「アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群」の版間の差分

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「'''[[アルル]]のローマ遺跡とロマネスク様式建造物群'''」は、[[フランス]]・[[プロヴァンス]]地方にある[[国際連合教育科学文化機関|ユネスコ]][[世界遺産]]のひとつ。
 
[[アルル]]は、[[古代ローマ]]時代にはプロヴァンス屈指の大都市として繁栄した時期があり、市内の随所に当時の遺跡がある。また、中世には[[サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路]]のうち、南仏を通るトゥールーズの道の始点になっていたことから、巡礼者たちで賑わった。世界遺産に登録されたのは、これらの時代をしのばせる古代ローマ時代の遺跡・遺構7件と[[ロマネスク]]期の教会が1件である。また、これらは世界遺産「[[フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路]]」の一部として、重複して登録されている。
 
なお、当初の登録名は "Roman and Romanesque Monuments of Arles" だったが、2006年に "Arles, Roman and Romanesque Monuments" に変更された(当項目では便宜上訳し分けを行わない)。
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== [[円形闘技場_(アルル)|円形闘技場]] ==
{{CommonsCommonscat|Category:Amphitheater (Arles)|アルルの円形闘技場}}
 
アルルの円形闘技場 (Les Arènes ; ID164-001)は、古代ローマ時代の[[アンフィテアトルム]]の一つで、1世紀末頃に建造された。当時は3層構造で2万人を収容できたとされるが、現存するのは2層のみで、最上層は失われている。それでも、アルルに現存する古代ローマ遺跡の中では最大のものである。
 
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== [[アリスカン]] ==
{{CommonsCommonscat|Category:Alyscamps|アリスカン}}
 
アリスカン (Les Alyscamps ; ID164-006)は、ローマ時代から存在する大墓地である。13世紀頃まで墓所として名高く、多くの墓が作られたが、[[ルネサンス]]期以降に美しい彫刻が施された石棺が持ち去られたり、建材に流用されるなどした。
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== 外部リンク ==
{{Commons|Category:Amphitheater (Arles)|アルルの円形闘技場}}
{{Commons|Category:Church_of_St._Trophime|サン・トロフィーム教会}}
{{Commons|Category:Alyscamps|アリスカン}}
* [http://www.tourisme.ville-arles.fr/jp/index_jp.php アルル市観光案内所公式ページ(日本語)]