絵を描くのが大好き。熱心にデッサンをしたり、感動した物事に集中すると名前を呼ばれても気づかないことが多い。普段はどちらかというとお淑やかな性格であり、咲の破天荒な面に冷や汗を流し、それにやんわりと突っ込むことも少なくない。感性豊かでその美意識は高い。また、勘も鋭く、満と薫の様子から2人が何かを抱えていることに気付いたことも。普段着はブラウスに上は長袖シャツきていて下は紺色の[[ジーパン]]をはいている。
: 5年前までは舞台となる街で暮らしていたことがあり、その頃遊びに行った縁日でフラッピとチョッピに導かれたことによって、咲とは一度だけ出会っている。第1話でふたたび引っ越してきて咲に再会した。
: 親友の咲をとても大事に思っており、彼女がソフトボールの試合で惜敗したときや緊張しているときにその心情をいち早く察し、励ましたり慰めに行くなどして、精神面で多く支えていた。逆に、自分が悩んだり落ち込んだりしたとき、彼女の明るさによく救われており、涙を流したこともあった。
: 普段は物静かで、お淑やかな性格。勘が鋭く、満と薫のようすから2人がなにか秘密を抱えていることにいち早く気づいていた。
: 絵だけでなく縫い物なども得意で、一晩のうちにフラッピ達の人形を仕上げたり、咲の誕生日には本人の顔を模した手製のクッションを贈るなどしている。
: 親友の咲を大事に思っており、彼女が落ちこむ際には励ましに行くなどして支えている。逆に、自分が悩んだり落ちこんだりしたとき、彼女の明るさによく救われている。
: 5年前までは舞台となる街で暮らしていたことがあり、本作の第1話で再び引っ越してきた。そのため幼いころに遊びに行った縁日でフラッピとチョッピに導かれたことによって、咲には一度だけ出会っている。
: 絵を描くことが好きで、その美意識は高い。熱心にデッサンをすると、名前を呼ばれても気づかないほど集中する癖がある。この性質をみた咲の薦めから、[[美術]]部に所属している。
: 咲や精霊たちなど一部を除き、基本的に人を「さん」「君」付けで呼んでいる(咲の妹のみのりに対しては「ちゃん」付け)。当初は咲とも苗字で呼び合っていたが、歓迎会での一連の出来事でお互い名前で呼ぶ様になった。
: 自宅は夕凪中学校が立つ山の中腹にあり、最上階のドームには天体望遠鏡が備えられている。
: 多忙な両親を助けて家事をすることが多く、料理やお菓子作り、縫い物を得意としている<ref group="注釈">縫い物は一晩のうちにフラッピたちの人形を仕上げたり、咲の誕生日には本人の顔を模した手製のクッションを贈るなどしている</ref>。
: 春期・秋期の普段着はブラウスの上に長袖シャツを着ており、下は青色のジーパンをはいていて、夏季は水色に薄ピンク色のラインが入ったワンピースを着ている。普段着には共通して、[[パレット (絵画)|パレット]]のような模様がプリントされている。
 
=== 泉の郷の精霊 ===
泉の精霊たちが住んでいる自然豊かな世界。「世界樹」がそびえ、その周囲には世界樹を支えている「七つの泉」がある。
 
王女のフィーリアによって治められていたが、ダークフォールの侵攻により、第1話の時点では六つの泉が枯れはてている。
 
; フィーリア
: 声 - [[川田妙子]]
: 「泉の郷」の王女。小柄であり、目は閉じているのが特徴。
: すべての命を生み出す「世界樹」の精霊で、「奇跡の雫」が7個集まるごとに降臨する。
: 当初は精霊の力が弱かったために声は聞けなかったが、「土の泉」を取り戻したことで心の声を伝え、「金の泉」を取り戻した際には咲たちと肉声で会話できるようになる。
: 戦闘能力は弱いが、生命を慈しんでおり、滅びの力で生まれた満と薫のことも案じている。また、気配のみでゴーヤーンに気づく鋭い感覚をもつ。
: 「フェアリーキャラフェ」をゴーヤーンに奪われ、本来の姿を維持できなくなるが、ダークフォールから身を隠して「緑の郷」に滞在するためコロネに憑依し、彼に会話能力を貸し与えた。
: 最終回ではコロネから離れ、世界樹へと帰還した。
 
==== 妖精 ====
ムープとフープはアイテム状態への変身はせず、シリーズでは初めて形態変化をしないマスコットである。浮遊能力のあるマスコットとしても初<ref group="注釈">フラッピ、チョッピもエネルギー球形態であれば浮遊能力がある。ただし通常形態では浮遊能力はない。</ref>。
 
; フラッピ
: 声 - [[山口勝平]]
: 「泉の郷」からやってきた花の精で、咲のパートナー。語尾は「ラピ」。
: 泉の郷からやってきた花の精で、咲のパートナー。身体は水色で耳は細長い渦巻状になっている。普段はミックスコミューンとして携帯電話のような形をしている。語尾は「ラピ」。ふりかけごはんが好物で、おやつには[[お汁粉]]を好んで食べる。チョッピに思いを寄せており、ときおり露骨なまでのアピールをするが、タイミングの悪さとチョッピの鈍感さが災いし、なかなか想いを伝えられずにいる。少々ワガママなところもあるが元気一杯な性格で、活発なところなどは咲と似ているところがある。中盤になるとムープとフープから「月の力」と「風の力」を受け、チョッピとともにクリスタルコミューンへとパワーアップ。咲をキュアブルームだけでなく、キュアブライトの姿にも変身させることが可能となった。文化祭ではミイラ男に扮して驚かせようとしたが、逆に可愛がられた。第39話では健太達に耳をつかまれ、珍獣と勘違いされた。
: 身体は水色で、耳は細長い渦巻状になっている。額には花のつぼみのような形の青い模様があり、尻尾もそれと同じ形状をしている。
: ダークフォールとの最終決戦が終結した後、チョッピに想いを伝えたようで、より親密な仲になった様子が描かれた。
: 普段は「ミックス・コミューン」として、携帯電話のような形をしている。
: すこしワガママなところもあるが、元気な性格。花の精であるため、雨の日にはさらに活発になる。
: ふりかけごはんが好物で、おやつには[[お汁粉]]を好んで食べる。
: チョッピに想いを寄せているが、タイミングの悪さとチョッピの鈍感さが災いし、なかなか想いを伝えられずにいる。
: 中盤になるとムープとフープから「月の力」と「風の力」を受け、チョッピとともに「クリスタル・コミューン」へとパワーアップし、咲をキュアブライトの姿に変身させることが可能となる。
: ダークフォールとの最終決戦が終結したあと、チョッピに想いを伝えたことで親密な仲になった<ref group="注釈">フラッピがチョッピを「'''ハニー'''」と呼ぶと、彼女は「'''ダーリン'''」と返しており、ムープとフープからも「フラッピとチョッピ」「ラブラブムプ」と言われていた。</ref>。
; チョッピ
: 声 - [[松来未祐]]
: 「泉の郷」からやってきた鳥の精で、舞のパートナー。語尾は「チョピ」。
: 泉の郷からやってきた鳥の精で、舞のパートナー。身体は白っぽい色で耳は横にたれてカールしている。語尾は「チョピ」。フラッピの求愛に気づかないなど恋愛に関しては鈍感。悩みを自分の中だけで溜め込んでしまう性格で、泉の郷に対するホームシックにかかったときも弱みを打ち明けることに躊躇っていた。フラッピ同様中盤でクリスタルコミューンへとパワーアップ。舞をキュアイーグレットだけでなく、キュアウィンディの姿にも変身させることが可能となった。
: 身体は乳白色で、耳は横にたれてカールしている。額には鳥が翼を広げたような形のピンク色の模様があり、尻尾もそれと同じ形状をしている。
: 初期のころはクリスタルコミューンでブルームとイーグレットに変身する際、変身前に咲や舞、フラッピ&チョッピが「大地のプリキュア」「大空のプリキュア」などと宣言して変身していた。文化祭では白布を被り、杖を振り回して客を驚かそうとしたが、逆に可愛がられた。第39話では健太達に発見され、珍獣と勘違いされた。
: 普段はフラッピ同様「ミックス・コミューン」として、携帯電話のような形をしている。
: フラッピからの求愛に気づかないなど、恋愛には鈍感。悩みを自分の中だけで溜めこむ性格。
: フラッピ同様に中盤では「クリスタル・コミューン」へとパワーアップし、舞をキュアウィンディの姿に変身させることが可能となる。
; ムープ
: 声 - [[渕崎ゆり子]]
: 泉の郷にある空の泉からやってきた月の精の男の子<ref name=seirei>[http://www.bandaigames.channel.or.jp/list/ds_precure_splash/character/character04.html DS版ゲームサイトキャラクター紹介]</ref>。人魂のような姿をしていて、身体は薄い緑色。尻尾と小さな手がついており、空中を浮遊して移動する。フラッピやチョッピに比べると若干性格は子供のようである。咲がキュアブライトに変身するとき力を与える。普段は、フープとともにスプラッシュコミューンに住みついている。語尾は「ムプ」。初登場したときは人見知りが激しかったが、すぐに咲たちと打ち解けた。最終決戦の際、「月の力」で満を変身させた。第39話では健太達に発見され、珍獣と勘違いされた
: 人魂のような姿をしていて、身体はうすい緑色。尻尾と小さな手がついており、空中を浮遊して移動する。額には満月にピンクのハートがついたような黄色い模様があり、尻尾には赤い宝玉が付いている。
: すこし幼気な性格。初登場したときは人見知りが激しかったが、すぐに咲たちとうちとける。
: フープたちとテレビのワイドショーを見ることで、緑の郷の大人っぽい言い回しを覚えた。
: 咲がキュアブライトに変身するときに力を与える。普段はフープとともに、「スプラッシュコミューン」に住みついている。
: 最終決戦の際、「月の力」で満を変身させた。
; フープ
: 声 - [[岡村明美]]
: 泉の郷にある空の泉からやってきた風の精の女の子<ref name=seirei>[http://www.bandaigames.channel.or.jp/list/ds_precure_splash/character/character04.html DS版ゲームサイトキャラクター紹介]</ref>。語尾は「ププ」。
: ムープと似た姿をしており、身体はうすいピンク色。額には小さな旋風のようなピンク色の模様があり、尻尾には青い宝玉が付いている。
: 舞がキュアウィンディに変身するとき力を与える。語尾は「ププ」。
: 初登場したときは人見知りが激しく姿が見つかると、すぐ物陰にすぐ隠れていたりしたが、すぐに咲たちと打ち解けていた。
: 最終決戦の際、「風の力」で薫を変身させた。第39話では健太達に発見され、珍獣と勘違いされた。
: 文化祭ではムープと一緒にお化け屋敷でお化け役になり、ただ飛び回っているだけで驚かせていた。そのため、その時変装してまで驚かそうとしていたフラッピとチョッピは悔しがっている。
; ニギニギ、レスレス、アマアマ
: 声 - [[苗木将也]](ニギニギ)、[[埴岡由紀子]](レスレスとアマアマの2役)
: コミューンでフラッピたちを世話する際に出てくる妖精。
: ニギニギは食事担当で、オニギリのような姿をしている。レスレスはニギニギの相方。アマアマは前述の2体の後輩
 
; フィーリア
=== ダークフォール ===
: 声 - [[川田妙子]]
アクダイカーンが支配する滅びの国。「生きとし生けるものはいつか必ず滅ぶ」と考え、生命を無価値なものとし、滅びの力ですべてを無に帰すことを目的としている。
: 泉の郷の王女。全ての命を生み出す世界樹の精霊で、奇跡の雫が7個集まるごとに降臨する。当初は精霊の力が弱かったため声は聞けなかったが、土の泉を取り戻したことで精霊の力がある程度復活、ようやく互いの声を伝え合えるようになった。
 
: 小柄で戦闘能力はほぼ皆無だが、命を慈しむ心を持っており、滅びの力で生まれた満と薫のことも常に案じていた。目は常に閉じているが、気配のみでゴーヤーンに気付くなどかなり感覚が鋭い。
すべての世界の生命を司る「'''世界樹'''」を手中に収め、全世界を滅ぼすため、世界樹を支える泉の郷の7つの泉のうち、6つの強奪に成功し、「'''泉の郷'''」を崩壊に追い込む。しかし、最後の1つである「'''太陽の泉'''」の場所がわからず、それが隠されているという「緑の郷」(地球)を襲撃する。
: フェアリーキャラフェをゴーヤーンに奪われ、本来の姿を維持できなくなった所をコロネに救われる。ダークフォールから身を隠して緑の郷に滞在するためコロネに憑依、彼に会話能力を貸し与えた。
 
第47話にて、ゴーヤーンによって国自体は消滅させられる。
 
==== 上層部 ====
; アクダイカーン
: 声 - [[五代高之]]
: ダークフォールの支配者。ふだんはダークフォールの深部に鎮座している。一人称は「われ」。
: 漆黒の[[鎧武者]]のような巨人の姿をしており、頭部には[[三日月]]型の前立をつけた兜をかぶり、羽織を身体に着用している。
: すべてを滅びの世界に変えることを目論み、そのために必要な「世界樹」を手に入れて7つの泉を掌握し、自分だけが永遠の存在になることを考えている。そのため、ダークフォール自体もいずれ滅びの対象にしている。
: 非常に厳格かつ冷酷な性格であり、失敗が重なる配下には容赦なく制裁や叱責を与えており、それは娘扱いしている満と薫も例外ではなく、彼女たちが離反した際にはすぐに始末しようとしたほど。
: その正体は、ゴーヤーンによって創造されたダークフォールの表向きの支配者で、身体の中は空洞となっており、ダークフォール内にある巨大な青白い「炎」が自身の生命の源であるため、その炎が消滅すると自身も消滅する仕組みになっている。
: とてつもなく強大な滅びの力を有し、手から放つ紫色の巨大な破壊光線を駆使して攻撃する。また、プリキュアの「'''プリキュア・ツイン・ストリーム・スプラッシュ'''」をも無効化にできる。
: 第23話にて、満と薫の裏切りによって憤慨し、ダークフォールへとやってきたプリキュアともども満と薫を始末しようとするが、プリキュアの新しい技である「'''プリキュア・スパイラル・ハート・スプラッシュ'''」をうけて対抗するが、結果としてプリキュアだけには逃げられる。
: 第46話にて、ダークフォールへと再度やってきたプリキュアたちを強大な力で追いつめたが、精霊の力を得たプリキュアたちの「'''プリキュア・スパイラル・スター・スプラッシュ'''」うけて致命傷を負い、最終的にはダークフォールまでも破壊しようと暴走し、ついにはゴーヤーンにも止められるが拒絶したため、見限ったゴーヤーンに自身の生命の源を破壊されて消滅した。
; ゴーヤーン
: 声 - [[森川智之]]
: アクダイカーンの側近。[[ゴーヤ]]のような顔が特徴の小人で、つねにもみ手をしている。羽織と[[袴]]を身にまとう。一人称は「わたし」。
: 基本的には滑稽かつダジャレ好きであり、相手を見透かした態度で接する嫌味な性格で、戦士たちからは煙たがられているが、戦士たちよりも強力な滅びの力を有している。
: ダークフォールに自分だけの隠れ家<ref group="注釈">ただし、岩の形がゴーヤーンそのもので、ミズ・シタターレには場所を知られていた。</ref>を建設していたが、後述にあるプリキュアとの闘争で破壊されたため、第42話にて再建された<ref group="注釈">周囲の水底深くには当時消息不明となった満と薫が沈められている。</ref>。
: その正体は、アクダイカーンを生みだしたダークフォールの黒幕にして、「泉の郷」を直接的に滅ぼした張本人でもあり、アクダイカーンが世界を滅ぼしたあとは自分が世界の支配者になろうと目論んでいる。
: 元々はなにもない宇宙のころから存在していたが、あとから数々の星や生命が誕生していくのを「やかましく不安定になった」と不快に感じており、宇宙を元の暗黒の静けさに戻すことを真の目的としている。
: 満と薫の登場後は「緑の郷」に出向いて戦士のようすを伺うことも多くなり、同時に戦士たちに振り回されることも多くなる。
: 第41話にて、フィーリアから「フェアリーキャラフェ」を強奪し、フェアリーキャラフェの中に滅びの力を混入させることで、カレハーン、モエルンバ、ドロドロン、ミズ・シタターレ、キントレスキーを再生させる。
: 第47話にて、暴走したアクダイカーンを鎮めようとするが、拒絶されたことでやむを得ずアクダイカーンを消滅させたあと、自身の正体をあらわにして用済みになったダークフォールを消滅させ、プリキュアもろとも緑の郷を滅ぼそうと動きだす。
: 第48話にて、自分の目的を阻止してくるプリキュアおよび満と薫と激闘をくり広げる際、緑の郷の海が「太陽の泉」だと気づき、緑の郷の精霊の力を弱めたうえに太陽の泉を枯らして、ついに地球を滅びの世界に変貌することに成功する。
: 第49話にて、新しい力を得たプリキュアたちの猛反撃をうけた怒りで地球を破壊するが、プリキュアたちの必殺技「'''プリキュア・スパイラルハート・スプラッシュスター'''」をうけて逆転され、最後の抵抗としてプリキュアたちを道連れにしようとするもかなわず、ついに完全消滅した。
:; 最終形態
:: 長身かつ筋肉質な身体に変貌し、緑と黒を基調とした身体が特徴で、長い尻尾を生やしている。性格は冷静になるが、口調までは変わらない。
:: 無限の滅びの力と高い戦闘能力をもち、手から赤い光球型の光線で攻撃したり、黒色な球体で周囲を破壊するほか、本気をだすと地球および周辺を崩壊させることができる。
 
