「電子手帳」の版間の差分

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登場当初から1990年代初頭に到るまでのこれら電子機器は、ボタンや薄型のフィルムスイッチ(今日でも薄型電卓に見られる、凹凸の無い印刷面を押すと、ほんの僅かに凹んで入力できるもの)が大半であったが、高機能化が進む段階で、[[タッチパネル]]による物が[[キヤノン]]([[1989年]]・AIノート・A4[[ノート#ノートブックの種類|大学ノート]]を3~4冊重ねたサイズ)や[[ソニー]]([[1990年]]~[[1993年]]・PalmTop・現在のA5サブ[[ノートパソコン]]を1.5倍程した厚さ)から発売されたが、当時の技術的な限界から、手帳と呼ぶにはあまりに大き過ぎ、高機能化の限界による市場飽和状態に陥った。
 
一方、旧来から紙の手帳を出していた[[製紙]]業界から、自由にページを差し替えて長く使える[[システム手帳]]が相次いで発売され、次第にそちらへと整理下手な消費者の嗜好が移行し、電子手帳派とシステム手帳派に分断される事と成った。なお現在システム手帳と呼ばれる製品の原型は、1920年にイギリスで発売された6穴[[バインダー]]手帳であるが、日本では1980年代後半から次第に勢力を伸ばし、1990年代中葉には[[ファッショナブル]]であるとして、下は中高生から上は企業経営者に到るまで幅広く普及し、現在に至っている。
 
===衰退===