「カレリア (シベリウス)」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
9行目:
劇音楽『カレリア』は発表後の評判は悪く、シベリウスはこれを失敗作として廃棄した。しかし、このうち1曲を序曲として残し、8曲を選びそれを組曲とした。組曲はさらに3曲に絞ることにした。
このため『カレリア』は最終的に「序曲」[[作品番号|op.]]10と「組曲」op.11の2つの作品として1906年に[[ブライトコプフ・ウント・ヘルテル]]社から出版され、今に残ることになった。
==『カレリア』序曲op.10==
組曲と比較して演奏の機会は少ない。中間部に組曲の第1曲「間奏曲」の主題が現れる。
==『カレリア』組曲op.11==
3曲から構成される。シベリウスの管弦楽曲のうち比較的よく演奏される
#間奏曲
#バラード
#行進曲風に(アラ・マルチャ)
*序曲 ― [[フルート]]2、[[
*組曲 ― 序曲の編成に[[コーラングレ]](ホルンで代用してもよいとされているが、実際に代用されることはほとんどない)と[[シンバル]]が加わる。
*序曲 ― 約10分
*組曲 ― 第1曲:約3分、第2曲:約7分、第3曲:約4分、計:約14~15分 ==関連項目==
|