==== 戦士 ====
アクダイカーンに忠誠を誓う戦士たちで、カレハーン、モエルンバ、ドロドロン、ミズ・シタターレ、キントレスキーの5人で構成されている。また、5人全員[[五行思想]]がモチーフ<ref name=hukuro>[http://webmagazine.gentosha.co.jp/B-TEAM/vol208_special_extra.html 加藤レイズナ.webマガジン幻冬舎鷲尾天インタビュー]</ref>となっている。
 
世界樹を支える最後の泉「'''太陽の泉'''」の探索をアクダイカーンに命じられており、太陽の泉の場所を知っていると思われるフラッピとチョッピおよび、その保護者であるプリキュアを狙う。プリキュアを襲おうとすると、気配が伝わって妖精たちに察知される。
 
ダークフォールが掌握した「泉の郷」にある泉の支配権が与えられており、戦士1人につき泉を1つ支配している。また、「滅びの力」を使い果たすと自身を構成している素体に戻って消滅する。
 
いちどは全員プリキュアに倒されたが、第41話より「キャラフェ」の力で全員復活する。復活後は身体が一部黒く変色しており、ゴーヤーンのマークが入っているのが特徴。精霊の力を無効化するなど滅びの力も強化されている。ゴーヤーンのマークを破壊されると滅びの力が本来の水準にまで下がる。プリキュアたちに浄化されると元の姿に戻り、「'''ミニゴーヤーン'''」と化して散らばる。
 
のちの『[[映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!]]』にて、ドロドロン以外の4人は[[映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!#本作の敵|ボトム]]の力によって復活を果たして再登場する。
 
; カレハーン
: 声 - [[千葉一伸]]
: ダークフォールでは「'''樹の泉'''」の支配を担当している男。一人称は「オレ」。愛称は「'''カレッチ'''」。
: 全身が緑色の[[枯葉]]で構成されており、紫色の枯葉形の顔が特徴で、お下げの長髪をしている。また、元は枯葉であるため体は燃えやすく、モエルンバに触られただけで焼けそうになる。
: 冷静な性格であり、アクダイカーンの命令には忠実に従っているが、ゴーヤーンの嫌味に不快感をみせるという短気な一面が多々ある。
: 咲には名前を「カレーパン」とまちがえられては憤慨している<ref group="注釈">ちなみに『[[映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!|プリキュアオールスターズDX2]]』では共に行動していたアラクネアにカレーパンと言い間違えられた。</ref>が、復活後は「中辛がいい」と発言している。
:「踊るヤツとは反りが合わない」と主張しており、抱きついてくるモエルンバを「暑苦しい」として嫌う。また、ドロドロンとも合わないと主張している。
: [[木]]と関連するウザイナーを生みだし、植物や樹関連のものを操ることができる。
: 第7話にて最後の戦いを決意し、山の木々からつくりだしたウザイナーと融合してプリキュアたちに挑み、精霊の力を吸収するなどして圧倒するが、逆転されて敗北し、力を使い果たして枯葉の姿に戻る。
: 復活した第42話では、相性の悪いタッグを連続で組まされ(1度目はモエルンバ、2度目はドロドロン)、不満を漏らし、プリキュアたちに再度倒された。
:; 最終形態
:: 第7話にてウザイナーと合体した姿。大樹のような姿に変貌し、額にはカレハーンの顔があり、上半身部分にはウザイナーの大きな口がある。
:: 戦闘能力が上がっており、ウザイナーの手や口から攻撃をしかけ、プリキュアの技を無効化することもできる。
:
; モエルンバ
: 声 - [[難波圭一]]
: ダークフォールでは「'''火の泉'''」の支配を担当している男。一人称は「オレ」。「チャ、チャ、チャ♪」が口癖で、[[スペイン語]]を交えて話す。
: 全身が[[炎]]で構成されており、[[アフロヘアー|アフロ]]の髪型が特徴。また、水にぬれても平気な体質をもつ。
: 陽気な性格で、ゴーヤーンの嫌味には苛立ちを感じつつも明るく返している。そのため、ゴーヤーンからは変人扱いされている。また、[[サンバ (ブラジル)|サンバ]]を踊ることが好きである。
: カレハーンに抱きついたりして、好意をもっている素振りをみせているが、カレハーンに自身の踊りを酷評された際は怒りをあらわにした。
: 炎と関連するウザイナーを生みだすが、炎とは直接的に関係しない海の生物をいくつか使役した。
: 第8話から登場し、殉職したカレハーンに代わって任務を遂行する。
: 第13話にて最後の戦いを決意し、2体のウザイナーを使役してプリキュアに挑むが、結果的に敗北したことで元の炎に戻る。
: 復活した第43話では、キントレスキーと組んでプリキュアたちに挑むが、キントレスキーの制止を聞きいれずに冒進し、再度倒される。
; ドロドロン
: 声 - [[岩田光央]]
: ダークフォールでは「'''土の泉'''」の支配を担当している巨漢。一人称は「ボク」。いつも小声で会話する。
: 全身が橙色と青色を基調としている[[土]]で構成されており、[[クモ]]のような頭と6つの赤い目が特徴。また、泥や水を吸収すると強化される。
: 楽しそうにすることを嫌う根暗な性格。知能も低いため、満と薫の提案を曲解することがある。また、任務が失敗するとゴーヤーンに泣きつく一面もある。
: 泥の弾を飛ばしたり、手の平からクモの巣状の糸をだす攻撃が得意。土に関連したウザイナーを生みだす。移動の際には、地中を掘って移動する。
: 第14話から登場し、殉職したモエルンバに代わって任務を遂行する。同時に、満と薫も任務に就いており、彼女たちに仕事を邪魔されている。
: 第20話にて最後の戦いを決意し、泥や雨のパワーを吸収して巨大化。ウザイナーと合体してさらにパワーアップするが、動きが鈍くなって体勢を崩すなど不利になり、プリキュアたちの反撃に敗北して土に戻る。
: 復活した第44話ではミズ・シタターレと組むが、邪魔者扱いされている。そして、プリキュアに再度倒される。
:; 最終形態
:: 第20話にてウザイナーと合体した姿。巨大化したドロドロンの身体に[[はなわ]]の鎧をつけた姿に変貌し、額にはドロドロンの顔がある。
:: パワーは上がっているが、上半身が大きく下半身が小さいため、身体のバランスがとれにくいという弱点がある。
:
; ミズ・シタターレ
: 声 - [[松井菜桜子]]
: ダークフォールでは「'''水の泉'''」の支配を担当している女。一人称は「わたくし」。感情的になると言動が荒くなる。
: 全身が[[水]]で構成されており、[[縦ロール]]にした長髪が特徴で、水色の[[着物]]を身にまとい、頭部には3本の[[簪]]をつけている。また、人間への変装が得意であり、その際は瞳ができる。
: 高飛車な性格だが、すこし天然であり、咲からしきりに「ハナミズターレ」や「ミズ・ハナターレ」など名前を間違えられては憤慨している。
: ゴーヤーンのことは「ゴーちゃん」と呼び<ref group="注釈">当のゴーヤーンは酷く嫌がっており、たびたび「ゴーヤーンです!」と反論した。</ref>、彼に手柄を横取りされることを嫌う。そのため、フラッピとチョッピがゴーヤーンに誘拐された際は、プリキュアをゴーヤーンの隠れ家へと誘導した。
: アクダイカーンも信頼するほどの実力者であり、戦闘能力は非常に高く、[[水]]と関連したウザイナーを生みだし、水や[[氷]]を自由に操ることもできる。
: [[輪投げ]]と[[ヨーヨー]]釣の腕前は極上で、ほかにも[[水芸]]が得意であり、芸にはプライドをもっている。
: 第24話から登場し、殉職したドロドロンに代わって任務を遂行する。
: 第32話にて最後の戦いを決意し、ウザイナーを引き連れてプリキュアたちに挑み、滅びの力で周囲を砂漠に変える。しかし、奮起したプリキュアたちの「プリキュア・スパイラルハート・スプラッシュ」をうけて敗北し、元の水に戻る。
: 復活した第45話では、キントレスキーと「PANPAKAパン」に来店した際に夫婦と見まちがえられる。最期はキントレスキーとともに消滅し、その際にはキントレスキーの告白めいたセリフに顔を赤らめていた。
; キントレスキー
: 声 - [[小杉十郎太]]
: ダークフォールでは「'''金の泉'''」の支配を担当している男。一人称は「わたし」。
: 全身が金色の筋肉質な体格であり、[[モヒカン刈り]]と[[口髭|口ヒゲ]]が特徴で、[[スパッツ]]を履いている。また、変装する際は瞳があり、肌も人間に近い色になる。
: 心身の鍛錬を重視し、正々堂々の勝負を好む性格であり、義理堅さと礼節を弁えている。その反面、勝利や結果に固執するがゆえに、結果を伴わない努力をきり捨てる一面がある。
: ダークフォール最強の戦士と称されており、アクダイカーンへの忠誠心も高いが、任務よりもプリキュアとの真剣勝負を優先しているため、ウザイナーを使役するのは「プリキュアを鍛える」ことが目的である。
:「PANPAKAパン」の[[チョココロネ]]が好物で、店の常連客となって大介とも親しくなり、「面構えがいい」という理由でコロネのことも気に入る。また、[[絵]]を描くのが得意。
: 最新トレーニング器具を集めて置いた、広さ千畳のプライベート空間「'''スペシャルマッスルトレーニングルーム'''」(略称は「わたしの部屋」)をもっている。
: 第33話から登場し、ゴーヤーンのたび重なる説得によって重い腰をあげ、殉職したミズ・シタターレに代わって任務を遂行する。
: 第40話にて最後の戦いを決意し、全力でプリキュアたちに挑むが、「プリキュア・スパイラルスター・スプラッシュ」をうけて敗北し、戦いに満足しながら「奇跡の雫」をプリキュアに渡して[[砂金]]に戻る。
: 復活した第45話では、ミズ・シタターレとPANPAKAパンを訪れた際に夫婦とまちがわれる。最期はプリキュアたちに再度敗北し、ミズ・シタターレに事実上の告白を告げつつ消滅した。
:; 最終形態
:: 本気の状態の姿。両腕両脚をはじめとした筋肉が増強され、モヒカンと口ヒゲも増量する。また、体も大きくなる。
:: 戦闘能力が格段に上がっており、パンチの一撃でコンクリートの壁などを溶かすことも可能になる。
 
==== 満と薫 ====
アクダイカーンにより「'''命の炎'''」をわけ与えられて生みだされた存在で、その恩義からアクダイカーンに忠誠を誓う。同じ名字だが、二卵性双生児の姉妹なのかは不明。
 
「空の泉」の支配者であり、泉の番を任されていた。このときに出会ったムープやフープを滅ぼさず(満は『弱そうだから興味が無い』と考えていた)に見逃し、一時的に行動をともにしていた。
 
ふだんは、夕凪中学校の制服を着ている。戦闘時には、灰色の[[タートルネック]]の長袖シャツと黒い[[ロングスカート]]を身をまとった姿に変わり、赤黒いエネルギー弾を攻守に渡り駆使する<ref group="注釈">これは二人の力を合わせることでより巨大かつ強力なものになる。</ref>。
 
カレハーンとモエルンバを相次いで倒したプリキュアに興味をもち、独断で「緑の郷」にあらわれては「夕凪中学校」に転校生として潜入し、咲や舞のクラスメイトとなる。用事がない際には、海に建つ「ヒョウタン岩」にたむろしている。
 
第三者がいる状況では咲と舞を襲うことはせず、敵意を高めないかぎりは妖精たちに察知されることもない。
 
高い知能と身体能力がある反面、緑の郷の常識(感情など含む)については非常に疎い。友情にも興味を示さず、周囲へのうけ答えも素気なかったが、咲や舞との交流から人間愛を知り、緑の郷を強いて滅ぼすことに疑念を抱くようになる。
 
第23話にて、緑の郷を滅ぼさないようアクダイカーンに懇願するが、裏切り者として制裁をうけ、プリキュアに「奇跡の雫」を託し、そのあとはダークフォールの底で封印されて眠りにつく。そのため、緑の郷の人々にも忘れられることになる。
 
第42話にて、フィーリアのあやつった「キャラフェ」の力により復活し、人々の記憶にも戻った。以降は「アクダイカーンに生みだしてもらった恩義」と「咲や舞との友情」とのあいだの葛藤や、戦いが終われば自分たちも消えるという宿命を感じつつも、「消滅するそのときまででもいいから、咲や舞と一緒にいたい」という強い思いからプリキュアに全面協力するようになる。
 
最終回ではプリキュアとともに「月」と「風」の力をうけて変身し<ref group="注釈">胸元のマークは力の源で、必殺技発揮時に発光する。</ref>、ゴーヤーンと戦う。その際は、瞳にハイライトが映るようになる。戦闘後は滅びの力が尽きたことにより消滅しかけたが、フィーリアや精霊たちの力で新しい生命を得て復活し、おだやかな表情をみせるなど感情豊かとなり、咲や舞と平穏な生活を送るようになる<ref group="注釈">のちのオールスターズ映画においても、引き続き咲たちのところへ暮らしている。</ref>。
 
『プリキュアオールスターズDX』シリーズの監督の[[大塚隆史 (アニメ演出家)|大塚隆史]]が好きなキャラクターとして挙げている<ref name=otukatakasi>[http://webmagazine.gentosha.co.jp/fusianasan/vol228_index.html WEBマガジン幻冬舎・お前の目玉は節穴か?第6回後編「プリキュア」シリーズの大塚隆史監督インタビュー]</ref>が、プリキュアとして部類されず<ref name=hukuro />、オールスターズ映画では他作品の改心した敵キャラクターたちとともにサブキャラクターかつモブキャラクターとして登場している<ref group="注釈">大塚隆史は「どんなキャラクターにも役割を持たせて登場させたい」と考え、「この2人は登場させると意味が出てきてしまうため、無作為に登場させることのほうが無礼にあたる」と考えての措置である。『DX2』では「みのりを守る」という役割を与えられ、台詞付きで登場する。なお「ストーリー終盤で改心しプリキュアと共闘しながら公式プリキュア扱いされない」敵の女性キャラクターは長きに渡ってこの2人だけだったが、[[2013年]]に放送された『[[ドキドキ!プリキュア]]』のレジーナが加わって計3名になった。</ref>。
 
