「ジェーシービー」の版間の差分

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|従業員数 = 2552人
|決算期 =
|主要株主 = 株式会社[[りそな銀行]](9(9.98%)<br />ジェーシービー従業員持株会(8(8.39%)<br />株式会社[[三菱東京UFJ銀行]](7(7.07%)<br />[[太陽生命保険]]株式会社(6(6.98%)<br />株式会社[[三井住友銀行]](6(6.87%)<br />[[TIS (株式会社)|TIS株式会社]](3(3.51%)<br />[[三菱UFJ信託銀行]]株式会社(3(3.47%)<br />[[大同生命保険]]株式会社(3(3.43%)<br />三信株式会社(3(3.42%)<br />[[日本興亜損害保険]]株式会社(3(3.06%)<br />([[2006年]][[3月31日]]現在)
|主要子会社 =
|関係する人物 =
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|特記事項 = 株式会社りそな銀行の[[親会社]]である株式会社[[りそなホールディングス]]の2006年[[7月13日]]の[[ニュースリリース]]([http://www.resona-gr.co.jp/holdings/news/newsrelease/pdf/180713_1a.pdf クレジットカード事業に関する資本・業務戦略について])に拠れば、同行は、ジェーシービーの株式(以下「JCB株」)を[[オリックス (企業)|オリックス株式会社]]及び野村グループに譲渡する事とし、同行からJCB株を譲り受ける[[野村ホールディングス]]株式会社の同年同月同日のニュースリリース([http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/holdings/20060713/20060713.html JCB株式の取得について])に拠れば、同年同月19日にJCB株を取得している。また、同ニュースリリースに拠れば、同社の[[子会社]]である[[野村證券]]株式会社は、同日に[[野村信託銀行]]信託口を通じてJCB株を取得している。
}}
'''株式会社ジェーシービー'''('''JCB Co., Ltd.''')は、[[日本]]の[[クレジットカード]]会社である。
 
'''株式会社ジェーシービー'''('''JCB Co., Ltd.''')は、[[日本]]の[[クレジットカード]]会社である。
 
==概説==
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[[ICカード]]開発で先行しており、また、[[オリックス (企業)|オリックス株式会社]]と包括的な業務提携を行う事で決済ソリューションの強化に注力している。
 
社名は前身の「日本クレジットビューロー」(''Japan Credit Bureau'')の頭文字から、JCBブランドマークの青・赤・緑は設立に関わった当時の旧[[UFJ信託銀行|東洋信託銀行]](青)・旧[[日本信販]](赤)・旧[[三和銀行]](緑)の[[コーポレートカラー]]を採ったものである(なお、現在では旧東洋信託銀行が[[三菱UFJ信託銀行]]、日本信販は[[UFJニコス]]、三和銀行は、2002年1月15日に[[東海銀行]]と合併し[[UFJ銀行]]となり、2006年1月1日に[[東京三菱銀行]]に合併され[[三菱東京UFJ銀行]]となっている)。
 
ブランドのスローガンは'''future,together.'''、「JCBを世界で通用する国際クレジットカードブランド」にすることを目指している。
 
海外進出当時はある意味でその無謀さを「ドン・キホーテ カード」と言われたこともある。また、一部では日本国産ということから'''「サムライカード」'''という愛称を用いられる場合が稀にある。(文芸春秋社刊 湯谷昇羊著 「サムライカード、世界へ」にサムライカードの記述あり))。
 
