「パッチクランプ法」の版間の差分

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[[画像:Patchclump.jpg|300px|thumb|right|パッチクランプ法の概略図]]'''パッチクランプ法''' (Patch clamp technique) は、Erwin Neher[[エルヴィン・ネーアー]]Bert Sakmann[[ベルト・ザクマン]]により開発された[[電気生理学]]的手法の一種。
 
当初は単一[[イオンチャネル|チャネル]]記録に利用されていたが、近年では全細胞記録(Whole cell記録)による[[細胞]]全体の記録に多く利用されている。NeherとSakmannは1991年に同方法を用いた単一チャネル記録による功績に対し[[ノーベル生理学・医学賞]]を受賞している。パッチ[[電極]]と[[生体膜]]の間で極めて強固なシールを達成することによってなされる方法であるため、[[電位]]固定による[[電流]]記録(ボルテージクランプ)、電流固定による電位記録(カレントクランプ)共に可能である。