=== 協力者 ===
共通項・戦闘における詳細は[[ふたりはプリキュア Splash Star#満と薫|満と薫]]を参照。
; 霧生 満(きりゅう みちる)
: 声 - [[渕崎ゆり子]]<ref group="注釈">ムープと2役。</ref>
: [[赤|赤色]]をした[[ショートヘア]]の少女。目の色も赤だが、フィーリア王女に緑の郷の精霊の力で復活して以降は赤みのある茶色になり、人間と同じ形の目に変わる。頭脳明晰で運動神経も抜群。一人称は「わたし」
: 薫と同じく冷たい性格であるが、薫と比べると較して当初から社交的な面をせており、パン屋の手伝いで客の相手をする姿を見た薫からは「自分には(真似が)出来ないこと」と言われている。人との交流を避け冷たい言葉を無自覚に吐く薫をフォローするなど比較的口数ことが多いが、内面的には冷たい。実際、薫が緑の郷の人間に情を見せたり、みのりに対して笑顔を見せたりしたことを見て驚いており、情に流される薫に苦言を呈する場面がある
: 薫が「緑の郷」の人間に情をみせたり、みのりに対して笑顔をみせたことに驚き、情に流される彼女に苦言を呈することもある。
: パン屋の手伝いをしたり、咲に勉強を教えて欲しいと請われたりなどしていくうちに薫と同じく心境の変化が徐々に現れ始める。特に薫によってそれが口に出されようとした際は取り乱していた。
: パン屋の手伝いをしたり、咲に「勉強を教えてほしい」と請われるうちに薫と同様に心境の変化があらわれ、そのことを薫に指摘された際にはとり乱すこともある。
: 正体を明かしてもなお、自分を「友達」と呼び続ける咲と半ば意地になって戦い続けるが、最後は「運命を変えたい」とする薫に止められる。最後は本心をアクダイカーンに打ち明け、プリキュア達を滅びの力から庇って消滅した。
: 自分達の運命対正体を明かしては悲観的でもなお自分を「友だち」と呼び続けると意地説かれたり薫の思なって戦を聞いた続けるが、最も、「運命を変えられるわけがない」と否定してい。しかし復活後はと同様前向きなってい止められる。
: 自分たちの運命に対しては悲観的で、咲に説かれたり薫の思いを聞いたあとも「運命を変えられるわけがない」と否定する。だが、復活後は薫と同様に前向きになる。
: 改心してからは咲の影響でパン作りに興味を示すようになり、最終回では咲の顔をイメージしたパンを作っていた。
: 改心して以降は、咲の影響でパンづくりに興味を示すようになり、最終回では咲の顔をイメージしたパンをつくった。この際、[[ノースリーブ]]の黒い服に緑色の[[キュロットスカート]]という私服が公開され、のちのオールスターズ映画に登場する際はその衣装で登場する。
: 月の力を得た際は、胸元にムープの額のマークがついた黄緑色の長袍のような羽衣を纏う。丸っこいイヤリングはムープの色をしている。キュアブライトとは異なり「'''月の光よ!'''」と唱え力を扱う、手から明るい黄緑色のエネルギー光球を放ち、閃撃する。
:; 月の力
:: 最終決戦において霧生満が変身した姿。胸元にムープの額のマークがついた黄緑色の長袍のような羽衣をまとう。
:: ふだんよりも髪が伸びて、前髪もブルームやブライトのように厚みのあるものに変化する。丸っこいイヤリングはムープの尻尾についた宝玉と同じ色をしている。
:: キュアブライトとは異なり「'''月の光よ!'''」と唱え力を扱う、手から明るい黄緑色のエネルギー光球を放ち、閃撃する。
:<!--リスト分断防止。[[Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き]]-->
; 霧生 薫(きりゅう かおる)
: 声 - [[今井由香]](第14話 - 第19話)→[[岡村明美]](第20話 - 第49話<ref group="注釈">今井が体調不良産休と[[つわり|妊娠悪阻]]による長期入院で降板したため([http://ameblo.jp/yuka-0919/entry-10593335748.html 今井由香 OfficialBlog 2010年7月17日「今更なのですがっ」])。第24話以降は岡村がフープと2。オールスターズ映画『DX2』でも岡村が担当している。</ref>(第20話 - 第49話
: [[青|青色]]のオールバックの[[ロングヘア]]が特徴で、比較的に長身な少女。目の色も青だが、フィーリア王女に緑の郷の精霊の力で復活して以降は[[藤色]](薄い青紫色)に変化し、人間と同じ形の目になっている。一人称は「わたし」。
: [[青]]色の[[ロングヘア]]で長身の少女。咲や舞を含めた4人の中で、一番背が高い。満と同じく頭脳明晰で運動神経が抜群である。
: 表面上の態度は満に比べると無愛想で、厚意を持ってやってきたクラスメイトを冷たくあしらう場面もあるが、実際は満より情に流されやすく、自ら野心を口早期出しかける場面もある。緑の郷の人間に対して情をはじたのも薫の方が早かった
: 学校内ではクラスメイトなどを冷たくあしらうが、満と同じく頭脳明晰かつ運動神経が抜群。
: みのりのことを気に入っており、初めて会話した際は(無意識ながら)子供扱いせず対等な目線からみのりに忠告している。
: みのりとはじめて会話した際には、無意識ながら彼女を子ども扱いせず、対等な立場でアドバイスをしたことで、みのりに懐かれる契機となる。そのあともみのりのことを気にかけており、彼女を危険から守っている。
: プリキュアをドロドロンから助けだすなど心境の変化が目に見えて大きくなっていく。実際プリキュアに正体を明かして戦った際も舞から「命の大切さを知っている二人が滅びを望むわけがない」と説かれ、最終的には自分の気持ちに正直になって涙ながらに満の拳を止めた。
: ドロドロンの攻撃に苦しむプリキュアを密かに助けるなど、心境の変化が大きくなり、プリキュアに正体を明かして戦った際も舞から「生命のたいせつさを知っている2人が、滅びを望むわけがない」と説かれ、結果的には自分に正直になる。
: 最後はアクダイカーンに本心を打ち明けるが聞き入れられず、満ともどもプリキュアを助けるために消滅した。
: 復活してから以降以前よりも豊かな表情をせるようになり、舞の影響絵を描くことが好きになった描写がある。(て、美術部のメンバーと一緒いっしょに絵を描いている場面もられる。この際、白の[[ジャケット]]にパンツルックという私服が公開され、のちのオールスターズ映画に登場する際はその衣装で登場する。
:; 風の力
: 風の力を得た際は、胸元にフープの額のマークがついた空色の長袍のような羽衣を纏う。丸っこいイヤリングはフープの色をしている。キュアウィンディとは異なり「'''天空の風よ!'''」と唱え力を扱う、両手から濃いピンク色の大爆風を呼び出し、敵を吹き飛ばす。
:: 最終決戦において霧生薫が変身した姿。胸元にフープの額のマークがついた、空色の長袍のような羽衣をまとう。
:: ふだんよりも髪が伸びて、横に広がっている。丸っこいイヤリングはフープの尻尾についた宝玉と同じ色をしている。
:: キュアウィンディとは異なり「'''天空の風よ!'''」と唱え力を扱う、両手から濃いピンク色の大爆風を呼びだし、敵を吹き飛ばす。
 
==== 主人公の家族怪物 ====
; ウザイナー
: 声 - [[渡辺英雄]]
: ダークフォール幹部によって闇に染められた精霊たちが、物にとりついて姿を変える怪物。終始「ウザイナー」という鳴き声を発する。
: とりつくものは幹部の操る力によって異なり、幹部自身が融合することもある。
: 全固体の共通点として、頭部にUの字状の突起がついている。プリキュアに浄化されると元の精霊に戻り、同時に奇跡の雫を一粒放出する(ただし、映画に登場したものは除く)。
 
=== プリキュアの家族 ===
==== 日向家 ====
; 日向 大介(ひゅうが だいすけ)
: 声 - [[楠見尚己]]
: 咲の父親。PANPAKAパンの店兼[[パティシエ]]。
: ごつい風貌ではあるが、根が優しい性格で、誰からも頼りにされている。
: 生まれ育った地元の住民に美味、おいしいパンを食べてもらうことが本人の誇り。そのため、幾度も一流店からスカウトをされたことがあるが断り続けている。
:すべてのものに生命は宿る」という考えのち主で、物をとても大事にしている。
; 日向 沙織(ひゅうが さおり)
: 声 - [[土井美加]]
: 咲の母親。家業のパンを焼く職人。
: しっかり者の性格で、愛情を込めて焼いたパンが自慢の商品。
: 中学生時代は咲と同じくソフトボールをやっており、咲の不調時には自分のグローブを貸した。
; 日向 みのり(ひゅうが みのり)
: 声 - [[齋藤彩夏]]
: 咲の妹で、夕凪小学校2年生。背伸びしたがる年ごろ。
: 咲が好きで尊敬しており、咲に憧れてソフトボールの真似事をたまにやっている。それが原因で一度舞の絵を汚してと喧嘩から厳く叱られたが、舞のフォローにより仲直りしている。
: 満や薫とも親しくなり、その影響からか姉を始めとした仲間の絵を描くシーンが多く見られる。とくに自分を子供扱いせず対等な会話で助言をくれた薫を慕っている。
; コロネ
: 声 - [[渡辺英雄]]<ref group="注釈">ウザイナーと兼役。</ref>
: 咲が飼っている、PANPAKAパンの看板猫。
: 5年前に咲が拾ってきたが、家族から飼うことを反対され家を飛びした咲の危機を救ったことから家族として迎え入れられる。
: 咲には「無愛想」、キントレスキーに「いい面構え」と評される顔きで、普段は昼寝ばかりしている。フラッピたちとも仲がい。
: 第42話では、キャラフェを奪われ本来の姿を維持できなくなったフィーリアを救出、彼女を自分に憑依させる。彼女から力をもらうことで人の言葉を話したり、二足歩行で走ったり、ボール状に丸まって敵に一撃お見舞いするなど色々と活発な行動をとる。
: 年齢は5歳(人間換算で約40歳)であるためダンディな声質で、また完全に大人目線で話すため、咲は不平を漏らしていた。
: 自分を拾ってくれた咲には大変な恩義を感じているらしくおり、ピンチになった咲を助けに敵幹部の目の前に飛びそうとしたこともある。
: 最終回でフィーリアが復活したため彼女と分離、普通の猫に戻った。
 
==== 美翔家 ====
; 美翔 弘一郎(みしょう こういちろう)
: 声 - [[入江崇史]]
: 舞の父親で有名な[[天文学者]]。たまに講演会を行っているが、本人は一人で天体観測をすることを好む。美翔家にはまる一般向けの講演会では分かりやすい言葉で天文ような巨大な天体望遠鏡があるため、それ魅力研究に利用している模様説く
: 家には自ら製作した天文台のような巨大な天体望遠鏡があり、それを研究にも利用している。
: 出張を兼ねた日帰り旅行では野外料理をこなしたり、同行したみのりの面倒を進んで見る一面も持つ。
: 5年前の転居以前からPANPAKAパンのパンやケーキのファン。
; 美翔 可南子(みしょう かなこ)
: 声 - [[日下由美]]
: 舞の母親で[[考古学者]]。物事にのめり込むタイプ。
: 舞の母親で[[考古学者]]。何事にものめり込むタイプ。古墳の研究で徹夜することが多く、客にお茶一つ入れるときは気をつけないとすぐにこぼす。「形あるものはいつか壊れる」という考えを持つが、よく皿を割ったりする彼女が言うと説得力に欠ける。
: 子供のころに大空の樹の近くで小さな土偶を見つけたことがきっかけで、考古学に興味を抱く。古墳の発掘データを研究するために徹夜することが多く、夕食の用意を忘れたり、お茶の用意や片付けをしようとしてしきりに食器を割っている。
:「形あるものはいつか壊れる」という考えをもつ。
: 5年前の転居以前にもPANPAKAパンに通っていた模様で、沙織とは面識があった。
; 美翔 和也(みしょう かずや)
: 声 - [[野島健児 (声優)|野島健児]]
: 舞の兄で、県内一の進学校の清海高校に通う高校2年生。舞にとってとても頼りがいのある人物で、咲の憧れの人でもある。
: 地球を外から眺めたいという願望から宇宙飛行士を目指して日夜勉強しており、咲が難しい顔をするような書物をたくさん所持している。また、それら書物いくつか内容を暗記したり、咲の宿題を分かりやく手伝うなど頭が非常に良い。
: 咲と健太が自分が貸した書物を汚してしまったことを謝罪した際気にせずとも良いと赦免する寛大さも持ち合わせている。
: 周囲から憧れられたり頼られたりする存在だが、それゆえに悩みを抱えたこともある。
: 宇宙飛行士を目指すがゆえために牛乳をよく飲んでいる。天文学に非常に興味をっており、咲の誕生日には「隕石のかけら」をプレゼントしている。
: 普段は部活で忙しいため咲とはたまにしか会っている場面がないが、会える時間を大切にしている描写がある。
 
=== 夕凪中学校 ===
==== 教師 ====
; 篠原(しのはら)
: 声 - [[氷青]]
: 咲や舞の担任を務める女性教師。担当学科は英語。ソフトボール部顧問も務めている。男勝りで逞しい語調が特徴。コスモスの花を毎日育てている。追い詰められたミズ・シタターレが彼女に化けてプリキュアを苦しめたことがある。
: 男勝りで逞しい語調が特徴。しばしば「ネバーギブアップ」を信条に、生徒たちを勇気づけている。
: 校内に生えたコスモスが夏の暑さに耐える姿を放っておけず、毎日水を与えている。
: 追い詰められたミズ・シタターレが彼女に化けて学校へ潜入し、誰にも気付かれずに授業もこなしたことがある。
; 岡井(おかい)
: 声 - [[伊藤静]]
: 国語を担当する女性教師。眼鏡をかけていて、髪型はボブカット。ソフトボール部員達による授業中の居眠りに悩まされる。
: 教師。
 
==== 生徒 ====
; 星野 健太(ほしの けんた)
: 声 - [[竹内順子]]
: 夕凪中学校2年で咲や舞のクラスメイトにして、咲の幼馴染なじみ
: 将来はコメディアンを目指しており、父親譲りの親父ギャグ好きで笑いのセンスがあるのかは疑問だが、クラスではムードメーカー的な存在。時折本気を出す際には、やはり父親譲りのねじり鉢巻を締めている。
: 実家の釣り船屋を継がせられると勘違いしたときは落ち込んでいたが、のちにそれが勘違いとわかると同時に夢に向かって前向きになり、お笑いの同好会を設立した。文化祭で漫才をやるという名目で、宮迫が半ば強引に相方にされた。
: 両親の手伝いを行っているため、釣りや木工が得意。
: 意外に怖がりで、ムープとフープを人魂と間違えた。咲に気があるため、和也と咲が一緒にいると表情が曇る。
: 意外に怖がりで、夜の学校で目撃したムープとフープを人魂とまちがえている。
: 和也と咲がいっしょにいるところを見ると、表情が曇る。
; 宮迫 学(みやさこ まなぶ)
: 声 - [[入野自由]]
: 咲や舞のクラスメイトで学級委員。
: 引っ込み思案で皆からからかわれることもよくあり、学級委員も乗り気ではなかったが、加代の朗読会の手伝いをしたことで少し前向きになる。本当は
: 物事を頼まれると断れない、面倒めんどう見がよく、やさしい性格。
: 手先が器用で絵も上手い。
: 健太との漫才コンビでツッコミを担当し、意外な才能をる。手先が器用で絵も上手である。健太には「サコッチ」と呼ばれるようになった。
; 伊東 仁美(いとう ひとみ)
: 声 - [[小野涼子]]
: 咲や舞のクラスメイト。やや長身。咲と同じくソフトボール部に所属。「マジ」と付けるのが口癖。文化祭で背番号ドラキュラを演じたが、棺桶が倒れて中に閉じ込められた。咲がアイドルにスカウト(実は勘違い)されたときは教室で咲のアイドル姿を想像していた3
:「マジ」と付けるのが口癖。
; 太田 優子(おおた ゆうこ)
: 声 - [[城雅子]]
: 咲や舞のクラスメイト。体格はぽっちゃり体型でややふっくらしている。
: 咲と同じくソフトボール部に所属し、ポジションは捕手。咲とバッテリーを組む。
: 健太にかなり好意をっており、海の家では人一倍頑張がんばって手伝っていた。文化祭ではフランケンシュタインを演じたが、驚かせるタイミングを外した。
; 安藤 加代(あんどう かよ)
: 声 - [[中川亜紀子]]
: 咲や舞のクラスメイトで、学級委員。眼鏡をかけ、短いツインテールのお下げを結っている。
: 生真面目な性格で、みんなから信頼される人物であるが、
: 当初は学級委員としてやっていける自信がなかった。しかし、図書館で騒ぐ子供を静めるために始めた朗読会のボランティアでその思いを払拭する。文化祭ではゴブリンのような怪物を演じた
: しばしば宮迫を勇気づけるシーンがみられる。
; 二階堂 直人(にかいどう なおと)
: 声 - [[安澄純]]
: 咲や舞のクラスメイト。ツリ目気味。
; 新田 純平(にった じゅんぺい)
: 声 - [[山口孝史]]
: 咲や舞のクラスメイト。眼鏡をかけている。
; 山口 真理(やまぐち まり)
: 声 - [[伊瀬茉莉也]]
; 竹内 彩乃(たけうち あやの)
: 声 - [[石塚さより]]
: 2年の美術部員でクラスはA組。舞を美術部に誘う。彼女の
: 祖母(声 - [[好村俊子]])はトネリコの森に近い畑でキャベツ農家を営ん働いている。
; 泉田(いずみだ)
: 声 - 伊藤静
: 咲の先輩で、ソフトボール部のキャプテンを務める。最後の大会1番打者惜敗し、部の優勝を咲に託す。最終回ではソフトボールの決勝戦で咲たちを応援していた三塁手
: 在学中最後の大会で、毎年初回戦敗退していたチームを決勝戦まで導くが惜敗。翌年の優勝を咲に託す。最終回では、翌年の決勝戦で咲たちを応援しに来た。
 
