「リチャード・ブローティガン」の版間の差分

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'''リチャード・ブローティガン'''('''Richard Brautigan'''、[[1935年]][[1月30日]] - [[1984年]][[9月14日]]?)は、[[アメリカ合衆国]][[ワシントン州]]出身の[[作家]]、[[詩人]]。
 
『ビッグ・サーの南軍将軍』でデビュー。以後『アメリカの鱒釣り』、『西瓜糖の日』、『芝生の復讐』などを発表、[[1976年]]には来日している。『アメリカの鱒釣り』によって一躍ビートジェネレーションの作家の代表格として祭り上げられるが、本国では次第に忘れられ、むしろ日本やフランスにおいて評価が高い。
かなり飛躍した比喩を用い、深い心理描写を故意に欠いた文体で独特の幻想世界を築く。[[アメリカン・ドリーム]]から遠く隔たった、どちらかと言えば落伍者的、社会的弱者風の人々の孤立した生活を掬う。
日本では[[翻訳家]]の[[藤本和子]]がその著書のほとんどを翻訳し、時として原文以上とも評されたその清新な訳文は、日本における翻訳文学の系譜の上で重要なものである。