*本社等の所在地
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==沿革==
*[[1961年]] [[日本信販]]と三和銀行(現[[三菱東京UFJ銀行]])によって「株式会社日本クレジットビューロー(JCB)(JCB)」設立(日本で2番目のクレジットカード会社。1番目は日本ダイナースクラブ)。翌年、大阪を本拠地とする大阪信用販売(大信販、現[[アプラス]])と三和銀行(現[[三菱東京UFJ銀行]])によって「株式会社大阪クレジットビューロー(OCB)(OCB)」設立。
*[[1967年]] [[アメリカン・エキスプレス]]と提携し国際カード発行開始。
*[[1968年]] [[北海道拓殖銀行]]と「北海道クレジットビューロー(HCB)(HCB)」を設立。
*[[1968年]] JCBとOCBが合併(株式会社大阪クレジットビューロー(OCB)(OCB)が存続会社となり、JCBは解散)し、同時に社名を株式会社日本クレジットビューロー(JCB)(JCB)に変更した。
*[[1978年]] 社名を現在の「株式会社ジェーシービー」に変更。
*[[1981年]] 日本のカード会社として初めて、独自の国際展開をスタートさせる。香港に現地法人JCB ASIAを設立し現地の銀行OTBと提携し加盟店開拓を開始。
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*[[1990年]] アッパープレミアムカード(一般にいうプラチナカード)である「ザ・クラス」、若年層向けゴールドカード「ネクサス」発行開始。
*[[1994年]] 三鷹市にカードセンターを開設。
*[[1998年]] [[北海道拓殖銀行]]破たんに伴い、北海道クレジットビューロー('''HCB''')を「株式会社ジェーシービー北海道」として子会社化。
*[[2001年]] 画期的なリボルビング払い専用カード「JCB Arubara」発行開始。
*[[2005年]] 株式会社ジェーシービー北海道を吸収合併。
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JCBのロゴマークを付けたクレジットカードは全てがJCBカードであり、世界の国及び地域のJCBの加盟店で利用する事が出来、また、[[#JCBブランドのサービス|JCBブランドのサービス]]を利用する事が出来る。但し、キャンペーンは全ての[[#JCBブランドカード発行会社|JCBブランドカード発行会社]]が対象となるとは限らない。
 
===JCBブランドのサービス===
====空港ラウンジ====
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==JCBカードの発行形態==
ジェーシービー及びジェーシービーのフランチャイジー(これらをジェーシービーは[[JCBグループ]]と総称している)が発行するJCBカードの外、日本と海外で次の様な発行形態がある。
 
===日本===
:''具体的な発行会社は「[[#日本のJCBカード発行会社|日本のJCBカード発行会社]]」を参照。''
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==JCBグループが発行する主なクレジットカード==
*ここではプロパーカードの類を掲載した。年会費は税込。提携カードは[[提携カード]]項に掲載の事。
 
===スタンダード===
2002年頃から使われている本体と一部FC会社発行の券面デザインは、中央に[[ブラックホール]]のような[[渦巻き]]が描かれており、種類によってその全体色とロゴタイプの色が変わる。
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;JCBゴールド
スタンダードなゴールドカード。「犯罪被害傷害保険」や「[[空き巣]]被害見舞金」が付帯されているのが特徴。
2004年度からネクサス(ヤングゴールドカード)を統合した為、入会資格が20歳以上となり、限度額も低めに設定(50万円~)~)されている。年会費は1万500円。
;JCBザ・クラス
JCBでの最上級カードで、利用実績または年収等で入会が許されるもの。[[バブル期]]にスーパーゴールドカードとして発行開始されたが2005年発行分から券面が[[ブラックカード]]となる。年会費は5万2500円。
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===支払可変型===
;Arubara(アルバラ・地紋が旧JCBデザインで水色)/X-Times(エックスタイムス・白黒地に黄色文字)
2001年に発行開始されたアルバラは、使った分全てがリボ払い('''あるとき払い''')となり、OkiDokiポイントが通常の2倍積算となる。また、リボルビング専用では初めて未成年学生にも発行するカードであり、若年層をターゲットにしたものである。<br>規定の締め日までにその利用分(残債)全額を翌月一括払いに(指定)する事で、リボの手数料(利息)がかからずにポイント2倍とする技も有ってか、発行開始から暫くの間人気カードとなった。<br>その後2004年からは総限度額をカードローン利用に充当した「Arubara<タイプL>」も発行開始している。
規定の締め日までにその利用分(残債)全額を翌月一括払いに(指定)する事で、リボの手数料(利息)がかからずにポイント2倍とする技も有ってか、発行開始から暫くの間人気カードとなった。<br>
その後2004年からは総限度額をカードローン利用に充当した「Arubara<タイプL>」も発行開始している。
 
'''X-Times'''は「あるとき払い」ではなく、締め日までに指定が無ければ原則全ての利用分が「分割10回払い」となるもので2001年から発行開始された。
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男性で29歳以下をターゲットに2003年11月から断続的に10ヶ月間限定で試験発行されたカードで、LINDAの男性版のようなサービスを備えていた。券面が全面黒色でクールなカード。
;E.GO(イーゴ)
U-29を進化させたもので「男を磨く」をコンセプトにしており、それに沿った内容の会報誌等が明細書に同封される。<br>
限度額3万円の一括払い専用の「SakuttoCashing」や利用額1%キャッシュバック、プレーンな3種類の券面デザインが特色の他、LINDAとのコラボレーション企画(LINDA女性会員と合わせて優待など)も不定期に行われてる。月会費105円で一定条件を満たすと無料
月会費105円で一定条件を満たすと無料。
 