=== その他 ===
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: 声 - [[志村知幸]]、[[甲斐田ゆき]]
: 健太の両親。釣り船屋「星野屋」を経営しており、夏には海水浴場に海の家を開設する。
: 健吾は元々お笑い志望で、ギャグを連発する明るい性格だが、海に関することには真摯に取り組んでいる。
: 保有する釣り船は健太が生まれた年に購入され、健太の名前から一文字取って太陽丸と名付けられた。
 
==== ゲストキャラクター ====
; 友也(ともや)
: 声 - [[福圓美里]]
: 第9話に登場。加代を慕っている少年。父親の転勤で夕凪町を去ることになり、加代は彼を喜ばせるためにクラスメートに協力を依頼して朗読会を開いた。
: なお、演じた福圓は後に『[[スマイルプリキュア!]]』の星空みゆき(キュアハッピー)役で主演しているため、その繋がりで『[[映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち]]』ではスタッフのお遊び{{要出典|date=2015年9月}}でこの手の1話限りのゲストキャラクターとしては珍しく再登場を果たしている。
; 鈴木 明日香(すずき あすか)
: 声 - [[沢海陽子]]
: 第13話に登場。咲が廃工場で出会った女性。芸術家の卵で、仕事の合間にガラス細工を作り続けている。そのデザインには舞も興味を持っている。将来自分の個展を開くことが夢。
; 山口 真理(やまぐち まり)
: 声 - [[伊瀬茉莉也]]
: 第38話に登場。夕凪町にドラマ撮影のために訪れたアイドル。
; 柳田 国吉(やなぎだ くにきち)
: 声 - [[園部啓一]]
: 第39話に登場。民俗学の元老学者。フラッピたちが健太達に目撃され、夕凪町が謎の珍獣騒動になった際、古くから伝わる「珍獣ミミンガ」の民話を説明したところ話を終える前に人々が解散ミミンガが実在の生物であると早合点してしまったため、余計かえって騒ぎを大きくしてしまう。彼自身はミミンガが民話の中の生物であると説存在に過ぎなと考えていたが、自分の背後にフラッピ達ミミンガらしき生物がいたことには気付かなかった。
 
== プリキュアの設定 ==
=== ダークフォール ===
精霊の導きによって日向咲と美翔舞が変身する伝説の戦士。変身には2人揃う必要があり、手を繋ぎながら変身アイテムを手にして「'''デュアル・スピリチュアル・パワー!'''」の掛け声とともに変身を開始する。2つの変身形態が存在し、間には形態によって違う掛け声が入るが変身後は統一して「'''聖なる泉を汚す者よ!'''」「'''アコギな真似はお止めなさい!'''」という決めゼリフが入る。初変身の時は変身時の決めポーズや決めゼリフは無意識に行っていたようで、自身の行為に自分で驚き変身後の姿にも戸惑うなど、前作『[[ふたりはプリキュア]]』シリーズ同様の演出がなされている。必殺技も前作シリーズ同様2人揃っていないと発動することができない。イメージはそれぞれ[[花鳥風月]]の要素をモチーフにしている<ref name=hukuro />。立ち位置は向かって左がブルーム / ブライト、右がイーグレット / ウィンディになる。
アクダイカーンが支配する滅びの国。第47話の終盤でゴーヤーンによって国自体は消滅させられる。
 
精霊の力で戦い、空中浮遊・水面着地・エネルギー弾・突風・バリアといった様々な力を駆使できる。また、精霊の力を両手・両足に集中させることで強大な腕力・跳躍力を発揮し、空中でジャンプ・方向転換することで擬似的に飛行することも可能で、精霊の光を靴裏から噴射することでブースターにもなる。地上に激突した衝撃などのクッションも概ね自動的に発動する。足を踏みしめたり、体が周囲に激突した際にも精霊の光が発せられる。
==== 5大幹部 ====
アクダイカーンの手下。5人全員[[五行思想]]がモチーフ<ref name=hukuro>[http://webmagazine.gentosha.co.jp/B-TEAM/vol208_special_extra.html 鷲尾天インタビュー]</ref>となっている。滅びの力を使い果たすと枯葉などといった自身の身体を構成する素体をまき散らして消滅する。
 
変身後の身体能力自体は人並み外れているが、その力のほとんどは精霊の力に多く依存しており、力を失うとその戦闘力は激減してしまう。作中では咲と舞が仲違いをした際などに精霊の力が発動しなくなっているほか、ゴーヤーンが復活させた幹部達を相手にした際に、その力を打ち消されている。
ダークフォールが掌握した、泉の郷にある泉の支配権が与えられており、幹部一人につき泉を一つ支配している。幹部たちは、世界樹を支える最後の泉「太陽の泉」の探索をアクダイカーンに命じられており、太陽の泉の場所を知っていると思われるチョッピとフラッピ、およびその庇護者であるプリキュアを狙う。
 
これらの力は、2人が手を繋ぎ合わせることによってさらに強力なものとなり、劇中ではドーム型のバリアを巨大化させたり、精霊の力を敵に叩きつけるなどを見せている。スプラッシュコミューンの力によって「'''プリキュア・スパイラル・リング'''」を装着できるようになり、それらによって基本能力を上昇させることが可能。
一度それぞれの手下はプリキュアに倒されたが、第41話よりキャラフェの力で復活した。なお、復活後は身体が一部黒く変色しており、ゴーヤーンマークが入っているのが特徴。精霊の力を無効化するなど滅びの力も強化されているが、無効化できるのはあくまで「精霊の」力で、満や薫の滅びの力は無効化できず、彼女たちにマークを破壊されると元の姿に戻ってしまう。再生後にプリキュアに倒されると「ミニゴーヤーン」に化して散らばっていく。
 
基本的に敵勢力との戦いは人目がないところで行われ、プリキュアが敵を倒せば戦闘で起こった周囲の損傷のほとんどが修復される。このためプリキュアの戦いを一般人が目撃することは少なく、本作品ではプリキュアの存在は噂に上ることもない<ref group="注釈">最終的に海原市夕凪の人々とその他の一般人は咲と舞がプリキュアである事はほとんど知らないままで物語は終わったため、のちのオールスターズ映画でも、咲と舞は引き続き本作品のサブキャラクター達(家族や友人などの一般人)には知らないままでプリキュアとしての行動を続けている。</ref>。
初期に登場するドロドロンまでの3人は人間としての仮の姿は持たない。悪役をモチーフにした楽曲は前作に存在したが、今作の5人の手下は敵役で唯一(台詞出演で)『七つの泉を奪還せよ!!〜フィフスエレメントの逆襲〜』というキャラクターソングに参加している。
 
本作品では、物語の途中でコスチュームと変身アイテムが変更されるという設定が盛り込まれており、第1話から第29話まではミックス・コミューン、第30話からはクリスタル・コミューンでの変身と2つの変身形態がある。ただし、2人の意思でどちらかを自由選択する描写は存在しない。また、最終決戦の際、満と薫もその後「'''月の力'''」と「'''風の力'''」を受け変身を遂げているが、この2人はプリキュアではないとされている<ref name=hukuro />。なお、ブルームとイーグレット、ブライトとウィンディは必ずペアになり、それ以外のペアになる作品は存在しない<ref group="注釈">例外として、『プリキュアオールスターズDX2』ではブルーム・イーグレットからブライト・ウィンディにフォームチェンジする際、一瞬だけブライトとイーグレットが同時に存在するカットがある。</ref>。
; カレハーン
: 声 - [[千葉一伸]]
: 第1話から第7話に登場。[[五行思想]]の「木行」がモチーフ。[[樹]]の[[泉]]を支配しており、[[木]]を使ってウザイナーを操り、花や[[バット (野球)|バット]]や[[紙]]など植物およびそれに準ずる物や、樹に関わるものを精力の源としているもの(セミなど)も操ることができる。ダークフォール内での愛称は「カレッチ」で、自称することもある。お下げの[[髪]]が特徴。元は枯葉であるため体は燃えやすく、モエルンバに触られただけでも焼けそうになってしまう。
: 咲には毎回「[[カレーパン]]」と間違えられており、当初はやんわりと突っ込んだりしていたが、後には「中辛がオススメ」とノリツッコミを返すシーンもある。
: 本人曰く「踊る奴や歌う奴とは反りが合わない」という。後述のとおり何かと自分に抱きついてくるモエルンバを「暑苦しい」と言って嫌っており、ドロドロンとも合わないと主張している。
: 普段は冷静な態度をとっているが短気なところがあり、ゴーヤーンの嫌味にいつも苛立ち、時にはそれを露にすることもあった。泉を奪うという目的に忠実で、生真面目な性格であるが、突然現れたかと思えば前述の愛称で呼ぶよう咲と舞におどけて言って見せたり、本屋の店員と入れ替わって登場したり、咲の突っ込みにたじろいだりとコミカルな一面もある。
: 最後は山の木々から作り出したウザイナーと融合しプリキュアに挑み、精霊の力を吸収するなどして圧倒するが力を吸収しきれず逆転され、敗北した。
: 復活の際は自身にとって相性の悪いタッグを連続で組まされ(1度目はモエルンバ、2度目はドロドロン)、不満を漏らしていた。
; モエルンバ
: 声 - [[難波圭一]]
: 第8話から第13話に登場。[[五行思想]]の「火行」がモチーフ。5人の中ではもっとも登場期間が短い。[[火]]の泉を支配しており、[[炎]]を使ってウザイナーを操る。[[男性]]であり、話し方も男らしいが物腰は[[女性]]的であり、体形も細身。「チャ、チャ、チャ♪」を口癖に、[[サンバ (ブラジル)|サンバ]]を踊りながら「セニョリータ」などの[[スペイン語]]を交えながら喋る。体が炎であるにもかかわらず、水に濡れても平気で、それどころか冷たい海の中から登場したこともある。ウザイナーも炎とは直接的に関係しない海の生物を何度か使った(火を灯すことで使役出来るようにする)。
: 見た目や口調どおり陽気な性格で、ゴーヤーンの嫌味には苛立ちを感じつつも比較的明るい言葉を返している(一度だけ怒りで炎を飛ばしたことがある)。さらに失敗が嵩んでもそれを気に留めない振る舞いをするため、ゴーヤーンさえもタジタジにさせ、彼からは「変な奴」と呼ばれた。
: 最後は二体のウザイナーを使役してプリキュアに挑むが、力およばず敗北する。
: 再登場後はカレハーンに抱きついたり炎でハートを作ったりして好意を持っている素振りを見せるが、彼からは何かと煙たがられている。また、カレハーンに自身の踊りを否定された際は怒りを露にしたが、その後はコンビネーションで一度はプリキュアを退ける。
; ドロドロン
: 声 - [[岩田光央]]
: 第14話から第20話にかけて登場。[[五行思想]]の「土行」がモチーフ。[[土]]の泉を支配しており、土に関連したものをウザイナーとして操る。[[雨]]の日になると[[泥]]を吸収してさらに巨大化する。戦いの際には泥の弾を飛ばしたり、手のひらから蜘蛛の巣状の糸を出して相手の行動を封じるといった攻撃を行う。
:一人称は「僕」で、行動や口調は少年的なものである。他の幹部と比べ比較的身体は大柄だが、楽しそうにしているものが嫌いという根暗な性格で、小声で呟くような独特の喋り方をする。頭などが[[クモ|蜘蛛]]のような姿をしている。知能戦は苦手であり、満と薫によって提案された作戦を曲解し、「こうすればプリキュアの力が弱くなる」と思って咲のソフトボールの練習を密かに妨害したことがある。また、満と薫に作戦を邪魔されたことがあるが、当人は犯人が誰か突き止められなかった(ブルームとイーグレットは後に気付いた)。ダークフォール幹部の中で唯一、飛行能力を持たず、移動の際には地中をモグラのように移動する。
: 人間の姿に変身することは出来ないが、一度だけ清掃員の格好をして強引に人の世界に紛れたことがある。
: 最期は泥を通じて雨のパワーを吸収して巨大化、ウザイナーと合体してさらにパワーアップするが、動きが鈍くなった上バランスが悪くなって体勢を崩すなど逆に不利になってしまい、プリキュアの反撃の前に消滅、土の塊に戻った。
; ミズ・シタターレ
: 声 - [[松井菜桜子]]
: 第24話から第32話に登場。5人の中でもっとも登場期間が長い。[[五行思想]]の「水行」がモチーフ。水の泉を支配しており、[[水]]を使ってウザイナーを操る。水のほかにも氷を自由に操ることもできる。高飛車な[[性格]]でやや天然。
: 毎回咲に「ハナミズターレ」「ミズ・ハナターレ」など名前を間違えられ、怒って突っ込み返しているが、1度だけ正しく覚えてもらえた。海の家の女主人や夜店の客、宅配便の配達員に扮装したり、電車の運転士に扮して咲と舞の乗った電車を乗っ取ったりと、様々な策を披露した。輪投げとヨーヨー釣の腕前は極上で、健太からは弟子志願されている。その他水芸が得意であり、咲の腹話術に騙されて悔しがるなど、芸に関してはそれなりのプライドを持っている。満や薫と同じように人に近い姿をしており、人ごみに紛れても違和感がない。なお、その際は髪が黒くなり瞳が出来る(普段は瞳がない)。その姿で緑の郷での行動を楽しんでいる節がみられる。
: ゴーヤーンのことは必ず「ゴーちゃん」と呼び、彼に手柄を横取りされることを嫌っている。そのため、フラッピとチョッピがゴーヤーンに誘拐された際、咲達のためにダークフォールへの道を開けた。
: クリスマスにキントレスキーとPANPAKAパンに来店した際には、ペアルック(サンタの服装)で来たため夫婦に見間違えられてしまった。そのため咲には「夫婦で来て浮かれすぎ」と罵られて、あげく「ミズ・シミッタレ」と呼び間違えられ、かなり怒った。ただし、キントレスキーの告白めいた言葉に顔を赤らめるなど、本人はまんざらでもない模様。
; キントレスキー
: 声 - [[小杉十郎太]]
: 第33話から第40話にかけて登場。[[五行思想]]の「金行」がモチーフ。[[金]]の泉を支配しており、[[筋肉]]パワー全開でプリキュアに挑む。人間に近い姿をしているため、人混みにいても違和感を与えない(その際は瞳が出来、肌も普段の金色ではなく人肌に近い色になる)。特徴は[[モヒカン]]と[[口髭]]で、クリスマスに来たときはサンタ仕様になっていた。正々堂々の勝負を好むトレーニングマニアで、アクダイカーンには忠誠心を見せつつも泉を手に入れることよりプリキュアとの真剣勝負を重視している。そのためウザイナーを使役するのはあくまでも「プリキュアを鍛える」ことが目的である。
: 他のメンバーと違って、悪役らしからぬ義理堅さを持ち、また礼節を弁えている。そのため咲と舞の話を盗み聞きしたことや、舞が作った[[モニュメント]]を破壊してしまったことに対して謝るなど紳士的な一面があったり、他人を巻き込まない戦い方をするため和也を気絶させたこともあった。反面、勝利や結果に固執するが故に、結果の伴わない努力を「無駄」と切り捨てたり、プリキュアに本気を出させるために無関係な者をわざと狙おうとするなど、ダークフォールの一員らしい一面も持ち合わせる。
: PANPAKAパンのチョココロネが好物。いつの間にか店の常連客となっており、大介とも親しげに話し、彼曰く「面構えが良い」コロネのことも気に入っている。意外にも[[絵]]が上手く、咲に助言を与えたことがある(果し状にも彼なりのアドバイスが書かれていた)。
: 自分が集めたトレーニング器具を置いた亜空間の部屋「スペシャルマッスルトレーニングルーム」を持っている(無理やり「私の部屋」と略して咲に突っ込まれた)。
: 本気を出すと両腕両脚をはじめとした筋肉が増強され、何故かヒゲやモヒカンも増量する。また、パンチ一つで壁を溶かすことも出来、プリキュアを驚愕させた。
: 復活後、クリスマスにシタターレと2人でPANPAKAパンを訪れた際、大介に夫婦と間違われた。その際「悪い冗談だな」と顔を引きつらせたが、消滅の寸前彼女に告白まがいの台詞を呟いている。
 
