「鰻の幇間」の版間の差分

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夏の盛りの真っ昼間。野ダイコの一八は、知り合いの姐さんたちのところを回って食事にありつこうとするがみんな留守。焦った彼は、通りかかった「どこかで見たような男」を取り巻いて、必死で昼飯にありつこうとする。首尾よく(汚い)鰻屋に連れて行ってもらうが、この男、とんでもなくしたたかな性格で、のらりくらりと探りをかわし、一八を残して食い逃げする。その上お土産を二人前(話によっては十人前)も持って帰っていたために、一八は全部自腹を切らされてしまう。おまけに、芸人自慢の下駄までもっていかれていた(余りに酷なためか、噺家によっては、ここまでは演らない。5代目の志ん生は演っていた)。
 
 
== 概説 ==
圓生の洒脱さや可楽の渋さも捨てがたく、好みの別れるところである。文楽は悲喜劇として演じ、志ん生は喜劇として演じていると評された。また柳好は、自身が幇間をしていた事もあり、自然体でもっとも幇間に近いと絶賛された。
 
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