「蛋民」の版間の差分

香港の英語名、福佬など
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(香港の英語名、福佬など)
'''蛋民'''(<font lang="zh">蜑民、疍民</font>。たんみん)とは[[華南]](南中国)一帯にの[[東省]]、[[福建省]]、[[広西チワン族自治区]]の沿岸地域で生活する水上生活者である。「'''蛋家'''(<font lang="zh">蜑家、疍家</font>。たんか)」ともよばれる。陸に土地をもたずいずれも[[蔑称]]を家捉えられる場合があるので政府機関からは「'''水上で生業を営む。[[香港]]・アバディーン(香港仔)の居民'''」もしくは「'''水上生活者が有名人'''」と呼ばれる
 
== 概要 ==
[[漢民族]]であり、言葉も[[広東語]]の訛とみなされるため、少数民族には分類されない。蛋の字は[[宋]]代以降に現れるが、その起源ははっきりしない。
陸に土地をもたず、[[船]]を家とし、水上で[[漁業]]、[[水運]]、[[商業]]などの生業を営む。[[香港]]・アバディーン(香港仔)の水上生活者が有名であるが、その数はすでに激減している。
 
[[漢民族]]であり、少数民族には分類されない。言葉も[[広東語]]の一種の「蛋家話」を話す。「蛋」の字は[[宋]]代以降に現れ、「疋」の下を「虫」の代わりに「旦」に作る場合もあるが、その起源ははっきりしない。正字は「蜑」とされる。
中国における被差別民であった。農業を権力基盤とする歴代中国王朝から差別され、[[科挙]]の受験資格も与えられなかった。他の漢民族などが、彼らを海上(船上)から陸に上がらせないこともあった。現代ではその数は減少し、8万人程度とされる。
 
中国における被差別民であった。[[農業]]を権力基盤とする歴代中国王朝から差別され、[[科挙]]の受験資格も与えられなかった。他の漢民族などが、彼らを海上(船上)から陸に上がらせないこともあった。現代ではその数は減少し、[[広東省]]を中心に8万人程度とされる。
 
「香港」という語は、[[広州]]の広東語ではヒョンコン(Heunggong)のように発音するが、英語で「Hong Kong」とつづるのは、香港の蛋民の広東語の発音に基づくためといわれる。
 
==福建省の蛋民==
[[福建省]]にも同様の水上生活を送る人たちがおり、「曲蹄」と蔑称されることがあった。また、福建省南部と同じく[[ミン南語|閩南語]]系の言葉を話す広東省東部の水上生活者と合わせて、「福佬」、「鶴佬」(ホクロウ)などと呼ばれることがあった。
 
[[Category:中国|たんみん]]