映画『プリキュアオールスターズ』シリーズではブルームとイーグレットのみ全作品登場する。なお、『DX2』では本編にはない能力の使用方法が登場するほか、2つの形態が合わさった「'''キュアレインボー・ブライティブルーム'''」と「'''キュアレインボー・ウィンディイーグレット'''」という形態も登場する。詳細は[[映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!#キュアレインボー|キュアレインボー]]を参照。この形態は『DX3』でも登場する。
====上層部====
; アクダイカーン
: 声 - [[五代高之]]
: 滅びの国「ダークフォール」の支配者で、巨大な鎧武者のような姿をしている。世界樹を手に入れて七つの泉全てを掌握し、滅びの世界に変えることを目論む。
: 部下の行動に対して寛容なところもあるが、失敗がかさんだ部下には容赦なく制裁や叱責を与える。ダークフォールの深部の中で常に鎮座しており、最終決戦では遂に立ち上がり、強大な力でプリキュア達を苦しめた。
: その正体はゴーヤーンが生み出した傀儡の支配者であり、ダークフォール深部で常に燃えていた青白い炎こそ、彼の命の源であった。最終決戦でプリキュアの反撃を受け致命傷を負い、空洞の胸部が崩れ暴走し始める。ついにはダークフォールそのものを破壊しようとしたため、彼を見限ったゴーヤーンに命の源を破壊され、あっけなく消滅してしまう。
; ゴーヤーン
: 声 - [[森川智之]]
: アクダイカーンの腹心。いつも揉み手をしていて、プリキュアとの戦いで戦士たちが敗れるとその原因について何かと口出してくる嫌味な性格。側近のような役割で身長もかなり小柄だが、他の幹部に匹敵するほどの高い戦闘能力を持つ。
: 満と薫の登場後は、緑の郷から様子を伺うことも多くなり、[[海の家]]の客や[[夜店]]の[[的屋]]に扮装して現れたり、キントレスキーのマラソンに自転車で付き合わされるなど、コミカルな一面を見せることが多くなった。また、時折ダジャレを言うことがある。
: ダークフォールに自分だけの隠れ家のような物(ただし、岩の形がゴーヤーンそのもので、ミズ・シタターレには場所を知られていた)を作っていたが、プリキュアとの闘争により破壊される。第42話で再建されており、地下深くには当時消息不明となった満と薫が沈んでいた。
: ミズ・シタターレには「ゴーちゃん」呼ばわりされていて、いつも言い返している。第41話でフィーリアからフェアリーキャラフェを強奪し、カレハーンらを再生させた。
: その正体はアクダイカーンを生み出したダークフォールの真の支配者であり、最終決戦でアクダイカーンを消滅させ、その真の姿を現す<ref group="注釈">泉の郷を滅ぼした力を持っていることから、フラッピたちは一度はゴーヤーンの真の姿を目撃している。</ref>。姿を問わず終始慇懃無礼な口調が特徴。元々は何も無かった宇宙の頃から存在したが、後から数々の星や生命が誕生していくのを不快に思っており、以前の何も無い暗黒の静けさの宇宙を再び戻そうとすることが真の目的だった。
:アクダイカーンより遥かに超える戦闘力を誇り、プリキュア達を圧倒する。主な技は、手から赤い光球型の光線で攻撃したり、黒色な球体で周囲を破壊したり、最終的には地球すら崩壊させる。
:最後はブラックホールを生み出して宇宙もろともプリキュア達を滅ぼそうと試みるが、プリキュアと満と薫の最終必殺技の「プリキュア・スパイラル・ハート・スプラッシュ・スター」の前に滅び去った。
:宇宙創成・ビッグバン以前より存在していたかのような言動がみられるが詳細は不明。
 
====その他====
; 霧生 満/霧生 薫
: 物語当初はダークフォールの一員であった。詳しくは[[ふたりはプリキュア Splash Star#協力者|協力者]]、または''[[ふたりはプリキュア Splash Star#満と薫|満と薫]]''の項を参照。
; ウザイナー
: 声 - [[渡辺英雄]]
: ダークフォール幹部によって闇に染められた精霊達が様々な物に憑依し、姿を変える怪物で終始「ウザイナー」と雄叫びを上げる。憑依対象そのものや力はそれぞれの幹部の操る力によって異なり、幹部自身が融合することもある。全固体の共通点として、頭部にUの字状の突起がついている。プリキュアに浄化されると元の精霊に戻る(ただし、映画に登場したものは除く)。41話以降は登場しない。
 
== プリキュアの設定 ==
精霊の導きによって日向咲と美翔舞が変身する、伝説の戦士。前作同様変身には2人揃う必要があり、手を繋ぎながら変身アイテムを手にして「'''デュアル・スピリチュアル・パワー!'''」の掛け声とともに変身を開始する。変身中には「'''花開け大地に!'''」(ブルーム)「'''羽ばたけ空に!'''」(イーグレット)、あるいは「'''未来を照らし!'''」(ブライト)「'''勇気を運べ!'''」(ウィンディ)という掛け声が入り、この時点でどちらの変身形態になるかが明確になる。いずれの場合でも変身後に「'''聖なる泉を汚す者よ!'''」「'''アコギな真似はお止めなさい!'''」という決め台詞が入る。イメージはそれぞれ[[花鳥風月]]の要素をモチーフにしている<ref name=hukuro />。
 
=== ブルーム & イーグレット ===
精霊の力で戦い、空中浮遊・水面着地・エネルギー弾・突風・バリアといった様々な力を駆使できる。また、精霊の力を両手・両足に集中させることで強大な腕力・跳躍力を発揮する。精霊の力を使い空中でジャンプ・方向転換することで擬似的に飛行することも可能で、精霊の光を靴裏から噴射することでブースターにもなる。他にも精霊の力で衝撃を与えてボートを動かす動力としたり、地上に激突した際の衝撃なども精霊の力によるクッションが概ね自動的に発動し、ダメージからプリキュアを守るなど、用途の幅は広い。
第1話から登場する形態。フラッピとチョッピの精霊の力で変身する大地と大空のプリキュア。第1話から第29話まではミックス・コミューン、第30話以降はクリスタル・コミューンで変身する。変身中の決めゼリフはブルームが「'''花開け大地に!'''」イーグレットが「'''羽ばたけ空に!'''」。他のプリキュアシリーズと違い特にイメージカラーは設定されておらず、コスチュームの色から「'''[[マゼンタ|赤紫色]]'''」と「'''[[白|白色]]'''」がイメージカラーとされる場合や、名乗りや精霊の光の色から「'''[[金色]]'''」と「'''[[銀色]]'''」がイメージカラーとされる場合もある。本編の登場回数は36回(1〜29話・32話・35話・38話・42話・45話・48話・49話)。
 
; {{colorbox|#FF2F92}} キュアブルーム
変身後の身体能力自体は人並み外れているが、その力のほとんどは精霊の力に多く依存しており、そのため肉弾戦は必要以上に行わない。反面、精霊の力を失うとその戦闘力は激減してしまう。作中では咲と舞が仲違いをした際と、ゴーヤーンが復活させた幹部達を相手にした際などに精霊の力が発動しなくなっている。変身すると前作以上に髪型が大幅に変わり、特にブルーム・ブライトは明らかに髪が長くなる。この傾向は後のシリーズでも引き継がれていく。
: 日向咲が変身する、「'''輝く金の花'''」こと、[[大地]]のプリキュア。デザインモチーフは、花鳥風月における、[[花]]。名乗りでは「'''[[金]]'''」と言っているが、コスチュームの基本色は明るい[[マゼンタ]]系がメインの[[マゼンタ|赤紫色]]で、[[ヒマワリ]]の花弁のような黄色の縁取りがなされている。手の甲にはフラッピの額の模様と同じ形の赤いマークがある。胸のリボンの色は赤色で、[[金色|黄金色]]をしたハートの宝玉が付いている。髪は前髪の一部を後ろへ束ね、側面の前髪をヘアピンで留めたショートカットの茶髪からオレンジがかった鮮やかな黄金色に変化し、赤いハートがついたカチューシャでまとめた[[ヤシ]]の木のように盛った髪と外側にはねた後ろ髪が特徴的。また、黄金色のイヤリングをつけている。精霊の力を使うと黄金色の光に包まれる。
: 大地の力を借りた突撃戦術や格闘技などの近接戦闘をメインとした戦い方で、パワータイプのファイターを言及する<ref name=dvdbox1-104>ふたりはプリキュアSplash☆Star DVD-BOX Vol.1付録、『ふたりはプリキュアSplash☆Star MEMORYBOOK』104P</ref>。手のひらから精霊の光を噴射することで敵を叩く技が使用できるなど、精霊の力を集めて放つパンチは強力である。自分の周囲を包み込むバリアを張ることができ、襲い掛かってくる敵を押し返す。
; {{colorbox|#FEFAEF}} キュアイーグレット
: 美翔舞が変身する、「'''煌めく銀の翼'''」こと、[[大空]]のプリキュア。デザインモチーフは、花鳥風月における、[[鳥]]。名乗りでは「'''[[銀]]'''」と言っているが、コスチュームの基本色は乳白色に近い銀白色で、[[シラサギ]]の翼のように開いたスカートが特徴。肩の部分は鳥の羽根をイメージしている。手の甲にはチョッピの額の模様と同じ形の空色のマークがある。胸のリボンの色は薄紫がかった白色で、[[空色]]をしたハートの宝玉が付いている。髪は頭頂部にお団子を作った暗紫色のロングヘアから、変身前よりも鮮やかな暗紫色のポニーテールになり、空色のハートのリボンがついたカチューシャでまとめたものに変化する。また、空色のイヤリングをつけている。精霊の力を使うと銀色の光に包まれる。
: 大空の力を借りた空中戦<ref name=pia48P>プリキュアぴあ 48P</ref>や格闘技をメインとした軽やかかつ華麗に舞うような戦い方で、精霊の力で敵を振り払ったり、かかと落としなどの蹴り技を使用する。自分の周囲を包み込むバリアを張ることができ、襲い掛かってくる敵を押し返す。
 
; 必殺技
これらの力は、二人が手を繋ぎ合わせることによってさらに強力なものとなり、劇中ではドーム型のバリアを巨大化させたり、精霊の力を敵に叩きつけるなどを見せている。スプラッシュコミューンの力によって「'''プリキュア・スパイラル・リング'''」を装着できるようになり、それらによって基本能力を上昇させることが可能。
:; プリキュア・ツイン・ストリーム・スプラッシュ
:: 二人が手を繋いで、「'''大地の精霊よ!'''」(ブルーム)「'''大空の精霊よ!'''」(イーグレット)と呼びかけて片手のひらに精霊の力を収束し、「'''今、プリキュアとともに!'''」(イーグレット)「'''奇跡の力を解き放て!'''」(ブルーム)という掛け声で片手のひら(ブルームは右手、イーグレットは左手)に精霊の力を収束させた後、精霊の力を集めた手の甲のマークに発光し、回転した片腕から金色と銀色の2つの異なるエネルギー奔流で両手を打ち出し、エネルギー奔流が交差して相手を包みこんでウザイナーを引き離す。プリキュア・スパイラル・リング登場後は使用しなくなったが、『[[映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!]]』にて約3年ぶりに使用した。
:; プリキュア・スパイラル・ハート・スプラッシュ
:: 二人が手を繋いで、「'''精霊の光よ! 命の輝きよ!'''」(イーグレット)「'''希望へ導け! 二つの心!'''」(ブルーム)という掛け声とともに回転したプリキュア・スパイラル・リングに精霊の力を収束させた後、精霊の力を集めた手の甲のマークから金色と銀色の2つの混ざり合った螺旋状のエネルギー奔流で両手を打ち出し、ハートの型の枠で相手を包みこみ、ウザイナーを引き離す。
:; プリキュア・スパイラル・ハート・スプラッシュ・スター
:: 最終決戦で一度のみ使用。ブルームとイーグレットに加え、月と風の力を受けて変身した満・薫の助力を受け使用した4人の合体技。発動時の掛け声は「'''精霊の光よ!'''」(イーグレット)「'''命の輝きよ!'''」(薫)「'''希望へ導け!'''」(満)「'''全ての心!'''」(ブルーム)。ブルームとイーグレットはプリキュア・スパイラル・リング、満と薫は右手のひらに精霊の力を収束させた後、4人同時に4つの異なるエネルギー奔流で両手を打ち出し、2つ(大地と大空の力・月と風の力)の混ざり合った螺旋状となって敵を直撃する。4つの力を合わせた真の力を発揮する時に全員の身体は鮮やかに光り輝いている。
:: かつてゴーヤーンが見た宇宙創成の光に匹敵する輝きを持つ。
 
=== ブライト & ウィンディ ===
敵勢力とプリキュアとの戦いは人目がないところで行わることが多いため、プリキュアの戦いを一般人が目撃することは少ない。作中の世間一般でのプリキュアの認知度は前作よりもさらに低く、噂に上ることさえなかった。また、戦闘によって起こった地形や建造物への損害などは、敵の幹部や使役する怪物を倒すことで修復される。
第30話以降から登場する形態。フラッピとチョッピに加えムープとフープの精霊の力を合わせて変身する月と風のプリキュア。クリスタル・コミューンで変身する。また、ブルームとイーグレットのようにプリキュア・スパイラル・リング無しで使える必殺技は登場していない。変身中の掛け声はブライトが「'''未来を照らし!'''」ウィンディが「'''勇気を運べ!'''」。ブルーム・イーグレット同様、特にイメージカラーは設定されていないが、コスチュームの色から「'''[[黄緑色]]'''」と「'''[[水色]]'''」がイメージカラーとされる場合が多い。ブライト・ウィンディのベルトにムープとフープの額のマークがついてる。プリキュアオールスターズDXシリーズでは中途に状況に適したフォームチェンジがあり、光弾を放つキュアブライトをキュアウィンディの風の力でバックアップするという超遠距離攻撃の使い方を見せている。本編の登場回数は14回(30話・31話・33話・34話・36話・37話・39話・40話・41話・43話・44話・46話・47話・48話)。
 
