「国勢調査指定地域」の版間の差分

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'''CDP'''('''census-designated place''', 国勢調査指定地域)は、[[アメリカ合衆国統計局]]の統計上の報告のために便宜上作られた、アメリカ合衆国の地方行政区分の呼び名のひとつ。CDPは個別の行政法人(市役所や役場、市町村議会など)を持たないが、それ以は普通の市町村(city, village, townshipなど)によく似ている。
 
メリカは行政上の区分以外にも、学校区や警察、水道、ガス、消防、選挙などがそれぞれ独自の区分(特別目的地方政府)があり、これらは日本のように必ずしも地方行政区分と一致していない。地方自治体は住民の総意で法人化されるので、人口の大小には関係なくCDPは存在する。CDPの人口の報告は、そのまま郡の人口の統計に組み込まれている。
 
CDPは、統計上のデータのためにエリアをまとめて呼んではいるが、通常はその地名によって周辺住民の誰もが認識できる。自治法人がないので、行政のある自治体(Incorporated Area)に対して Unincorporated Area (非法人地域)とも呼ばれる。
 
CDPの境界は、近隣の自治体やネイティブアメリカン部族によって定義されるかもしれないが、それは地方自治体の状態には影響しない。あくまでも統計局の調査のための恣意的な境界の線引きであるため、人口動態のパターンによっては変更されるかもしれないし、その名前も地元の理解とは異なる場合もある。
 
唯一、ハワイ州における郡以下の法人化された場所は、統計局の調査ではまったく反映されない。統計の調査上は、ハワイのすべての場所のデータはCDPのものとなっている。
 
==関連項目==
[[アメリカ合衆国の地方行政区画]]
 
[[en:Census-designated place]]