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'''自然吸気'''(しぜんきゅうき)とは、
== 概要 ==
一般に自然吸気エンジンは過給器付エンジンに比べ構造がシンプルかつ軽量である。また、空気の流入量が少ない為に[[燃費]]が良く、低排出ガス化の面でも優れる。その他、エンジンの発熱量も比較的低い、過給器が介在しないため[[スロットル]](アクセル)操作に対する出力レスポンスに優れるといった利点がある。特に低燃費や低排出ガスなどの面により、現在においては主流のエンジンとなっている。
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また、[[気温]]に依存して出力が変動するという特徴がある。真夏の炎天下など気温が高いときには空気の密度が薄くなる、つまり吸気体積あたりの酸素量が少なくなるため出力は数%程度低下する。
逆に厳冬期など気温が低いときには空気の密度が濃くなる、つまり吸気体積あたりの酸素量が多くなるため出力は数%程度増加する。ただし[[高地]]では気温が低くても空気が薄いため出力は低下することになる。
過給エンジンも同様なためコメントアウト-->
== スポーツ走行における自然吸気 ==
[[スポーツカー]]用として車両に搭載された場合、運転者によるスロットル操作に対する反応が過給器付きのエンジンに対して俊敏かつ
反面、同じ[[排気量]]の過給器付きエンジンよりも空気の流入量の少なさから全体的に非力であり、出力アップのための方法は安価で済むものがあまり無く、またその方法も限られる事が多い。手軽にはパワーアップを見込めないエンジンと言え、パワー志向の者にはあまり好かれない傾向にある。このため、同一モデルの車に過給器付きエンジンがある場合は、そのエンジンに載せ換えたり、アフターパーツとして過給器を追加<ref>このような後付けによるものを、ターボチャージャーの場合は「[[ボルトオン]]ターボ」または「ボルトオンターボチャージャー」、スーパーチャージャーの場合は「ボルトオンスーパーチャージャー」と言う。</ref>する事がある。
しかし、自然吸気エンジンの愛好家は、このような過給器の追加による出力アップの方法を邪道と見なす事があり、[[メカチューン]]によって出力向上を図る手法を取る事が多い。
より簡単には、エアインテークをフロントバンパーやフロントグリルなどの開口部に出し、走行中に空気をエアインテークに押し込むようにすれば数%程度の出力アップは可能であるが、当然、燃費悪化を招く。
== 自然吸気による実用的高出力エンジン ==
* 単純にエンジン排気量を上げるのも高出力に繋がる。
== 自然吸気エンジンによる高出力のデメリット ==
ほとんどが既存エンジンベースで高出力エンジンを作るという傾向がある為、一般車ベースで設計時点から高耐久性に長ける物を作らなければならない。その為製造コスト・殊に研究費が莫大にかかる。
== 脚注 ==
<references/>
== 関連項目 ==
* [[メカチューン]]
[[Category:エンジン|しせんきゆうき]]
[[Category:自動車エンジン技術|しせんきゆうき]]
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