; {{colorbox|#94F40E}} キュアブライト
番組中盤の第30話からは両フォームともミックス・コミューンではなくクリスタル・コミューンでの変身となる。だが、本人達の意思でフォームを選択することは出来ず、変身する際に状況に適したフォームに自動的に決定され、変身時のBGMも組み合わせによって異なる曲が用意されている。また、前作の『Max Heart』や後の『Go Go!』のコスチューム変更によるパワーアップとは異なり、あくまで'''フォームチェンジ'''(モードチェンジ)に過ぎないため、それぞれにおける総合的な戦闘力で明確な差はないとされている。
: 日向咲が変身する、「'''天空に満ちる月'''」こと、[[月]]のプリキュア。デザインモチーフは、花鳥風月における、月。髪型や髪飾りはブルームと全く同じ。コスチュームの基本色は黄色で、黄緑色の縁取りがなされている。そのモチーフから黄色系統の配色がなされているため、シリーズにおける黄色プリキュアの裏元祖的な存在として扱われることもある<ref name=animage201212>月刊『[[アニメージュ]]』2012年12月号 第16頁より。</ref>。首もとの赤紫色の部分はブルームと違い、スパッツと同じ素材でできている<ref name=settei>設定資料より。</ref>。肩の部分は[[満月]]をイメージしたまん丸い形にしている。手の甲のマークはブルームと差異が無い。胸のリボンの色は黄色で、赤色をしたハートの宝玉が付いている。満月の力を利用した遠距離攻撃が主体で、それを駆使して戦う。精霊の力を使うと明るい緑色の光に包まれる。
: 普段は強い光で暗闇を照らしたり、目眩ましにするなどに使われるが、プリキュア・スパイラル・リングを装着すると「'''光よ!'''」の掛け声とともに、ムープの頭のマークがついた緑色の光弾を生み出し、発射することが可能になる。この光の力は細かく拡散して発射したり、力を込めて巨大にしたり、そして光のシールドとして使うことも出来る。
; {{colorbox|#81FBFE}} キュアウィンディ
: 美翔舞が変身する、「'''大地に薫る風'''」こと、[[風]]のプリキュア。デザインモチーフは、花鳥風月における、風。髪型や髪飾りはイーグレットと全く同じ。ピンク色の羽衣を纏った[[天女]]のような水色の衣装となる。肩の青い部分は[[シースルー]]となっている<ref name=settei>設定資料より。</ref>。手の甲にはチョッピの額の模様と同じ形の薄いピンク色のマークがある。胸のリボンはイーグレットと差異が無い。薫風の力を用いた遠距離攻撃を中心に戦う。精霊の力を使うと濃いピンク色の光に包まれる。ブライトと同じく前面にバリアを張ることが出来る。
: ピンク色の強烈な旋風・突風を起こして攻撃することができ、これは真空波や竜巻攻撃など他の形に応用することが可能。それによって相手を吹き飛ばしたり押し込めたりする戦いを得意とし、霧を払うことも出来る。この風の力はプリキュア・スパイラル・リングの力と「'''風よ!'''」の掛け声により、威力を増強することが出来る。
 
; 必殺技
最終決戦の際、ブライトとウィンディは続けざまの戦闘により精霊の力が弱まり変身解除してしまうが、フラッピの「'''大地の力'''」、チョッピの「'''大空の力'''」によって最初にプリキュアに変身した際のブルームとイーグレットに変身している。満と薫もその後「'''月の力'''」と「'''風の力'''」を受け変身を遂げているが、この二人はプリキュアではないとされている<ref name=hukuro />。
:; プリキュア・スパイラル・スター・スプラッシュ
 
:: 掛け声はスパイラル・ハート・スプラッシュと同一。二人が手を繋いで、回転したプリキュア・スパイラル・リングに精霊の力を収束させた後、精霊の力を集めた手の甲のマークから緑色とピンク色の2つの異なる大きな彗星状のエネルギー奔流を両手で同時に押し出し、エネルギー奔流が交差して相手を星型に包み込み、ウザイナーを引き離す。また、混ざり合った螺旋状のエネルギー奔流を生成して攻撃が可能。
『プリキュアオールスターズDX』シリーズでは、各作品においてブルーム→ブライト、イーグレット→ウィンディへのフォームチェンジを遂げている。このため、オールスター各作品においては唯一フォームチェンジ出来るプリキュアとなっている。なお、ブルームとイーグレット・ブライトとウィンディは必ずペアになる。なお、前後作における映画などで登場する『スーパープリキュア』に該当する変身形態は、後の『プリキュアオールスターズDX2』にて初めて設定された。
:: 映画では自体十二支の力によってパワーアップした状態で放たれており、その力を受けたブライトとウィンディの身体は鮮やかに光り輝いた。
 
; キュアブルーム
: 日向咲が変身する、「'''輝く金の花'''」こと、[[大地]]のプリキュア。デザインモチーフは、花鳥風月における、花。名乗りでは「'''金'''」と言っているが、コスチュームの基本色は赤紫色で、精霊の力を使うと黄金色の光に包まれる。
: 大地の力を借りた技や格闘技などの近接戦闘をメインとしている。自分の周囲を包み込むバリアを張ることができ、襲い掛かってくる敵を押し返す。精霊の力を集めて放つパンチは強力である。
; キュアブライト
: 日向咲が変身する、「'''天空に満ちる月'''」こと、[[月]]のプリキュア。デザインモチーフは、花鳥風月における、月。コスチュームの基本カラーは明るい黄緑色。[[満月]]の力を利用した遠距離攻撃が主体で、それを駆使して戦う。精霊の力を使うと明るい黄緑色の光に包まれる。
: スパイラル・リングの力によって「'''光よ!'''」の掛け声とともに黄緑色の光弾<ref group="注釈">ムープの頭についているマークと同じマークがついている。</ref>を生み出し、それを押し出すことで発射することができる。この光の力は万能で、細かく拡散して光弾を発射したり、前方のみのバリアとしても使うなどの戦闘面以外にも、そのまま明かりとして利用したり、強い光による目くらましという補助的な面でも応用が可能。第48話では特に巨大な光弾を形成し、ゴーヤーンを押し潰している。
; キュアイーグレット
: 美翔舞が変身する、「'''煌めく銀の翼'''」こと、[[大空]]のプリキュア。デザインモチーフは、花鳥風月における、鳥。名乗りでは「'''銀'''」と言っているが、コスチュームの基本色は乳白色に近い銀白色で、精霊の力を使うと[[空色]]の光に包まれる。
: 大空の力を借りた技や格闘技をメインとした戦い方で、精霊の力で敵を振り払ったり、かかと落としなどの蹴り技を使用する。自分の周囲を包み込むバリアを張ることができ、襲い掛かってくる敵を押し返す。
; キュアウィンディ
: 美翔舞が変身する、「'''大地に薫る風'''」こと、[[風]]のプリキュア。デザインモチーフは、花鳥風月における、風。コスチュームの基本カラーは空色で、羽衣を纏った[[天女]]のようなフォルムが特徴。[[薫風]]の力を借りた遠距離攻撃を中心に戦う。精霊の力を使うと濃いピンク色の光に包まれる。
: スパイラル・リングの力によって「'''風よ!'''」の掛け声とともにピンク色の香る突風を起こし、真空波(かまいたち)や竜巻攻撃を駆使することが可能。それによって相手を吹き飛ばしたり押し込めたりする。ミズシタターレの霧を払う使い方もされた。またブライトと同じく前面にバリアを張ったりすることも可能。
: オールスター各作品では光弾を放つブライトを風の力でバックアップするという使い方を見せている。48話では巨大な風の塊を形成しゴーヤーンにぶつけたりもしている。
; キュアレインボー・ブライティブルーム、キュアレインボー・ウィンディイーグレット
: プリキュアオールスターズDX2における新たな変身形態。[[映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!#キュアレインボー|キュアレインボー]]を参照。
 
=== 必殺技 ===
必殺技は前作同様2人揃っていないと発動できない。
; プリキュア・ツイン・ストリーム・スプラッシュ
: ブルームとイーグレットの必殺技。「'''大地の精霊よ!'''」(ブルーム)「'''大空の精霊よ!'''」(イーグレット)と呼びかけて精霊の力を収束し、「'''今、プリキュアとともに!'''」(イーグレット)「'''奇跡の力を解き放て!'''」(ブルーム)という掛け声で精霊の力を発射、相手を包みこんでウザイナーを引き離す。プリキュア・スパイラル・リング登場後は使用しなくなったが、プリキュアオールスターズDXではムープとフープが不在だったため、この技を使用している。なお、「クリスタル・コミューン」の状態でこの技を使ったのは同作品一度きりである。
; プリキュア・スパイラル・ハート・スプラッシュ
: ブルームとイーグレットの必殺技。「'''精霊の光よ!命の輝きよ!'''」(イーグレット)「'''希望へ導け!二つの心!'''」(ブルーム)という掛け声とともに2つの混ざり合った螺旋状のエネルギーを放ち、ハートの型の枠で相手を包みこみ、ウザイナーを引き離す。プリキュア・スパイラル・リングを必要とする。
; プリキュア・スパイラル・スター・スプラッシュ
: ブライトとウィンディの必殺技。掛け声はスパイラル・ハート・スプラッシュと同一。2つの異なるエネルギーが交差して相手を星型に包み込み、ウザイナーを引き離す。プリキュア・スパイラル・リングを必要とする。映画では自体十二支の力によってパワーアップした状態で放たれており、その力を受けたブライトとウィンディの身体は鮮やかに光り輝いた。
; プリキュア・スパイラル・ハート・スプラッシュ・スター
: 最終決戦で一度のみ使用。ブルームとイーグレット、そして月と風の力を受けて変身した満・薫とともに使用した4人による合体技。発動時の掛け声は「'''精霊の光よ!'''」(イーグレット)「'''命の輝きよ!'''」(薫)「'''希望へ導け!'''」(満)「'''全ての心!'''」(ブルーム)。真の力を発揮する全員の身体は鮮やかに光り輝いた。
: かつてゴーヤーンが見た宇宙創成の光に匹敵する輝きを持つ。
 
=== 関連アイテム ===
; ミックス・コミューン
: 第1話 - 第29話まで登場した[[携帯電話]]型変身アイテム。咲のコミューンはピンク、舞のコミューンは紫色をしている。変身したりフラッピ・チョッピの世話をするときには「'''プリキュア・ダイヤ'''」と呼ばれるカードを用いる。プリキュアダイヤは2枚1組で使われる。2つのコミューン間で赤外線通信に似た機能が使用可能で、フラッピがチョッピに[[煎餅]]をあげたりしている。
; クリスタル・コミューン
: 第30話以降の「ミックス・コミューン」を代替する新たな変身アイテム。「'''フェアリー・ドロップ'''」という細長い棒状で先端に光る電球のような物('''フェアリー・ドロップ''')が付いている。ミックス・コミューンと異なり、変身や世話の時にカードは使わない。フラッピ・チョッピの世話をするときには息を吹きかけた後にコミューンを上下シェイクした後振る。映画やプリキュアオールスターズではこちらの変身アイテム使用してい吹きかける。
; スプラッシュ・コミューン
: ピンク色の小型のパソコンのような形をしていてムープ・フープが住んでいるアイテム。ディスプレイ(本体)とキーボードが分離していてキーボードはワイヤレスになっている。普段は咲が専用の鞄に入れて持っている。コミューンにはフラッピ・チョッピが入り込むことも可能。ムープ・フープが月の力と風の力を召喚し、「'''スプラッシュ・ターン'''」という掛け声で、スプラッシュ・コミューンから2つの力を発射して、プリキュアへ「プリキュア・スパイラル・リング」を授ける
; プリキュア・スパイラル・リング
: ブルーム&ブライトはベルト状の、イーグレット&ウィンディはブレスレット状の形をしたパワーアップアイテム。装着することで基本能力が底上げされるほか、それぞれ強力な必殺技を放つことが出来るように必要アイテム。なお、必殺技を放つ際は付随している2つのリングを中心部分(ブルーム&イーグレットはハート型、ブライト&ウィンディは星型)に装着することで、リング回転時に力を発揮する(リングの回転を加速させる時には必殺技の威力を増大できる)。装着にはムープとフープの存在が不可欠で、ムープ、フープがスプラッシュ・コミューンに入り込んでプリキュアに向かって発射する。スプラッシュ・コミューンとともに第24話から登場。
; フェアリー・キャラフェ
: 敵を倒したときに得られた奇跡の雫を収める、ガラスの水差しのような容器(キャラフェは水差しのこと)アイテム。フィーリア王女が緑の郷のどこかに隠しており、第7話でカレハーンとの決戦の場となった山中トネリコの森から発見された。奇跡の雫を7個集めるとキャラフェの力で扉が出現し、プリキュアを涸れ果てた泉の下へ導く。そして泉の底に雫を注ぐと水が溢れ出し泉が復活する。また涸らされていた6つの泉を甦らせた後、キャラフェにその6つの泉の力を込めて太陽の泉に注ぐことで世界樹は完全に甦る。しかし第41話でゴーヤーンに強奪され、滅びの力を混入することでカレハーンら5幹部の復活に使われたが、同時に満と薫の復活にも一役買った。その後アクダイカーンとの決戦で奪還に成功するが、真の姿を現したゴーヤーンとの戦いの中でこれが偶然海に落ちたことで、太陽の泉の正体が緑の郷にある海そのものであることが判明する。
; チャーム・ペンケース
: もともと二人が持っていた普通の筆箱が変化したもの。ピンク色のかなり大きなサイズの筆箱で、ダイヤ状の紙に願い事を書いてペンケースに入れると願いが叶う。第19話から登場し、咲と舞がそれぞれ所持している。もともとはそれぞれが持っていた普通の筆箱で、満と薫の策略によりお互いが交わしていた「一緒に砂浜に咲く花を見に行く」という約束を忘れてしまい、その後「なんとかして相手に謝りたい」という二人の想いに精霊の力が反応して筆箱を変化させ誕生した。
 
== 満と薫作中用語 ==
本作品の世界観自体は[[北欧神話]]が裏モチーフとされている<ref name=hukuro />。
アクダイカーンにより「'''命の炎'''」を分け与えられることで生み出された存在。その恩義からアクダイカーンに忠誠を誓う僕(しもべ)。ちなみに同じ名字だが、どういう認識をされているかは明確にされていない(姉妹なのかと質問されている描写はあるが、答えは出ていない)。
 
空の泉の支配者であり、泉の番を任されていた(この時にムープ、フープと知り合っており、一時的に行動をともにしていた)が、カレハーンとモエルンバを相次いで倒したプリキュアに興味を持ち、独断で緑の郷に現れた。夕凪中学校に転校生として潜入し、咲や舞のクラスメイトとなる。この時2人は異世界の力で緑の郷へやって来ていたため、封印されていた間、緑の郷の人々は2人のことを忘れていた(教室の2人の席も消えていた)が、復活してからは皆思い出していた。
 
ダークフォールの住人であるため、緑の郷の常識については非常に疎い。友情などにも興味を示していなかったが、咲や舞との交流から人間愛の素晴らしさを知り、緑の郷を滅ぼさないよう懇願するが、アクダイカーンによって裏切り者として制裁を受け消滅してしまう<ref>第23話</ref>。その後はダークフォールの底で封印され眠っていたが、フィーリアの操ったキャラフェの力により復活<ref>第42話</ref>。以後は「アクダイカーンに生み出してもらった恩義」と「咲や舞との友情」との間の葛藤や、戦いが終われば自分達も消えてしまうという宿命を感じつつも「消滅するその時まででもいいから咲や舞と一緒にいたい」という強い思いからプリキュアに全面協力するようになる。
 
戦闘時は灰色のシャツに黒いロングスカートに身を纏った姿になり、赤黒いエネルギー弾を駆使する。これは二人の力を合わせることでより巨大かつ強力なものになる。キャラフェの力で再生した幹部を倒す際は、精霊の力とは異なる力を持つ彼女たちの協力が不可欠で、再生幹部に記されたゴーヤーンマークを破壊する役目を担う。
 
最終決戦ではプリキュアとともに月と風の力を受けて変身し、ゴーヤーンと戦った。以降、瞳にハイライトが出来るようになる。戦後は滅びの力が尽きたことにより消滅しかけたが、フィーリアや精霊たちの力で新たな命を得て復活し、咲や舞とともに平穏な生活を送るようになる。
 
厳密にはプリキュアには含まれず、プリキュアの協力者という立場であるため『プリキュアオールスターズDXシリーズ』では戦闘に参加しないサブキャラクターとしての登場に留まっている。
 