==JCBグループのサービス==
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*[[純金積立|純金・プラチナ積立]]-[[三菱商事]]のサービスで、JCBで月々の積立額を決済できる。
*[[寄付]]-災害発生時の義援金や[[24時間テレビ]]への寄付がJCBのサイト若しくは電話から行える。
 
===ポイントサービス===
*'''OkiDokiポイントプログラム'''(2002年~)
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==JCB QUOカード==
JCB QUOカードは、2005年のジェーシービーと(株)クオカードの業務提携によって2006年から発行が開始された[[QUOカード]]。<br>JCBギフトカードが取り扱えずにQUOカードが使える[[コンビニエンスストア]]等での利用を想定した新たなギフトカードとしてジェーシービーから発行されるが、使い勝手はQUOカードと全く同一である。
JCBギフトカードが取り扱えずにQUOカードが使える[[コンビニエンスストア]]等での利用を想定した新たなギフトカードとしてジェーシービーから発行されるが、使い勝手はQUOカードと全く同一である。
 
==クレジットカード業務受託事業==
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ジェーシービーは、[[東京ディズニーランド]]・[[東京ディズニーシー]]の参加企業([[スポンサー|オフィシャルスポンサー]])としても有名である。
 
東京ディズニーリゾートの参加企業として提供しているのは、「[[ミクロアドベンチャー]]」(ランド)・「[[ストームライダー]]」(シー)の2つの[[アトラクション]]である。また、東京ディズニーリゾートの「オフィシャルカード」にもなっている。両パーク内では、ジェーシービー以外の主要クレジットカードも使うことができるが、ジェーシービーがオフィシャルカードとして、レジなどで大きくロゴが掲げられていることから、ジェーシービー以外のカードは使用できないと誤解している利用者もいる。また、カード利用者を対象とした3万人規模の「東京ディズニーリゾートご招待キャンペーン」を頻繁に開催している。なお、世界のディズニー・テーマパークの中で、ジェーシービーがオフィシャルカードになっているのは東京ディズニーリゾートのみで、他のテーマパークではアメリカ・ディズニー社とスポンサー契約を結んでいる「[[ビザ|VISA]]」がオフィシャルカードになっている。
 
現在、「企業イメージCM」として、東京ディズニーシーのものが流されている。[[2007年]][[1月]]現在、東京ディズニーリゾート参加企業の中で、CMで東京ディズニーリゾートの風景を扱っているのは、ジェーシービーだけである。
 
==その他==
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==日本のJCBカード発行会社==
ここでは、日本のJCBカード発行会社を挙げる。但し、[[会社法]]に定める[[会社]]以外の[[法人]]も含まれる。
 
===JCBグループ===
「[[JCBグループ]]」の項目を参照せよ
 
===JCBブランドカード発行会社===
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*株式会社宮崎信販
*モデルクレジット株式会社
*[[やまぎんジェーシービーカード]]株式会社 (JCBグループでもある)
*株式会社[[UCS]]
*株式会社[[ゆめカード]]
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==協賛・スポンサー==
*[[JCB・MEP賞]]([[セントラル・リーグ]])
*[[JCBクラシック仙台]] (ゴルフトーナメント)
*[[アジアサッカー連盟]](オフィシャルスポンサー)
*[[東京ディズニーリゾート]] (オフィシャルスポンサー)
**[[ストームライダー]] ([[東京ディズニーシー]]にある、ジェーシービーがスポンサーになっているアトラクション)
*[[24時間テレビ]] 「愛は地球を救う」]]([[日本テレビ系列]]の[[チャリティー]]番組。カード決済による募金を受付)
 
==関連項目==
*[[クレジットカード (日本)]]
*[[提携カード]]
*[[QUICPay]](非接触ICカード)
*[[モバイル決済推進協議会]]
*[[PiTaPa]](非接触ICカード)
*[[PASMO]](非接触ICカード)
*[[Edy]](非接触ICカード)
 
==外部リンク==
*[http://www.jcbcorporate.com/ 株式会社ジェーシービー (JCB企業情報サイト)]
*[http://www.jcb-global.com/ JCBグローバルサイト]
*[http://www.jcb.co.jp/ JCBカード]