「ネジキ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Ks (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
m 一部追加。
20行目:
{{生物_終了}}
 
'''ネジキ'''(捩木)とは、[[ツツジ科]]の植物の一種。本州、四国、九州の山地に自生する落葉小高木。学名''Lyonia ovalifolia'' subsp. ''neziki''([[シノニム]]:''Lyonia neziki''、''Lyonia ovalifolia'' var. ''elliptica''、''Pieris elliptica'')。
 
5~6月頃、白いつぼ形の花を咲かせる。幹が少しねじれることが名前の由来である。このことは白っぽくて縦に細くはがれる樹皮でも見て取れるが、材その物もねじれているため、かつて燃料を薪に頼った頃には、割りにくい木として有名であったらしい。庭園樹として栽培されることがある。
 
近縁種である[[アセビ]]などと同様有毒植物であり、[[テルペノイド]]の[[グラヤノトキシン]](grayanotoxin)I~IIIなどを含む。かつて、[[島根県]]の三瓶地方では「霧酔病」といわれる牛や馬の原因不明の疾病が流行ったが、これはネジキを食べたことによる中毒であることが後に判明した。 
 
{{commons|Lyonia ovalifolia}}
28 ⟶ 30行目:
 
[[Category:ツツジ科|ねしき]]
[[Category:有毒植物|ねしき]]