「メークローン川」の版間の差分

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源流は[[カーンチャナブリー県]]北部の[[クアンシーナカリン国立公園]]にありカーンチャナブリー県、[[ラーチャブリー県]]、[[サムットソンクラーム県]]を経て、[[タイランド湾]]に注ぐ。
 
[[カーンチャナブリー]]の市街で[[クワイウェー川]]と合流するが、[[第二次世界大戦]]中に[[日本軍]]によって[[泰緬鉄道]]が敷設された際、カンチャナブリーでメークロン川を渡河する鉄橋(当時の名称は[[クウェー川鉄橋|メクロン河永久橋]])が建設され、その経緯を描いた[[1957年]]の映画「[[戦場にかける橋]]」(原題:The Bridge on The River KWAI)がヒットしたことにより、橋が架かっている川こそがクワイウェー川であるとの誤った認識が広まった。このため[[1960年]]頃、架橋地点を含む、クウェー川との合流地点から上流部分を「クウェー・ヤイ(Khwae Yai)」(大クワイウェー川の意味)と改称し、合流するクワイウェー川を「クウェー・ノイ(Khwae Noi)」(小クワイウェー川の意味)とした。合流地点から下流はそのままメークロン川と呼ばれている。
 
比較的開発の進んだ河川であり、クアンシーナカリン国立公園内には、[[シーナカリンダム]]があり、カーンチャナブリー県タームワン郡に[[ワチラーロンコーン]]ダムがある。下流では周辺地域への運河が多く建設されており、水上マーケットとして有名な[[ダムヌーンサドゥワック水上市場]]も、メクロン川の水系にある。
 
[[2006年]]に新種の淡水に生息するエイが発見され「メークロンエイ」(Himantura kittipong)と名付けられた。