「レーヴン漸進的マトリックス」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
新しいページ: ' レーヴンの漸進的マトリックス検査は、アメリカの心理学者レーヴンによって1938年に考案された知能検査。Ra...'
 
Vvawavv (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
1行目:
 '''レーヴン漸進的マトリックス検査'''は、アメリカの心理学者[[レーヴン]]によって[[1938]]年に考案された[[知能検査]]。Raven's Colord Matrices(CPM)、Raven's Standard Progressive Matrices(SPM)、Raven's Advanced Progressive Matrices(APM)、の3部より成る。CPMは主として子供や高齢者、脳障害患者用、 SPMは普通の成人用、 APMは優秀な成人用である。CPMのみ日本版が出版されているが、問題は外国版と同じである。法則性のある幾何学図形が与えられ、一箇所欠けている図柄を選択肢より選ばせる課題である。課題内容からもわかるとおり回答に際しては特別な知識や言語理解を必要とせず、国際的に同じ基準で採点が可能であるので、[[神経心理学]]の分野では世界的に著名な検査である。しかし、ニュージーランドの[[フリン]]らの研究では、このテストは時代による成績の向上が著しく、その原因をめぐってはいまだ定説はない。諸国民の間の成績の差も顕著であるが、同じ理由により、それを素質の差とみなすことは性急であろう。
 
[[Category:心理検査|れえうんせんしんてきまとりつくすけんさ]]
[[Category:知能|れえうんせんしんてきまとりつくすけんさ]]