{{ネタバレ終了|ふたりはプリキュア Splash Star}}
 
== 用語集 ==
; 泉の郷(いずみのさと)
: フラッピやチョッピたちの故郷である精霊の世界。
: チョッピやフラッピたち精霊が住む自然豊かな世界。世界樹がそびえ、その周囲にいくつもの泉がある。フィーリア王女によって治められていたが、ダークフォールの侵攻により、第1話の時点では六つの泉が枯れ果ててしまっている。
; 緑の郷(みどりのさと)
: 咲や舞が住むこの世界のこと。ほとんどの人間たちは知らないようだが、緑の郷でも泉の郷と同じく精霊たちが住まう。
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: 全ての世界の命を司るといわれる巨大な樹木。七つの泉によって支えられており、泉が全て枯れ果てると世界樹もまた倒れるとされる。ダークフォールは世界樹を枯らして全てを滅ぼそうとしている。
; 七つの泉
: 世界樹を支えるといわれる七つの泉。第1話の時点では六つまでがダークフォールによって枯らされている。
: ダークフォールの幹部たちは一人につき泉を一つ管理しており、幹部たちが作り出すウザイナーや幹部自身を倒すことで、その幹部が支配する泉の属性に従った奇跡の滴が一つ手に入る。
: 特定の属性の滴を七つ集めるとその泉をよみがえらせることができる。
:; 木の泉
:: カレハーンが支配する泉
:; 火の泉
:: モエルンバが支配する泉
:; 土の泉
:: ドロドロンが支配する泉
:; 空の泉
:: 霧生満と霧生薫が支配する泉。ムープ、フープはこの泉の住人だった。
:; 水の泉
:: ミズ・シタターレが支配する泉
:; 金の泉
:: キントレスキーが支配する泉
:; 太陽の泉
:: 所在不明の泉。ダークフォールは太陽の泉のありかを聞き出すために、チョッピとフラッピを捕まえようとしている。
:
; 海原市夕凪(うなばらしゆうなぎ)
: 作中の主な舞台となる街。海と山に挟まれ、豊かな自然に囲まれた景観のよい街。海沿いには電気鉄道が走っていて、緑色とクリーム色に塗り分けられた単行列車が運行している。健太の両親が営む釣り船屋の正面に書かれた市外局番は0460。[[#作品舞台]]の節も参照。舞台と設定された町は[[湘南]]と[[鎌倉]]がイメージされていることが明言されている<ref name=hukuro />。本作品との世界観の同一性こそ明言されていないものの、次作『Yes!プリキュア5』第28話では電話帳に海原市夕凪の地名が載っている場面がある。
: 作中の主な舞台となる街。海に面しており自然に囲まれた景観の良い街。[[#作品舞台]]の節も参照。
; 海原市立夕凪中学校(うなばらしりつゆうなぎちゅうがっこう)
: 咲と舞が通う中学校。街を見下ろす山の頂上にあり、トネリコの森と大空の樹が立つ山に隣接している。制服は男子がベージュ色のブレザーとグレーのスラックス、女子がベージュ色のセーラー服で赤いリボンをつけており、チェック柄入りのオレンジ色のスカートとなっている。
; ベーカリーPANPAKAパン(ベーカリーパンパカパン)
: 咲の両親が経営するパン屋でカフェコーナーも備える。美翔家からさらに坂を下った住宅地にある。
: オールスターズ映画では3回登場、[[2009年]]公開の『[[映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!|DX]]』では美墨なぎさ(キュアブラック)・雪城ほのか(キュアホワイト)・九条ひかり(シャイニールミナス)が訪れ、チョココロネをたくさん買い、EDではなぎさ・ほのか・ひかりを含む当時14人の全プリキュアが訪れた。[[2013年]]公開の『[[映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち|NewStage2]]』では坂上あゆみ(キュアエコー。ただしセリフ無し)が級友と共に訪れ、また、四葉ありす(キュアロゼッタ)がプリキュア仲間を招いたお茶会の席上で、この店のチョココロネが置いてあった。2014年公開の『[[映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち|NewStage3]]』では満と薫・倒したはずの幹部達(カレハーンは未登場)、『[[フレッシュプリキュア!]]』のカオルちゃん・三色だんごの3人、『[[スイートプリキュア♪]]』の東山聖歌とアリア学園中学校のスイーツ部員3人、『[[スマイルプリキュア!]]』の星空育代(星空みゆき(キュアハッピー)の母)・日野正子(日野あかね(キュアサニー)の母)・黄瀬千春(黄瀬やよい(キュアピース)の母)が咲の夢の中で客として来店した。
; 大空の樹(おおぞらのき)
: 海原市夕凪にある山の頂上にそびえる巨大な樹。古くから土地の人々によって特別視されている。大きめの洞(うろがあり、泉の郷と緑の郷をつなげる門となる。周囲の森はトネリコの森と呼ばれ、咲は自分の庭のように隅々まで知り尽くしている。前出の北欧神話に登場する「[[世界樹]]」が設定上のイメージとされている<ref name=hukuro />
: 咲と舞の再会、咲・舞と満・薫の出会い、プリキュアと満・薫の決闘は全てこの樹の前での出来事であり、最終決戦ではゴーヤーンによって世界が滅びた後も空間に屹立し、プリキュア達の最後の拠り所となった。
: なおオールスターズ映画『DX』では、チョココロネを買ったなぎさ・ほのか・ひかりがここに訪れ、なぎさがチョココロネを食べようとすると、ムープ・フープ・メップル・ミップル・ポルン、そしてフュージョンが洞から現れ、プリキュア3名とフュージョンの戦いとなった。また[[2015年]]公開の『[[映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪|春のカーニバル♪]]』では、咲と舞がこの前で「ハルモニア」から届いた「春のカーニバル」の招待状を読んでいた。
; 滅びの力
:
 
== スタッフ ==
* 企画<ref group="注釈">[[朝日放送制作日曜朝8時30分枠のアニメ|本時間帯のアニメ作品]]では長らく存在しなかった役職だが、本作品の第20話からクレジットされる。</ref> - 大野逸雄(ABC)、[[松下洋子]](ADK)、清水慎治(東映アニメーション)
* プロデューサー - 大野逸雄→亀田雅之(ABC)、鶴崎りか(ADK)、[[鷲尾天]](東映アニメーション)
* 原作 - [[東堂いづみ]]
* 連載 - [[講談社]]「[[なかよし]]」
* シリーズ構成 - 長津晴子→[[成田良美]]
* シリーズ構成 - 長津晴子(第1 - 13話) → [[成田良美]](第14 - 49話)
* 音楽 - [[佐藤直紀]]
* キャラクターデザイン - [[稲上晃]]
* 美術デザイン - [[行信三]]
* 色彩設計 - [[沢田豊二]]
* キャラクターデザイン - [[稲上晃]]
* シリーズディレクター - 小村敏明
* デジタル特殊効果 - 星野健
* CG製作 - 川崎健太郎、中沢大樹、早川一繁、中村充彦、工藤たかし、松浦義孝、柳沢好伯
* 編集 - 麻生芳弘
* 音楽 - [[佐藤直紀]]
* 効果 - 石野貴久
* 音楽制作 - [[マーベラス (企業)|マーベラスエンターテイメント]]
* ダンス振付 - 久米田彩
* プロデューサー - 大野逸雄(ABC)(第1 - 19話)、[[亀田雅之]](ABC)、[[鶴崎りか]](ADK)、[[鷲尾天]]
* 製作担当 - [[坂井和男]]
* 動画 - 馬渡久史、TAP、かぐら、M.S.J.武蔵野制作所
* 色指定 - 沢田豊二、秋元由紀、衣笠一雄
* 仕上進行 - 黒田進
* 仕上 - TAP、かぐら、M.S.J.武蔵野制作所
* 特殊効果 - 星野健
* 美術監督補 - 長恵美子、増田竜太郎
* 背景進行 - 西牧正人
* 撮影 - 東映ラボ・テック、[[ACCプロダクション]]
* CGワークス - 川崎健太郎
* 編集スタジオ - TOVIC
* 音響効果 - [[サウンドリング|石野貴久]]
* 録音調整 - 川崎公敬
* 録音スタジオ - [[タバック]]
* 選曲 - [[スワラ・プロ|水野さやか]]
* 記録 - 沢井尚子、小川真美子
* キャスティング担当 - 小浜匠
* 音楽制作協力 - 東映アニメーション音楽出版
* アソシエイトプロデューサー - 麻生一宏(ADK)
* アニメーション制作 - 東映アニメーション
* シリーズディレクター - [[小村敏明]]
* 制作協力 - [[東映]]
* 制作 - [[朝日放送|ABC]], [[アサツー ディ・ケイ|ADK]], [[東映アニメーション]]
 
== 主題歌 ==
=== オープニングテーマ ===
;「[[まかせて★スプラッシュ☆スター★'''/「笑うが勝ち!」でGO!|まかせて★スプラッシュ☆スター★]]
: 作詞 - 青木久美子、作曲 - [[小杉保夫]]、編曲 - 家原正樹、歌 - [[うちやえゆか]] with Splash Stars
: 番組後期では映像がリニューアルされ、ムープ・フープなどの新キャラクターや、キュアブライト・キュアウインディも登場する。
: 2015年現在、タイトルに唯一『プリキュア』が付いていない曲である。
:『[[映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪]]』では挿入歌として使われ、同曲のPVシーン(咲と舞の回想シーン)が流れていた。
 
=== エンディングテーマ ===
;『「笑うが勝ち!」でGO!』
: 作詞 - 青木久美子、作曲 - [[高取ヒデアキ]]、編曲 - 家原正樹、歌 - [[五條真由美]]
: 前期(第1話 - 第30話)で使用。第49話(最終話)では、エピローグの挿入歌として使用された。
;「[[ガンバランスdeダンス]]
: 作詞 - 青木久美子、作曲 - 小杉保夫、編曲 - 家原正樹、歌 - 五條真由美 with フラッピ&チョッピーズ
: 後期(第31話 - 第49話)で使用。
: 序盤にはゴーヤーンとダークフォール戦士(カレハーンは除く)が登場、後半には満と薫(制服姿)が1カットだけ登場。キントレスキーは本編より早く登場するも、モエルンバ・ドロドロン・満と薫は復活前から登場していた。
:;特別仕様エンディング
:; 特別仕様エンディング
::第44話では、TV地上波初回放送のみ[[野原しんのすけ]]と着ぐるみ共演を果たしている(独立UHF放送やCSやBS等の放送、DVDでは通常版になっている)。
:: 第44話では、『[[クレヨンしんちゃん (アニメ)|クレヨンしんちゃん]]』の[[野原しんのすけ]]<ref group="注釈">声の出演はなし。</ref>と着ぐるみ共演を果たしている(TV地上波初回放送のみ。独立UHF放送やCSやBSなどの放送、DVDでは通常版になっている)。
::最終話では、回想シーンの映像と最後にメッセージの入った特別バージョンを使用。{{CURRENTYEAR}}年現在、シリーズ中唯一最終話で特殊EDを用いている(DVDでは通常版になっている)。
:: 最終話では、これまでのエピソードのダイジェスト映像と最後にメッセージの入った特別バージョンを使用(DVDでも同バージョンが使われている)。
 
== 放送各話リスト ==
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:small;"
|+
!話数!!サブタイトル!!脚本!!作画監督!!絵コンテ・演出!!美術監督!!本放送日!!収録DVD
|-
!1
|おっどろきの再会! ふたりは何者なの!?||長津晴子||[[青山充]]<br />[[稲上晃]]||[[小村敏明]]||rowspan="7"|[[行信三]]||'''2006年'''<br />2月5日||rowspan="4"|VOL.1
|-
!2
|パンパカ歓迎会は嵐の予感!||[[成田良美]]||河野宏之||[[大塚隆史 (アニメ演出家)|大塚隆史]]||2月12日
|-
!3
|真っ向勝負! 君こそエースだ!!||[[清水東]]||東美帆||岩井隆央||2月19日
|-
!4
470 ⟶ 646行目:
|-
!5
|健太どうする!? 咲と素敵なお兄さん!||成田良美||[[爲我井克美]]||山吉康夫||3月5日||rowspan="4"|VOL.2
|-
!6
482 ⟶ 658行目:
|-
!9
|朗読会を邪魔しちゃダメ!||成田良美||[[川村敏江]]||岡佳広||行信三||4月2日||rowspan="4"|VOL.3
|-
!10
488 ⟶ 664行目:
|-
!11
|ふらふらフラッピ 大ピンチ!||羽原大介||河野宏之||[[座古明史]]||行信三||4月16日
|-
!12
494 ⟶ 670行目:
|-
!13
|熱すぎ! モエルンバダンス!||羽原大介||高橋任治||山吉康夫||行信三||4月30日||rowspan="4"|VOL.4
|-
!14
506 ⟶ 682行目:
|-
!17
|壊れた埴輪! どうする舞とお母さん||山下憲一||青山充||岡佳広||杦浦正一郎||5月28日||rowspan="4"|VOL.5
|-
!18
518 ⟶ 694行目:
|-
!21
|夜空に輝け! 星の光の仲間たち||山下憲一||高橋任治||座古明史||rowspan="7"|行信三||7月2日||rowspan="4"|VOL.6
|-
!22
530 ⟶ 706行目:
|-
!25
|商売繁盛! 海の家のお手伝い||山下憲一||飯島秀一||大塚隆史||7月30日||rowspan="4"|VOL.7
|-
!26
542 ⟶ 718行目:
|-
!29
|フラッピチョッピ 絶命!||東美帆||岩井隆央||rowspan="5"|行信三||8月2627||rowspan="4"|VOL.8
|-
!30
554 ⟶ 730行目:
|-
!33
|筋肉全開 キントレスキー現る!||飯島秀一||矢部秋則||9月24日||rowspan="4"|VOL.9
|-
!34
566 ⟶ 742行目:
|-
!37
|みんな仲間だ! 明日にジャンプ!||清水東||東美帆||岡佳広||10月22日||rowspan="4"|VOL.10
|-
!38
|アイドル誕生 日向咲! ってマジ!?||山下憲一||高橋任治||岩井隆央||10月29日
|-
!39
578 ⟶ 754行目:
|-
!41
|王女が危ない! 奪われたキャラフェ!!||rowspan="2"|成田良美||篁馨||座古明史||11月26日||rowspan="3"|VOL.11
|-
!42
587 ⟶ 763行目:
|-
!44
|二人が消える? 苦しみの満と薫||羽原大介||高橋任治||岡佳広||12月17日||rowspan="3"|VOL.12
|-
!45
593 ⟶ 769行目:
|-
!46
|反撃! アクダイカーン脅威の力!||村山功||飯島秀一||川田武範||'''2007年'''<br />1月7日
|-
!47
|大逆転!? 黒幕って誰のこと?||成田良美||奥山美佳||岩井隆央||1月14日||rowspan="3"|VOL.13
|-
!48
602 ⟶ 778行目:
|-
!49
|絶好調なり! 永遠の星空の仲間たち!<終>||成田良美||稲上晃||座古明史||井芹達朗||1月28日
|}
 
== 放送局 ==
=== 日本国外での放送 ===
時間帯は全て現地時間。
 
; [[香港]]
: [[2008年]][[12月26日]]から[[2009年]][[3月5日]][[翡翠台|無綫電視翡翠台]]にて、『{{lang|zh-hk|光之美少女Ⅲ}}』のタイトルで毎週月曜の16時15分-16時45分、火曜から金曜までの16時30分-17時に放送。[[広東語]] 放送のみ、[[繁体字]]字幕あり。
; [[台湾]]
: [[2008年]][[4月26日]]から[[2009年]][[1月24日]][[東森幼幼台]]にて、『{{lang|zh-tw|光之美少女Splash Star}}』のタイトルで毎週土曜、日曜の19時00分-19時30分に放送([[2008年]][[6月28日]]から毎週土曜18時00分-18時30分に放送)。[[普通話]]放送、[[繁体字]]字幕あり。
 
