「赤外線」の版間の差分

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=== [[赤外分光法|赤外線分光]]光度計 ===
全ての分子にはある決まった周波数の電磁波を吸収する性質がある。これを赤外線の領域で調べる手法が'''赤外線分光'''であり、[[分子]]内部における[[原子]]の振動状態を通じて物質の組成や量を知ることができる。赤外領域の基準振動がスペクトル分析の基本であるが、吸収が大きすぎる為、近赤外領域にある、吸収の少ない倍音、三倍音を観測するもことある。近赤外の分光法は赤外に比べ感度が極めて低く、そのため利用が遅れていたが、分析手法の発達により、非破壊検査・測定に利用されるようになった。
 
=== [[リモートセンシング衛星]] ===
地表や海面の温度を調べるのはもちろんのこと、植物は太陽光の近赤外線を最も強く反射するので、植生状況を調べることができる。
 
== 関連項目 ==