「フィレンツェの悲劇」の版間の差分

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やがてシモーネが立ち去ると、グィードとビアンカだけが舞台に残され、二人の恋人同士は互いの愛情を口にする。グィードが帰宅しようとしたその時、シモーネはグィードに決闘を挑む。初めは剣で、次に刀で命がけの決闘であった。とうとうシモーネがグィードの首を締め上げる。それまで「シモーネを殺して」と叫んでいたビアンカであったが、やにわにシモーネに近寄ると、「知らなかった。貴方がこんなに強いだなんて」と言って夫に擦り寄って行く。シモーネも「お前がこんなに美しかったとはね」と言ってビアンカを抱き寄せる。そして幕が下りる。
 
:《こびと》が美しさと残酷さをテーマにしているのに対し、《フィレンツェの悲劇》は、力([[権力]][[暴]])と若さと[[エロス]]のうち、いずれが現世で勝つかというテーマで貫かれている。