== 漫画版 ==
613 ⟶ 798行目:
: 「なかよしラブリー」では雑誌掲載時は番外編扱いだったが、単行本では本編の一部として扱われている。
; [[単行本]]
: 連載版をほぼそのまま収録した『ふたりはプリキュアスプラッシュスター』(講談社)が事実上の全1巻、映画版の漫画版が描きおろしで全1巻発売されている。2015年1月6日にはプリキュアシリーズ10周年となかよし創刊60周年を記念し、「プリキュアコレクション」と銘打ってワイドKCなかよしより全2巻が発行、また映画版の漫画版も同コレクションとして2015年6月5日に復刊している。
:* ふたりはプリキュアスプラッシュスター 第1巻 - ISBN 4063722031 4-06-372203-1
:** 2006年3月号 - 9月号・なかよしラブリー2006年春の号・夏の号掲載分
:* 映画ふたりはプリキュアスプラッシュスター チクタク危機一髪! - ISBN 40637224574-06-372245-7
:* ふたりはプリキュア Splash☆Star1 プリキュアコレクション - ISBN 978-4-06-337816-0
:* ふたりはプリキュア Splash☆Star2 プリキュアコレクション - ISBN 978-4-06-337817-7
:* 映画 ふたりはプリキュア Splash☆Star チクタク危機一髪! プリキュアコレクション - ISBN 978-4063378290
 
== 映画 ==
623 ⟶ 812行目:
{{See|映画 ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪!}}
 
=== マジッ★ドキッ{{Unicode|&hearts;}} 3Dシアター ===
'''ふたりはプリキュア Splash Star マジッ★ドキッ{{Unicode|&hearts;}} 3Dシアター'''』は2006年より上映のシリーズ初の3D映画。上映時間12分。また、『'''ふたりはプリキュア Splash Star マジッ★ドキッ{{Unicode|&hearts;}} シアター'''』のタイトルでシリーズ初の大型映像化を謳った[[IMAX|IMAXシアター]]対応版も制作されている。2012年10月17日発売『ふたりはプリキュアSplash☆Star DVD-BOX vol.2』に映像特典として2D映像版が収録
 
; ストーリー
: フラッピの頭から希望の種の芽が生えた。その種を狙いゴーヤーンの送り込んだ、絶望の実から変身したウザイナーよってプリキュアは大ピンチに。
 
== オールスターズ映画 ==
== 作品舞台 ==
;[[映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!]]
作品の舞台となる「海原市夕凪」は深い森がまだ残る、海岸に近い自然溢れる町となっている。舞台と設定された町は[[湘南]]と[[鎌倉]]がイメージされていることが明かされているほか、世界観自体は[[北欧神話]]を裏モチーフにして「大空の樹」は同神話に登場する「[[世界樹]]」をイメージして設定した<ref name=hukuro />。なお、夕凪という地名は[[大阪市]][[港区 (大阪市)|港区]]に実在する。
:2009年3月20日公開。前述の通り、「PANPAKAパン」と「大空の樹」になぎさ・ほのか・ひかりが訪れたのに対し、咲と舞は仁美と優子に刺激され、次作『Yes!プリキュア5』シリーズの舞台である「ナッツハウス」に来店し、ココ・ナッツ・シロップに出会う。最後のダンスコンテストでは、大介・健太・和也・満と薫が観客としてモブ登場。
:なお健太は、『プリキュア5』シリーズの夏木りん(キュアルージュ)と声優が重複している(双方とも竹内順子)が、この作品ではセリフを発してない。
;[[映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!]]
:2010年3月20日公開。プリキュア達の家族<ref group="注釈">美翔家は和也のみ。</ref>・夕凪中学校の生徒達・満と薫・『映画 SS』のアワーズとミニッツがモブとして登場、満と薫は同作品でのみセリフを発している(薫の声は後期担当の岡村)。また生徒達の内、学は『プリキュア5』シリーズのナッツと声優重複(入野自由)のため、本作と次作『DX3』ではセリフを発していたが、本作のみ登場の加代は『[[フレッシュプリキュア!]]』の山吹祈里(キュアパイン)と声優重複(中川亜紀子)してるにも関わらず、セリフが無かった。
:敵「ボトム軍団」にはダークフォール5幹部から、ドロドロンを除く4名が軍団員として再生。
;[[映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花]]
:2011年3月19日公開。みのり・健太・学・満と薫・『映画 SS』のアワーズとミニッツなどの「時計の郷」の精霊達がモブとして登場。みのりは同作品からセリフが無い。また映画に登場した敵・サーロインが敵首領ブラックホールによって再生され、「ダークライズ」<ref group="注釈">公開前発売の「スイートプリキュア♪&プリキュアオールスターズ まるごとブック」([[講談社]])に記載された設定名(劇中未呼称)</ref>の一員となる。
: なお、キュアブルームとキュアイーグレットがそれぞれキュアブライト・キュアウィンディに強化変身するのは、今のところ同作品が最後。
; [[映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち]]
: 2012年3月17日公開。キュアブルーム、キュアイーグレット、ムープ、フープが登場するが声は無い<ref group="注釈">フラッピとチョッピは変身アイテム形態のみで、妖精態では登場しなかった</ref>。大介がモブとして登場。
; [[映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち]]
: 2013年3月16日公開。咲と舞が登場するが声は無い。フラッピ、チョッピ、ムープ、フープが登場。
; [[映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち]]
: 2014年3月15日公開。本作品のプリキュア2人が『DX3』以来3年ぶりに声付きで登場。日向家全員・友也・満と薫・カレハーンを除いたダークフォール幹部がモブとして登場<ref group="注釈">友也は『[[Yes!プリキュア5|Yes!プリキュア5 / Yes!プリキュア5GoGo!]]』の水無月かれん(キュアアクア)の夢の中、満と薫・ダークフォール幹部は咲の夢の中で登場。なお、満と薫はオールスターズ映画で初めてダークフォール版の戦闘服で登場した。</ref>。なお、友也とドロドロンは初めてオールスターズ映画に登場した。
; [[映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪]]
: 2015年3月14日公開。キュアブルームのみ声付きで登場。また、プリキュアの家族全員・コロネ・星野家全員・夕凪中学校の関連者・満と薫が咲と舞の回想シーン、『映画 SS』のアワーズとミニッツが「39フェアリーズ」の映像シーン(咲と舞を含む歴代プリキュアたちの回想シーン)でモブ登場。美翔夫妻・篠原先生・星野夫婦は『ちょ〜短編』以来の登場(長編作では初)で、コロネはオールスターズ映画初登場。また、満と薫はオールスターズ映画で初めて夕凪中の体操着やムープとフープによって変身した姿で登場した。なお、学は初めてセリフが無くなり、健太は『DX』以来のセリフ無しになった。
; [[映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!]]
: 2016年3月19日公開予定。ゴーヤーン<ref group="注釈">最終形態の姿で登場予定。</ref>がオールスターズ映画初登場予定。
 
== その他の作品 ==
次期作『Yes! プリキュア5』作中にも「海原市夕凪」の地名が登場する。ただし同作が本作と世界観は同じと明言されているわけではない。
; [[映画 Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪#同時上映|ちょ〜短編 プリキュアオールスターズ GoGoドリームライブ]]
: 2008年11月8日公開『[[映画 Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪]]』の同時上映作。冒頭では健太・学・仁美・優子がモブ登場、ラスト近くのライブ会場には健太達やプリキュアの家族達を始め、ミズ・シタターレとキントレスキーに似た人物が観客役でモブ登場している。
; [[ハピネスチャージプリキュア!]]
: 2014年2月2日から2015年1月25日まで放送されたテレビシリーズ第11作。同作品のオープニング冒頭ではシリーズ10周年を記念して、歴代プリキュア33名が祝福のメッセージを述べるコーナーが設けられており、6話にキュアイーグレット、23話にキュアブルームが登場した。
 
== 商業面 ==
640 ⟶ 850行目:
 
=== 商品展開 ===
例年どおり、変身アイテムを初めとした玩具展開が行われていた。食品関連は[[ふたりはプリキュア Max Heart|従来]]から続く[[バンダイ]]、[[森永製菓]]の商品に加え、[[トップ製菓]]からガム類、[[丸美屋食品工業|丸美屋]]からカレー、ふりかけ、お茶漬け、コーンスープが発売された。ふりかけ、カレーは番組内で[[コマーシャルメッセージ|CM]]も放送されていた。
 
前作や後年の作品は、放送中からその後にかけてフィギュア展開が行われているが、本作品のキャラクターは前作から続く女児向けのプリキュアスタイルシリーズのドール玩具、プライス、ガシャポンなどでしか商品化されていなかった。なお、ドール玩具は本作が最後となり、以降デフォルメ化されたフィギュア玩具「キュアドール!」へと受け継がれる。その後、オールスターズのキュアドール!として、ブルームとイーグレットが前作Max Heartのキャラクター同様めて発売されることとなった。
 
=== 音楽CD ===
2010年4月、[[シーエムズコーポレーション]]のグッとくるフィギュアコレクションシリーズより、キュアブルーム初の市販アクションフィギュアが発売される。また、[[宮沢模型]]流通限定でキュアブライトも発売された。
いずれも[[マーベラスAQL]]より発売。サウンドトラック・ボーカルアルバムの詳細は「[[ふたりはプリキュア Splash Star サウンドアルバム]]」を参照。
 
=== 音楽CD ===
==== シングル ====
#'''[[まかせて★スプラッシュ☆スター★/「笑うが勝ち!」でGO!]]'''(2006年2月22日、MJCD-23016)
#'''[[ガンバランスdeダンス]]'''(2006年10月4日、MJCD-23023)
 
==== アルバム ====
662 ⟶ 872行目:
 
=== 映像ソフト化 ===
* 本篇の[[DVD]]は{{和暦|[[2006}}年]](平成18年)[[9月20日]]から{{和暦|[[2007}}年]](平成19年)[[8月17日]]にかけて発売。全13巻(10巻までは4話収録で11巻以降は3話収録)。
* [[2012年]][[9月19日]]と[[10月17日]]にはDVD-BOXが全2巻で発売<ref>[http://www.maql.co.jp/special/precure-ss-box/ ふたりはプリキュアSplash☆Star DVD-BOX]</ref>。
 
=== 書籍 ===
; 『稲上晃 東映アニメーションプリキュアワークス』([[一迅社]]、2016年1月23日発売)ISBN 978-4758014786
: 前作『[[ふたりはプリキュア|ふたりはプリキュア / ふたりはプリキュア Max Heart]]』と本作品を初め、『[[夢のクレヨン王国]]』、『[[ねぎぼうずのあさたろう]]』など、稲上が東映アニメーションで関わった作品の版権イラストや設定資料、映画プリキュアオールスターズシリーズや『[[ハピネスチャージプリキュア!]]』10周年記念メッセージなどの原画、初期段階のラフ画などを収録した画集。
 
=== ゲーム ===
; ふたりはプリキュア Splash Star パンパカゲームでぜっこうちょう!
: [[バンダイナムコゲームス]]より{{和暦|[[2006}}年]](平成18年)[[11月30日]]発売の[[ニンテンドーDS]]用[[ゲームソフト]]
 
=== フィギュア ===
[[シーエムズコーポレーション]]の「グッとくるコレクション」として、キュアブルーム、キュアイーグレット、キュアブライト、キュアウィンディ、霧生満&霧生薫セット(最終決戦での月の力風の力を得た姿をフィギュア化)の[[アクションフィギュア]]が発売されている。
 
== よにんでSUPER☆TEUCHI☆LIVE ==
本番組にて出会い、以降、親交を続けている[[樹元オリエ]]、[[榎本温子]]、[[五條真由美]]、[[うちやえゆか]]、以上4人によって{{和暦|[[2007}}年]](平成19年)より定期的にライブイベント「'''よにんでSUPER☆TEUCHI☆LIVE'''」が行われている。通称(略称)はシリーズ全ライブ共通で'''テウチ'''または'''テウチライブ'''と呼称される
{{main|よにんでSUPER☆TEUCHI☆LIVE}}
 
同4人が番組終了後も親交を続けていることから、{{和暦|2007}}[[5月6日]]に渋谷TAKE OFF 7を舞台に開催された。また、好評により、同年11月11日には初台ドアーズにて第2回が開催されている。第2回では、このライブのために用意された新曲『ST STARS☆(Super Teuchi STARS☆)』、『似たものどうし(咲とフラッピのことを歌った曲)』の2曲が披露された(どちらも非売品)。
 
ミニライブを挟みつつ{{和暦|2009}}[[6月21日]]には「'''みんなでSUPER☆TEUCHI☆LIVE〜Friend×Friend〜'''」というタイトルで、2回目と同様の初台ドアーズで開催された。出演者として正式に[[千葉一伸]]が加わった他、『プリキュア5』のメンバー([[三瓶由布子]]、[[前田愛 (声優)|前田愛]])をゲストに行われ、ウザイナー役の[[渡辺英雄]]が飛び入りで駆け付けた。
 
{{和暦|2010}}[[5月2日]]には「'''みんなそろって♪SUPER TEUCHI LIVE☆〜1日限りの大集合!!〜'''」が開催された。ゲストにはさらに美翔和也役の[[野島健児 (声優) |野島健児]]が加わり、前回同様他シリーズのメンバーも参加。『プリキュア5』メンバー(前田愛、[[仙台エリ]])にくわえて、『ふたりはプリキュア』([[本名陽子]])と『フレッシュプリキュア!』([[沖佳苗]]、[[中川亜紀子]])のメンバーが加わり、実質フレッシュまでの歴代声優陣が揃うという、過去最大級のものとなる。さらに歌手からは、当時『[[ハートキャッチプリキュア!]]』のEDを担当し、『5』からシリーズに関わっていた[[工藤真由]]も参加している。これらのメンバーは正式に告知されたメンバーであり、当日は観客として見に来ていたプリキュアシリーズの声優陣([[田中理恵 (声優)|田中理恵]]、[[松来未祐]]、渡辺英雄、[[高木渉]]、[[置鮎龍太郎]])がステージに登場。また、[[ゆかな]]は飛び入りで歌唱にも参加した。
 
SUPER☆TEUCHI☆LIVEとしてではないが、「'''Magical☆Voice☆Party! -silent & noisy night-'''」という特別版が開催。この際は榎本温子が以前から親交を深めている[[山本麻里安]]が、榎本とともにユニット「'''マリオン'''」として参加し、合同でライブを行った。
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
 
=== ===
{{Reflist|group="注釈"}}
 
689 ⟶ 900行目:
 
== 外部リンク ==
* [http://asahi.co.jp/precure_ss/ ふたりはプリキュア Splash Star] (ABC) (ABC)
* [http://www.toei-anim.co.jp/tv/precure_SS/ ふたりはプリキュアスプラッシュスター](東映アニメーション)
* [http://wwwtaod.anime-bb.comjp/tv_precureSSpg/100041 ふたりはプリキュアスプラッシュスター](東映アニメBBプレミアムオンデマンド
* [http://www.toei-anim.co.jp/movie/2006_precureSS/ 映画ふたりはプリキュアスプラッシュスター チクタク危機一髪!](映画)
* [http://www.bandaigames.channel.or.jp/list/ds_precure_splash/ ふたりはプリキュア スプラッシュスター パンパカ★ゲームでぜっこうちょう!]([[ニンテンドーDS]]用ソフト)
 
{{前後番組|
|放送局=[[朝日放送ABCテレビ|ABC]]|
|放送枠=[[朝日放送制作日曜朝8時30分枠のアニメ|日曜8時30分枠のアニメ台後半]]|
|番組名=ふたりはプリキュア Splash Star|<br/> (2006年2月5日 - 2007年1月28日)
|前番組=[[ふたりはプリキュア|ふたりはプリキュア Max Heart]]|<br/> (2005年2月6日 - 2006年1月29日)
|次番組=[[Yes! プリキュア5]]<br/>(2007年2月4日 - 2008年1月27日)
}}
 
{{Pretty Cure}}
{{東映アニメーション}}
{{オリコン週間DVDアニメチャート第1位 2012年|2012年10月29日付}}
 
{{DEFAULTSORT:ふたりはふりきゆあすふらつしゆすたあ}}
713 ⟶ 925行目:
[[Category:ニンテンドーDS用ソフト]]
 
[[de:Futari wa Pretty Cure Splash Star]]
[[en:Pretty Cure Splash Star]]
[[id:Pretty Cure Splash Star]]
[[it:Pretty Cure Splash Star]]
[[ko:두 사람은 프리큐어 Splash Star]]
[[pt:Futari wa Pretty Cure Splash Star]]
[[ru:Pretty Cure Splash Star]]
[[th:มหัศจรรย์สาวน้อย พริตตี้เคียว สแปลช สตาร์]]
[[zh:光之美少女Splash Star]]